朝晩など涼しい日もふえてきました。
ちょっとした防寒グッズがふろしきでつくれます。
1.羽織り
夏でも、冷房が寒いときなどにおすすめ。背中の防寒。
大きめの風呂敷の、それぞれ隣の角同士を
ちいさめに真結び(普通のむすび)してから
両腕をとおして背中にしょうだけ。外で風が吹いても
舞い上がらず、すぐれもんだす。
2.ハラマキ
大きめのふろしきの、向かいの対角線の角を
ちいさめに真むすびしてから
結び目を真ん中に置く。次に、全体が横長になるように
半分に折り畳む。
これでポケットができるので、
ポケットの口が上になるようにお腹に巻いて後ろの角を
真むすびしてとめるが、結びにくいときは
前でむすんでから、結び目を後ろに回してもよい。
これを身につけてから上着を着てもよい。
3.マフラー
これは文章だと説明しにくいので、
以前イラストで紹介したことありますが、
風呂敷講座などで会ったときに言ってください。
まるでミルフィーユのように
10~12重にたたまれた布で、首まわりを2周するので
コンパクトながらあたたかくて非常に便利、かつおしゃれです。
普通のマフラーやスカーフでもできる巻き方です。
一応説明しておくと、大きめの風呂敷を三角に折り、
次に上の角からパタパタたたんでいくと、帯状になります。
これを首にかけますが、片側を短く、片側を長くします。
そして、長い方を短いほうの下に通し、
首の後ろをふわりと巻いてから、
(その続きの、角を入れるところが伝えにくいので)
自分で試して、見つけてみてください。
4.番外編 エリ
部屋の中など、マフラーを巻くのも場違いだが
首を温めるのによい結び方。
なんと小風呂敷が、立派で愛らしい襟になります。
これは、難しくはないが文章で説明するとマフラーよりも複雑になり
分かりにくくなるので直接お会いできた方への伝授と思いますが、
実は現在、インターネットページの
NHKWORLDの「Kawaii International」のバックナンバー
「Wrap it,Twist it」があと数日間だけ視聴でき、
その中で僕が身につけています。
この撮影時は
僕が風邪をこじらせてやっとこ回復した頃なので
だいぶ痩せていますが、
現在はみんなのご加護のおかげで
げんきにしています。
ともあれ、
風呂敷はレシピを見てがんばって覚えるという
ものでもなく、自らその場で工夫してきらくに試してみる
アドリブ創作料理と思って、遊びながら親しんでください。
そのためにも、いつもカバンにいちまいの風呂敷をたたんで
おくだけで、暮らしや仕事が豊かでたのしくなるはずです。
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