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朝起きて 庭を掘ってたら、
きれいな小さいタイルがピコピコと出てきた。
3cm角の四角いのや、昔の風呂場のような円形の。
ちょうど、手洗いの前にかける鏡の周りに
タイルを貼りたいと思っていたので
これは使えそう。
土に埋もれていたものの、つるんとてかっている。

まだまだ、美しい宝タイルが眠っているかもしれない。
今度また発掘してみよう。

そういえば幼稚園時、園庭の人工芝のすき間に
きらめく小さいビーズが隠れていて、
みんなでしゃがみこんで探していた。

誰かがこぼしたのか、先生がこっそり撒いたのか。
たくさんありすぎても楽しくないが、。
タイルは利用したいので
いっぱい出たら嬉しい。

こういう楽しさは、潮干狩りのごとき
何がでるか分からないわくわくで、
結局何もなくても無心の時間に
色々しみじみと思い出したり
ひらめいたりする。
遊園地のような用意された遊びとはまた別のステージ。

宝ものは、ほんの身近であなたを待ちつづけてる。
いつもと違う視点や行動パターンで
目から矢を抜けば、
遠くの星よりも新鮮な世界が
すぐ真横に現れるかもしれない。

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