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写真は、樹のぼりの達人。

風ぬるみ 水面にちらり やせメダカ

このごろ、鉢植えにはもっぱら黒土を使ってますが、
そこにはちょいと石ころを混ぜています。
土には、石や砂利の多少混じりたるこそ自然であり、
それが水はけをよくしたり、微生物小動物の棲み家、
地盤の安定、ミネラルの溶出、電位差による電子の取り込み等
大切な機能を担っている。

また、落ち葉や枯れ草、草に覆われたるべき土の表面が
むき出しになるのも不自然なので、
移植後はワラくず等をかぶせておきます。
乾燥を防ぎ表層の微生物が活動しやすく、風による土の飛散も抑えます。

ワラが飛ばないように石ころや貝殻を乗せたり、
暖かい季節なら、繁ったセダム(コケのような植物)で覆う。

また、土表には細かにした卵の殻を撒くこともあります。
土自体は基本的に弱酸性なので石灰を混ぜるのは
バランスを崩しやすいが、表面に貝殻や卵のカラを散らす程度ならば
酸性雨の中和や、ダンゴ虫等の餌になって生態系に貢献する。

植物と虫は、本来協力し助けあえる関係で進化してきました。
そこに小動物の棲み家をつくることで、
植物はますます元氣に栄えます。

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