ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



震災の時刻は忘れていたが、今日ちょうどその時、ひとり川原に佇んでいた。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





昨日は午前中、税務署で確定申告。
午後は幼子と留守番しながら絵を描く。

・ひきがえるの卵のある林の沼の風景
・赤子を背負いながら遊ぶ少女たち(頭に手拭い。日傘も持つ)
・木の枝に止まっている恐竜

恐竜を描いたことで、息子は大よろこび。
実物を見たことがないので、トリの骨組みを意識しながら描いた。

ずっと内に居たので、妻の帰宅後夕方から外出。
自分で歩くこと、自分で食べることは生き物の基本。
あ、自転車でしたが。

暖かい日で、2階ベランダの小麦からは、早くも穂が顔を見せた。

夕飯後のデザートは、春巻の皮でバナナをくるんで揚げたもの。
まだ寒い日も来ようが、日々日は延びて、雨ごとに
大地は熱と潤いを身にまとう。

季節の変化に絵もまたかわる。
寒いうちは、知らず温もりを求めるのか、室内や人の絵が
多かったが、昨日などは人を中心に描く氣の起こらず、
どれも野外のものとなった。

絵や字には、意識の及ばざる自分自身が正直に噴出し、
さらにはその環境にたくさんの影響を受ける。
絵はメッセージを意図した自己表現でなく、
作者も知らない何かが咲いている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





無事にお味噌を仕込みました。子どもたちが手伝うので
かえって時間かかりますが(想定内)、
煮えるのがはやく、合計3時間くらいで終わりました。

大豆は、茹でたときの泡は言うまでもなく
煮汁も変なアクがあるのか、体や消化にはよくないと感じていました。
だから、まるごと入った炒り大豆やきな粉、
煮汁も混ざっている豆乳そして豆腐は、多く食べると
体によくないという考えがありました。
納豆や味噌は発酵しているので質が変わっています。

煮汁を飲まなければ、煮豆自体は割合良質のタンパク源になりそうです。

だから、豆乳も煮大豆だけ取り出し、真水でミキサーして
絞ったほうが消化によさそうと思う。

また、結局豆の良ろしからぬ成分とは、
発芽までに身を保全するバリヤだから、豆つきの大豆モヤシならば
よいだろう。発芽するだけで、サナギと蝶の差となる。

そんなわけで、肉食過多の方が大豆でタンパク質を摂ろうと
する場合は、煮豆(海藻と共がよい)、納豆、大豆もやしのほうが
きな粉や豆乳豆腐よりはおすすめで、
さらに、手作りすると最良でしょう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




金曜は徹夜でもの作りした為か、土曜日は帰宅して
夕飯をいただいてから、そのまま床に転げて、2,3枚
タオルケットをかけて眠ってしまった。それが可能な季節になってきた。

妻が自転車で移動中、タンデムしていた1才の末娘が
靴を片方落としてしまったという。
翌朝、1人で乗れるようになった長男と2台で、くつ探し。

結局見当たらず、今後に期待するが、その足で
公園に行って、ひきがえるの卵を少し持ち帰った。

既に庭には、1年でかなり大きくなった蛙が2,3匹は生息している。
外で自ら居場所を探し、寒暖に対応して生きているから、
室内の水槽で育てるのとは当然体の情報伝達が違うのだろう。
いつも逢えるとは限らないのもまたギフト。

味噌つくりのために大豆を水に浸す。
豆3kg。ここに麹2.4kg、塩1.2kg使う予定。
豆が水を吸い倍になるとして、だいたい10kgの味噌になるだろう。

昨日日曜日は子らと留守番で、息子の木工を見てたら
下の子たちも玄関の外に来た。
そのまま車道に出られると危ないので、2台の自転車で2重に道を塞ぎ、
隙間には鉢植えを並べてバリケードを備える。

バリケードといえば、ひらいて逆さに置いたサカサカサ(逆さ傘)も
非常に通り抜けづらくなる。

ともあれこうして、子を観ながらうさぎの掃除や家事に過ごし、
妻が帰宅してほっとする。

息子はまだ有り余って体も火照っているので、夕食後に
ライト持って近所の公園で自然観察。
水路には無数のヌマエビの他、ざりがににドジョウ、クチボソに会った。
どじょっ子の夕涼みに、がつんと春を感じた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今日も暖かめな三月だ。この変わり目を楽しみたいから、
サクラはまだ咲かないでよいよ、と思う。
昔は時季は日ごと花見をしていたが、今は桜への関心がとんと薄れている。

桜という記号、雰囲氣に浸っていただけだった。
その後、具体的に様々な植物を知るにつけて、
桜ばかりに一喜しなくなったのか。
もしくは、実際に近頃の桜は美しくなくなってきたのか。

好きな花といえば、蓮、菜の花、れんげ、レモン、はこべ、アサザ(姫睡蓮)、ひまわり、竜胆。
梅や桜といった、ステレオタイプな和の象徴への
反抗期かもしれない。

近隣の公園の小池をよく観れば、透明のホースのような
ひきがえるの卵がうつら、うつら。

春は暖かくて結構だが、体が冬のままだと血が沸騰して
むかむかするかもしれぬ。旬の植物や薬味で、脂肪のバリヤを
適度に融かすとすっきりする。
ほの苦さが快い、柑橘や菜っ葉など。

我が家の塀の上、発泡スチロールの小畑には
のらぼう菜と小松菜とルッコラが混生している。その間引き菜が、
味の次元を超えて生命エネルギーが満ち、平常葉ものを好まない
うちの稚けなき子っこがた、たいそう歓んで食みけり。

ともあれ春への境には、体がよろこぶスパイスも吉。
それでナンと今日もお昼は出先の三田でインドカレー屋に。
ガナパティ(ガネーシャの父?)というお店。
ベジタブルカレーの激辛に、ココナッツナン。
汗もかき、よい春の準備になりました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




無事に墨田区の講座を終えました。
2時間あり、色んな結びやお話をすることができました。

お昼は結果的に、通りがかったインドカレー屋に入りました。
ネパールのルンビニ出身の方が親戚と共に運営しており、
親戚を意味する「アーファンタ」が屋号。

色色お話ししていたら、デザート(ルンビニの郷土菓子で、
コーン粉を蒸したセモリナケーキという)をサービスしてくださった。
それで、帰り際に新品の手作り小風呂敷を「奥さんにどうぞ」と
プレゼントし、結び方をいくつかお見せした。

しかしまあ、浅草はスカイツリーからの勢いか、外国人バブルで
平日を問わず熱烈に混んでいる。

自撮り棒を持ちながら歩く人をよく見受ける。たいてい海外の方だろう。
批判ではないが、日本人は周りの障りとならない距離感を
無意識にも重んずるから、混み合う道で長い棒を前方にかざすことは
躊躇するであろう。

浅草は、通り毎といえる程にゆるキャラが増えていた。
確かにゆるかったが、もはやゆるいだけでは魅力と映らない状況だろうから、
手を抜いたり詰めの甘いのを、ままよと進行させて、
在庫を生んだり、付き合いで買ってもらったり、予算を当てるのは
なんだかなあとも思うが、そんなのも既に一般論であろう。

100年の使用に耐え得るキャラへと、もっと産みを苦しんで
いただきたいもの。
道程が各々ことなるのは承知だが、余りに安直さが目立つと、
食べたものをほとんど消化せずに出してしまったようなものだ。

よく吸収して、それでも残った養分が便となり、さらにその堆肥から
生じた芽が樹となって、ようやく実った果実を、町の象徴としていただきたい。
元来、真面目に作り込んだはずが報われず
アサッテの印象を成しているのがゆるキャラの魅力だったはず。
現在は「ゆるい」という一義の物差しに2,3の情報を当てたキャラばかりで、浅くなって当然。

しかし、こういうのはゆるキャラに限ったことではない。
コンセプトやテーマや情報ありきで、言葉先導で
当てはめた成果物は、意味は分かるけど魅力はう~ん、となりやすい。

たとえば浅草のキャラを作ろうとして、浅草といえば
浅草寺、雷門、神輿、ハッピだからと
雷門のちょうちんがハッピを着て、手足付けて
つぶらな瞳を入れたからと言って、その切り貼りだけで
ステキとは限らず、
そこから、目くるめく配置やサイズや色のバランスをとって
いくデザイナーの集中力こそが、まずは初めの命を吹き込む。
そしてそれに共鳴した、偽りなき素の応援の集合が
キャラの皮膚からしみ渡っていくことで、ナマモノ化してひとり歩き
して行けるのではないか。

ただ個人的に偶像崇拝という記号化は佳しとしないので、
街のキャラを作る必要はなく、実地に魅力ある人、
物、店、道、環境を発掘して、ただそのままを指し示して
紹介するだけでよいのではとも考える。

世の中の、会議や打ち合わせの介在するほとんどの物事が、
コンセプトや理屈ありきになっている。
何も決めずに創造したものは無意味と言はむばかりに。

誰かが好き勝手に蒐集したものであれ、しぜん、否応なく
その人の世界そのものを現してしまうものだ。

アタシは可愛いのが好きだから、かあい~漫画だけを揃えよう、
と漫画を買っている方はいない。しかしその本棚を見れば、
紛れもない世界観が醸し出されてくるはず。

もっと身体の細胞の反射を信じ、アタマで枠を設営しない
物創りがのぞましい。

スポンサーに対する言語的な説明は、後づけサクサク、
物は言い様でどうとでもなるから。
そして結果や反響がよければ、スポンサーにも利となる。

同じ美女の写真であれ、コピーひとつで
クッキーのチラシにも「例:私の特効薬、○○クッキー」
戦闘機のポスターに「例:私の守護神、△×式戦闘機」も使えるのだから。
あえて美味しそうなクッキーや壮麗な戦闘機の写真を使わずとも。

