・タマゴが好きだ。
が、好き過ぎて買いたいタマゴが無い。
2ヶ月に1度くらい、手が伸びる卵に出逢える。
庭付きの家を建てたら、名古屋コーチンを買いたい。
床下のアオダイショウ、きっと共存してくれるさ。
ヘビの通れない金網の小屋があればよいが、
放し飼いしたいので、多少のおすそわけは止むを得ない。
庭の樹の枝に立派なオンドリが止まっているのを仰ぎ見るのが理想。
・雄の老鶏は、10代の女性がお客に来たときにシチューになってもらう。
毎日一緒に暮らしている鶏の命をもらうのは時の止まる出来事だが、
数日前から向き合って、声なき会話を続ける。
すると客の訪れる前夜の夢におんどりが現れる。
「今日までありがとう。明日、歓んで人の一部となり、
これからも共に歩んでいきます。」
恐怖の殺生ではなく、互いの理解の上でのフュージョン。
生きていく為に動物の命を頂戴する上では、
たとえ自己満足の思い込みであったにせよ、謙虚を貫きたい。
・植物も動物も微生物も、同じ食物連鎖を循環する命を抱いている。
野菜も動物(鳥のフンや虫の死骸が分解したもの)を食べて生きている。
地球の生態系のはじまりのはじまりは、北極の氷の下、
通過したお陽さまのひかる海中で発生する植物プランクトンと、
海底から沸き上がるマグマ周りのお湯に発生する動物プランクトン。
後者が前者を捕食し(結ばれ)て、その栄養エネルギー環境に
新たしき生命出現。
そんな組み合わせが、進化論的に新しい種を生むのではなく、
栄養摂取も含めたある環境が整ったとき、そこにフィットする者が
姿を現す。もともと様々な生命情報は存在していて、あとは
ラジオの周波数が合ったときのように、場所、器の準備ができると
突然変異の形で降臨する。
・タマゴの殻がいぱーい貯まったら、粉状にして漆喰材料に使ってみたい。
・ジュウシマツの巣材に使うシュロ(ヤシみたいな風情の樹)の幹の毛と、
放射状の葉っぱを組み合わせた、面白いカゴを編んでみたい。
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