ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



風呂敷の使い方や藍染のデザイン以外で、
久しぶりにイラストを描いた。

何だか、色んな想いが詰まっている絵になった。
絵を描くのは僕自身の癒しになっていると
ある友達から言われたが、確かにそうかも。
絵の中で明暗や色のバランスを取ることが、
自分自身の軸の調整になりそうだ。

1つ感じたのは、やはり絵しょっちゅう(できれば毎日)
描いたほうがよいということ。
たまにだと、色々な思いが集まりすぎて
ごちゃごちゃな絵になりがちだ。
毎日描けば、手も慣れてくるし
その日その日の氣分が如実に出るスナオな絵となる。
暗い絵の日もあるかもしれないが、
すかっと晴れた青空のような絵だって現れる。
よし、明日も描こう。

今日の午後は、小風呂敷に藍のろうけつ染めもした。
ミルクパン(小鍋)で溶かした蜜ろうに
筆を浸し、描いてから染めると
そこだけ抜けて柄になるという仕組みだが、
絞ったときにろうがひび割れて染め液が入ったりするから
クリヤに白く抜くのはちょいと難い。

まあ、ぎゅっと絞らないですればよいのかもだけど(明日以降試します)、
ろうけつ染めは、布に残ったろうを取り除くのもひと仕事。
湯を沸かした鍋に布を沈め、溶けて浮いたろうが冷え固まるまで待つ。

他には、ガムテープの強力なの(布テープ)を図柄に切り抜いて、
布の両面から貼り付けて染める方法もある。
ガムテープといえど水中でははがれやすいから、
貼ったら一晩は置くとよいという。

今日はなかなか寒い日だったけど
家でオイルヒーター抱いててもあれだから、
用事の前に、ちょっと近所を散策した。
日野には雑木林の繁る丘が多く、
いつでもハイキングを楽しめる。
豊田駅の北口を出て右へ進めば
すぐにたくさんの緑や泉に出逢える。
都心までの交通費はちょいと増えたが、
地元もいっぱい満喫しよ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




こっちゃ多摩地方、川原に草が繁るし見上げりゃ山々。
そんな風景が、浅草生まれには新鮮だ。

僕は移動性で器を選ばず、また持っていない。
だから、浅草のベランダで鶏を飼ったり
ビルの屋上に水田や麦畑も作った。

器を求めてる僕だから、
うつわ中の器である風呂敷と相性がよいのかな。

さて、午後に出先でおやつパンをいただきましたが、
お茶が飲みたくなった。
すると、目の前にはビンに生けてある茶の木。
鮮やかな緑色の葉が、
しっかりと生き生きしている。
聞けば、鹿児島の知覧の無農薬の茶畑のもの。

試しに葉をちょっと摘んで咀嚼すると、
初めは苦味は無くも普通の葉っぱぽいのが、
舌の奥の方で茶の味わいジュワリと広がった。

生茶葉かみかみ、湯をすするのも一興ぢゃ。
チャドクガにでもなった氣分だが、
こんだけいきいきした樹には虫も付かなそう。

(夜、風呂上がり)
まなんで、裸のままでパソコンに向かうのをやめ
服を着たらさほど冷えなくなった。
当たり前のことだけど、体感しながら徐々に変化。

最近、フリカケを食べていない。
商店の家で育ったから、
濃い目のおかずらをよよいとご飯に乗せ
かっかと食べる。
美味しい佃煮数種とご飯があれば満足です。
よく練った納豆をご飯に乗せ、
ふりかけをかけて食べるのも好きだった。

(翌朝)
昨日支払いを終え、いよいよ
110×115cmの大アサ中厚地きなり色風呂敷の製作を開始します。
特徴
・たっぷり大サイズで、日常、アウトドア、非常時何でも役立つ。
・丈夫で裂けにくく長持ち
・濡れても強く、乾きやすい。静電気が起きず汚れにくい。
繊維が炭のごとき多孔質で、汗など付いても臭わない。

11年目にしてようやく、
夢の風呂敷のひとつのかたちが完成です。
1万年前から400年前まで日本で使われてきた
丈夫な大アサ100%素材。
これでぜひとも、非常時にも大いに役立つ
素晴らしい風呂敷を作りたいと思い試作を重ねた。

江戸時代から、肌に柔らかい木綿(はじめは輸入)が流通するが、
湿度の高い日本では特に生地の劣化が早いため、
藍染め+刺し子(布を重ねて刺繍)によって
木綿を丈夫にしてきた。

今回の大アサ風呂敷は
もちろん藍染め版も作りますが、
ほんのり卵色のキナリのままでも
丈夫でしっかりと使えます。
織りがよくてごわごわせず、肌にもやさしい。

来月12月末までにはある程度の枚数を
完成させる予定ですが、
もし欲しいという方は予約を承ります。
家宝にしてください。
(もちろん使いながら)
1枚 5000円 です。
お問い合わせは isamix@gmail.com まで。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )