今日は二月末日。
いよいよ明日から春の実感そよぐだろう。
ノビル
菜の花
カラスノエンドウ
よもぎ
の萌え出ずるのに逢える。
うさぎの乾し草は買うとお金もかかるので、
息子に野の草を採ってきてもらおう。
それを食べて生まれた糞を、畑に置いてみる。
埋めずにただ、とんぱらと撒いておく。
するとおそらく、虫やダニがそれを食べる。
虫の糞は小さくて、栄養はさらに減っているが、
土の隙間に転がり込んで、土中では微生物の餌となる。
さうなってこそ、やうやく植物が吸収できるかたちとなる。
埋めるのは不自然なことだ。
空氣にさらされていれば、乾燥し風化し、虫に食われて、
肥料効率はよくない。
だけど栄養過多になるよりずっとよい。
乾燥を防ぐために、ワラや枯草を敷いておくのはありだろう。
剥き出しの土というのも自然界にはあまり存在しないものだから。
雑草とされる草も、抜かずに上から枯草をかぶせておけば、
陽が当たらなくなり、枯れる。が、少しは残って
役割を果たす。
枯らすのがよいか否かは、その場の在り方にもよる。
心や体が、ひとたびとも躊躇することは、不自然なことかもしれない。
大自然と同位体である自分のバランス感覚を
信じて、常識や受け売りに惑わされずに
皮膚感覚で心地よい選択をえらびたい。
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