僕の12年前の卒業制作は、そんな思いを作品化したものでした。

(長文失礼しました)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今日は昼過ぎより、浅草のすぐ真向かいの墨田区役所で
エコライフ講座という風呂敷実習があるので向かっています。

息子を幼稚園へ送った足なので、少し早く着きますから、
浅草のどこかでお昼するかもしれません。

候補は
・ざるラーメン「与ろゐ屋」
・たぬき通り、カレー「コルマ」
・かっぱ橋道具街に近いカレーと生パスタ「きままなキッチン」
・浅草中央通り「餃子の王さま」
・田原町駅近く「つけ麺大王」
・すしや横町のインドカレー屋

まあ、足に任せよう。暖かいし、あっさりがよい。
来集軒のラーメンもよいが、並ぶならやめる。
結局、浅草では絶対ここ!というお店を知らないようだ。

逆に、吾妻橋を渡り、川向こうを歩きながら探すのもあり。
たくさん歩くほどに、しあわせの感受性は増すと感じている。
そして疲れてお腹がすくから、もっと美味しくなる。
余裕持って考えられる状況では、何を食べても平均値だろう。

今この日記を書いている、PHSのガラケイのバッテリーが減っているため、
知り合いの店に行って充電も頼んでみる道もある。

三ノ輪にもっと近ければ、ぷらっと「オオムラ」で
コロッケパンとサンドイッチを迷わないけれど。

話題を変えて、昨日は妻が出かけた為下の子たちと留守番し、
久しぶりに庭いじりができた。うさぎの糞で育っている
かぶと虫の幼虫に水分を補充したり、枯れ尾花(ススキ)を折り採って
手は傷だらけ、メダカとヌマエビの池にあふれた藻を間引いた。
ヤゴも結構いた。
夜は髪をセルフカット。

そんなさっぱりした髪で、風呂敷講座に臨む。
今日は着物ではなくハッピを羽織る。

去年もお呼びいただきましたが、新たしく発掘した
便利な結び方もお伝えしよう。

あれこれ書いてるうちに、もう四ツ谷。江戸である。
昔はもっとしっとり潤っていた江戸の街。

雨のしみる舗装にして、その分水はけを高めるために
江戸城外堀を再生する。
そして、夜の潮風も復活させたいが、汐留の高層ビル群を
撤去するわけにも行かないので、そこは未来の計画。

ヨシ、今日は環境の話もしてほしいとの事だから、
墨田区に水路をふやしたいと言うかな。

日々ちいさくも水の流れを見、そこに至る生活排水を省みる。
水路には豊かな生態系ができるよう、掘って
粘土で固めただけにして、葭やガマやまこもが生え、
エビや小魚や貝が暮らせるように。
ここからの意識変化が、東京湾の浄化にもきっとつながる。

ともあれ、そこに潤いのある暮らしと、
乾きやすい風呂敷は相性よいことでしょう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




息子を迎えに軽装(大風呂敷のバッグに小ふろしき1枚、水筒、財布のみ)
で出掛けたが、その足で八王子まで買い物に行くことに。

しかも、味噌作り用に大豆3kgと米麹2.4kgで
急激に荷がずしりと膨らんだ。


こんな時は、取っ手を縛って安定させてからお腹に抱いても
楽ですが、今日は子と手をつなぐので、背負うことに。

取っ手が2つある袋なら、カバンでもトートバッグでも、
実はハンカチだけで背負えます。

今回は小風呂敷を使いました。斜めに折って帯にしたのを
2つの取っ手に通してから両端を結んで輪にする。
その輪を二重にたたむと。取っ手間に広めの隙間が誕生。
そこに頭と片方の腕を通すと背負えます。



これで、八王子からの帰り道を無事に乗り切りました。

現在、駅前の街路樹周辺は無数のムクドリの寝ぐらと化し、
降りしきる糞や声で相当な問題となっています。
ヂギギギという電氣音の響く機器を設置していますが、
見る限り効果は薄いのかも。

