月曜日に退職者による親睦の碁会があったので参加してきた。
8人参加で4戦し成績は2勝2敗、5分の成績では賞に与りにくいのだが、2敗した相手が1位、2位だったのでそれに続く成績だったから3位となった。
面白かったのは2戦目、早い段階で自分の石が死に、その部分だけで50目くらいの差が付けられてしまった。早々に投了というところだが、時間がたっぷりとあったのでどこまで挽回できるか、試しのつもりで打ち続けた。こっちは破れかぶれで無理な手を打つと相手も勝ったつもりだしあまり無茶せず安全に対応していたので終局が近づいた時点で全体で20目ぐらいの差になっていた。
最終、右下角で半劫が残り、劫争いになったので、「よし、最後のこの劫争いは負けんぞ」と独り言を言ったら、相手もそれに付き合ってくれた。何回か取り合いを繰り返したところで互いに3手、3手で攻め合いになっているところがあって、それまで内からダメを詰めていたのを外ダメを詰めたら、劫材がなくなって諦めたと勘違いして相手はその劫を接いだ。それでその競り合い箇所で手勝ちして10数目の相手の石を取って逆転。
まあ、滅多にないことが起こってしまったが、20目勝つのも21目勝つのも違いはないのだから早めに勝負をつけておくことが大事ということだ。