退職者の会に参加しているが、地域ごとに支部があり役員を引き受けてくれないかと、この春頼まれたが断った。そしたら地域行事の中で手助けしてくれないかということで囲碁ならやったことがあるので負担にならない程度に引き受けることにした。
2ヶ月に1回大会を開くというので昨日午後会場の碁会所へ出かけた。1時からなので15分前ぐらいに店についたが店前に2人の年配男性が立っていてどうやら参加者らしい。声を掛けてきたので挨拶を交わし、話を始めたところで店のおばさんがやってきて鍵を開けたので中に入った。
集まった参加者は全部で6人、以外に少人数。手合割を決めるのに棋力を聞かれたので、「天ぷら初段の人とチョボチョボ」と答えた。それで初段よりちょっと下の点数で310点が持ち点で成績次第で調整するということ、この点数の差で置き石の数を決めるということなのである。
何せ人を相手の実戦は30年ぶり、30年前は昼の休憩時間に囲碁好きの人と40分ぐらいで決着する早碁を楽しんだだけだが、結構本を読んだりTVの対局を見たり好きな遊びであった。
碁会所は1度入ったことがあったが当時は店内でタバコを吸う人が多くていっぺんに嫌になってしまったことがあって職場での相手がいなくても碁会所へは行かなかった。
今回の会場は禁煙になっているのでその点タバコの煙に悩まされることはない。
入場料は700円。閉店まで好きなだけおれるから安い遊び料である。
対戦は4回、とにかく私が一番弱いので1回戦は6子局、相手が高段者でも6子もおいてもらえばそうそう負けることはないと思っていたら勝ってしまった。2回戦は2子局、攻め過ぎて見落とし逆転敗退。3回戦は先番、これも攻め過ぎて大石が死んで投了。4回戦は5子局、定石を忘れていて最初から大損、あせって上手相手に劫を仕掛けて結局大損し15目負け。
初戦の成績は1勝3敗。3敗も大ミスがなければ勝てていたかも知れない感触なので次回にもう少しは成績を上げたいと思う。
囲碁は頭の体操になるし年をとってからも楽しめる、趣味としては上等の部類でお勧めできるものである。