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十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

歩道を自転車が走れなくなる

2011年12月02日 | 道楽

 警察庁は自転車交通秩序の総合対策として、現在幅2メートル以上の歩道で自転車の通行が認められているがこれを3メートル以上にするらしい。

 確かにブレーキのない競技用自転車やスピードを出しすぎる自転車による事故が増えているが、そのことを理由に自転車を車道に追いやるのは如何なものかと思う。
 老人や幼児2人を乗せた自転車などとても車道を走れるものではないと思う。レーンがきちんと引かれて走行帯がはっきりしているものでも必ずそこに駐停車している車があって自動車のレーンまで出ていかなければならない。バックミラーをつけているわけでなく後方を気にしながら出ていくのは危険という他ない。自動車にとっても迷惑な話である。
ブレーキなしの競技用自転車等滅多に見かけるものでないしきちんと取り締まればいいのである。

 そもそもなぜ自転車の歩道通行を認めたか、その原点をよく考えるべきだと思うのである。
 自転車同士の事故ならたまに死亡事故もあるがその程度はしれている。相手が自動車となるとそうはいかない。自転車に乗った親子3人交通事故死なんて記事が新聞に出ること間違いない。これをこんな改正いや改悪を考えている警察庁の官僚はどう読むことになるのだろう。

 吾輩も前の道交法改正で自転車は車道走行を原則とすることになったので車道を走ってみたが駐停車する車だらけで危なくて走れたものではない。歩行者には迷惑だが歩道を走ることが多い。走らせていただくという気持ちで走っている。

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