こっちゃ多摩地方、川原に草が繁るし見上げりゃ山々。
そんな風景が、浅草生まれには新鮮だ。
僕は移動性で器を選ばず、また持っていない。
だから、浅草のベランダで鶏を飼ったり
ビルの屋上に水田や麦畑も作った。
器を求めてる僕だから、
うつわ中の器である風呂敷と相性がよいのかな。
さて、午後に出先でおやつパンをいただきましたが、
お茶が飲みたくなった。
すると、目の前にはビンに生けてある茶の木。
鮮やかな緑色の葉が、
しっかりと生き生きしている。
聞けば、鹿児島の知覧の無農薬の茶畑のもの。
試しに葉をちょっと摘んで咀嚼すると、
初めは苦味は無くも普通の葉っぱぽいのが、
舌の奥の方で茶の味わいジュワリと広がった。
生茶葉かみかみ、湯をすするのも一興ぢゃ。
チャドクガにでもなった氣分だが、
こんだけいきいきした樹には虫も付かなそう。
(夜、風呂上がり)
まなんで、裸のままでパソコンに向かうのをやめ
服を着たらさほど冷えなくなった。
当たり前のことだけど、体感しながら徐々に変化。
最近、フリカケを食べていない。
商店の家で育ったから、
濃い目のおかずらをよよいとご飯に乗せ
かっかと食べる。
美味しい佃煮数種とご飯があれば満足です。
よく練った納豆をご飯に乗せ、
ふりかけをかけて食べるのも好きだった。
(翌朝)
昨日支払いを終え、いよいよ
110×115cmの大アサ中厚地きなり色風呂敷の製作を開始します。
特徴
・たっぷり大サイズで、日常、アウトドア、非常時何でも役立つ。
・丈夫で裂けにくく長持ち
・濡れても強く、乾きやすい。静電気が起きず汚れにくい。
繊維が炭のごとき多孔質で、汗など付いても臭わない。
11年目にしてようやく、
夢の風呂敷のひとつのかたちが完成です。
1万年前から400年前まで日本で使われてきた
丈夫な大アサ100%素材。
これでぜひとも、非常時にも大いに役立つ
素晴らしい風呂敷を作りたいと思い試作を重ねた。
江戸時代から、肌に柔らかい木綿(はじめは輸入)が流通するが、
湿度の高い日本では特に生地の劣化が早いため、
藍染め+刺し子(布を重ねて刺繍)によって
木綿を丈夫にしてきた。
今回の大アサ風呂敷は
もちろん藍染め版も作りますが、
ほんのり卵色のキナリのままでも
丈夫でしっかりと使えます。
織りがよくてごわごわせず、肌にもやさしい。
来月12月末までにはある程度の枚数を
完成させる予定ですが、
もし欲しいという方は予約を承ります。
家宝にしてください。
(もちろん使いながら)
1枚 5000円 です。
お問い合わせは isamix@gmail.com まで。
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