仏教学者 佐々木閑 花園大学 教授のユーチューブのおける新しい講義が始まった。
「出家的に生きるために」というタイトルである。
的がついていることから意味的には在家の人達に向けたものと思われる。
在家者が出家的に生きるのは仏教を信奉する者にとって当たり前のように思われるが、かくいう私は在家得度を受けているのでそれに類するものと思っている。在家出家である。
この在家出家は在家と出家の折衷というような中途半端なものではなく、ある時は在家であり、また、ある時は出家であるといった生き方であることを知っておく必要がある。
さて、在家出家という言葉を使ったが、逆の出家在家という言葉が考えられる。
これは出家が家庭を持ち在家的に生きているという意味とすると、それは果たして出家と言えるのかどうか。
とすると、出家と呼ばれる方々も在家出家を生きるしかないと思う。
日本には例外はあれど在家出家しかいないのではないか、
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