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うちで最もよく育ちたる野菜は、なんと
囲いのブロック塀と道路との隙間から伸びている
のらぼう(菜)で、こぼれた種から生えたもの。

勢いがあり、先日の雪で山の底へ生き埋められても
びくともしていない。

この場所の条件は、日当たりがよい、鉢ではなく大地そのもの、
上にあるプランタから水が落ちてくる、
塀の向こうは落ち葉が積まれていて小虫も棲み、
酵素やミネラルが流れてくる?

のように好環境は考えられるし、
他にもたくさん種がこぼれた中でそこだけ繁っているので、
とにかくその場がふさわしかったのだろう。

野菜を育てるときは、まず、遺伝子組み換えなどされて
いない安定した種を選ぶことが大事です。
幾度もの氷河期を乗り越えた強い遺伝子を秘めているため、
昨今のような異常氣象にもつよい。
在来種や固定種というものを選ぶとよい。

さて、種を買うと、家庭では蒔ききれないほどあって
たいてい残るので、ご近所や友達に分けたり、あとは
庭じゅうの各所に散らして蒔いておく。

それで、かえってメインの畑よりもよく育つことがある。

先ほどの道路の隙間のげんきなのらぼう菜も、
もう1つ大切なのが、隙間であるということ。

一見過酷そうな隙間でも、競合が少なかったり、
地中の根っ子は逆にのびのび広げられたり、
周りの水や栄養が集まりやすい条件かもしれない。

木炭の細かい孔が、汚れなどを吸い込んで浄化するように、
隙間には何かを惹き付ける力があるのではないか。

そんなこんなで、野菜に限らず、隙間を見つけて種をまく
ことは、無理なく自然の仕組みが進めてくれる可能性を
秘めている。

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またまた
お風呂で眠ってしまった。半ば習慣化してきている。

風呂敷だけに、おふろが棲み家と化しているのか。

今夜こそちゃっちゃとお蒲団でぐっすり寝ようと
思っていたのだが、本を持ち込んでいて、目が疲れて休憩してる
間にねむりの國へと吸い込まれている。

何か疲れたからというよりも、昨日やったことは繰り返しやすい。
昨夜(?)は朝の6時、今夜は4時半に布団入りだ。

子どもとともに入浴すれば、体を拭いたりするために
必ず上がるから、それを対策としていこう。

でも、季節が暖かくなれば、湯よりいでる億劫さがなくなるから、
自然と解決されることかもしれない。

昨日、食卓に向かう子どもの座るベンチに重しをつけた。
木製の既製品だが、軽いため、上に立ったりすると
傾いて倒れやすい。

はじめ、下部に板などをネジで打ち付けようかと考えていたが、
基本は風呂敷のように、傷をつけずに元に戻せる在り方を
心がけている。

そこで、ちょうど前日に川原で杉の間伐材のような流木を
拾ったので、長さを合わせ、周りを鎌で削り、ベンチの下部に渡した。

それを固定するのは、ネジではなく、斜めに折りたたんだ小風呂敷。

これだけではまだ軽いので、流木の梁に
水を入れたペットボトル数本を、おなじく小風呂敷で結びつける。
4本つけ、8kg以上増量してベンチはずっと安定した。
板などを打ってこの重さにすると、持ち運びなど難儀するが
風呂敷で結んだだけなのですぐに戻るし、水の備蓄にもなり
力学的に安定した構造を見出だす試行錯誤としても
こんなやり方はなかなか佳きものだ。



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