重心を、本来の土台としての
低い位置にたもつには
自分の体と、そして
身近な自然とつながっている
暮らしが肝要ですが
その土地の生き物や植物は
代々そこの環境に適応しながら
子孫をのこしてきた、
地域ごとの固有種といってもよい。
ニホンオオカミ、とか
ニホンカワウソというのも
広いくくりで、本来は
秩父おおかみ、とか
利根川カワウソのような
一族でしょう。
その地の種が絶滅して
他から連れてきても、
やはり永い間に適応した
DNAの違いがあって難しいようです。
いま、この地にいる生き物たちは
かけがえのない
この地の自然そのもの、
愛すべき妖精であり天使。
そう考えると、
新宿ノウサギや
浅草きつねは
既に絶滅してしまった。
たのしい、大切な仲間たちを
子孫にのこすには
地球規模、国規模というよりも
今くらしている身の回りに
生きている命に目を向けることから
はじまる。
もし近所に
野うさぎ、きじ、どじょう、たなご
いもり、かえる、へび、いしがめなど
が息づいていたら、
そこは人にとっても
ありがたい環境として
見直してみてください。
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