枝だけでなく周辺のビルのひさしやアンテナにも
止まっており、店に入ろうとした女子高生たちにも
ちょうど糞が降ってきて、騒ぎが起きていました。

商店の人がたは、うんざり呆れたまなざしで、
イワシの大群のごとく夜空を旋回するバードショーを見守るしかありません。

通行人は迂回すればよいとしても、お店にとってはたまったもんじゃあない。
暖かくなれば糞の臭いも出てくるだろう。

どうしたらよいものか。店の前にひさしをつらねて、そこを
安全に歩ける道とする。

糞が集中する箇所は落ち葉と微生物のコンポストのようにして、
都度掃除しなくてもよいようにする。

鷹匠を呼ぶ<これはてきめんかも。
食物連鎖の法則を使い、ムクドリの本能を貫く。
しかしよそへ移動して再発させるおそれがある。

天敵の居ない環境だ。
蛇やふくろうも脅威となるか。
個人的には、地面をスタスタ駆けながら
みんなで黙々と餌を探してるムクドリは好きな鳥なので、
にんとか、かんとかしたい。
農業的には虫を打尽にする益鳥とされている。

オナガの方がちょっと怖いです。カラスに近いが、
カラスの方が通じ合えそう。
ムクドリは九官鳥寄り。

鳥は恐竜の子孫ともいう。進化型。
共存したい。
寒い季節は風を防ぐ常緑樹に寝るのを好むから、
街路樹を増やすのがよいかもしれない。
シラカシ、スダジイ、クスノキ、ヤマモモ、夏みかん等。
居場所をふやせば、一極集中しないかと。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





ここでたまに紹介している、ホームメイドのみりん棒
(みりん粕入りクッキー)。やさしい甘みで風味よく、
あっという間に数十本がなくなります。


先日七輪で焼いたおちょこ。左2つが息子作。右が私。
炭の灰の影響か、土がテラコッタといっても石のような肌になっています。
誘われて何となく参加したのですが、またやりたい氣持ちも出てきました。

受け身でも、かわさずに受け入れていれば、きっと引き出しは深くなる。

昨日、友人が10年ぶりに僕の絵を見て、クセが無くなったと
褒めてくださった。個性や特徴を出そうとするほど、表面的になる。
演技になってしまう。書道とも同じく、ただたんたんと映し出した所に、
自分の全ては否応なしに現出されるものだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




大風呂敷では買い物袋に重宝する結び方ですが、
これを小さいふろしきで行なうと、これもまた
使いやすくて愛しき、きんちゃく袋になりまする。

ほんのちょっと、そこまで、という時に便利だす。
サイフ入れたりと。
取っ手をゆるめれば口が大きく開いて出し入れしやすい。
ぜひともお試しを。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




バッグの中身がころころ動くと不安定で持ちづらい。
そんなときは、あらかじめ荷物を風呂敷で包み結んでおくと、
しっかりと落ち着く。50cm幅の小風呂敷(バンダナでもよい)でも
意外に沢山包めるので、いつも携帯しておくとよいですね。

ふろしきで包んだのをいつものカバンに入れてもよいし、
さらに、大きな風呂敷でまとめるのもあり。

とりあえず、物はなるべく剥き出しにせずに、くるむ。
そんな習慣が身につくと、しぜん、ひと呼吸置く間ができ、
素に戻ってニュートラルに生きるための助けになるでしょう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




・今日から3月。寒けれど暖かし。春はす早く萌え立ち昇り、
すぐに初夏へバトンを渡してしまう。
野原の春の春は、2週間足らずかもしれない。

・塀の上に置かれた発泡スチロールの畑には
のらぼう菜とコマツ菜とルッコラ(どれもアブラナ科)が
ひしめいている。今朝、ちょんちょんと間引きしたのを食べた。
庭の日当たりがよくないため畑スペースがほとんど無く、
うさぎの糞の肥料ばかりが余っている。
これはカブトムシの幼虫の餌にもなるので、
暖かになり食欲が旺盛になれば消費量が増すだろう。

・同様に、裏庭の野菜くず放り場も
寒いとカサが増しやすいが、春からまた
虫たちがもりもりと分解して、山がへこんでいくでしょう。
分解者はなめくじや団子虫、みみずの他に
アメリカミズアブという無害の虻の幼虫は処理能力が高い。
また、虫を食べるハサミ虫もよく殖える。
さらにヒキガエルがばっこして居る。

・絵を描くとき、ただネットで画像検索して見て描くだけでは
足りない。自分が五感で経験したかどうかが、ちょっとした
差異を生じ、大きな印象の差へつながる。
もちろん、実際の経験がないことでもめくるめく
想像力が加われば、細部の詰めが究まる。
要は、思い入れのあるものを描くこと。
それさえあれば、本来は何も見ずに描くことができよう。
関心の薄いテーマやモチーフでは、どんなに写実的に上手に描けても、
表面的な薄いものにとどまる。

思い入れさえつよければ、たった1つの消しゴムだに、
こころに響く絵となろう。たとえば
「好きな子に貸してもらった消しゴム」のような。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »