矍カクを追加しました。
瞿 ク・おそれる 目部

解字 「目+目+隹(とり)」の会意。目二つは両目の意。隹(とり)が両目をきょろきょろさせて見ること。そして、驚いたり、おそれること。懼クの原字。
意味 (1)みる。目をみはる。(2)おそれる(瞿れる)。おどろく。「瞿瞿クク」(目をみはるさま。おどろきあわてるさま)「瞿然クゼン」(驚きおそれるさま)
イメージ
「おそれる」(瞿・懼)
隹が「みる」(衢・矍・攫)
音の変化 ク:瞿・懼・衢 カク:矍・攫
おそれる
懼 ク・おそれる 忄部
解字 「忄(こころ)+瞿(おそれる)」の会意形声。瞿クのおそれる意を忄(こころ)をつけて強調した字。
意味 (1)おそれる(懼れる)。「危懼キク」(あやぶみおそれる。=危惧キグ)「畏懼イク」(おそれること。畏も懼も、おそれる意)「恐懼キョウク」(おそれること) (2)地名。「懼坂かしこのさか」(大和川が奈良盆地から大阪府に流れ込む山峡にある亀の背付近の坂道。おそれる坂の意)
みる
衢 ク・ちまた 行部
解字 「行(十字路)+瞿(みる)」の形声。行は行く意味だが、もとは十字路の形(音符「行コウ」を参照)。衢クは隹が上空から下を見ているかたちで上空からみた十字路を表す。
意味 (1)ちまた(衢)。よつつじ。十字路。街中のにぎやかな路。「衢巷クコウ」(ちまた。衢も巷も、ちまたの意)「街衢ガイク」(まち。ちまた) (3)分かれ道。「衢路クロ」(わかれみち)「八衢やちまた」(道が八つに分かれた所。道がいくつにも分かれている所。迷いやすいたとえにもいう)
矍 カク・キャク 目部
解字 「瞿(目をきょろきょして見ている隹)+又(て)」の会意形声。両目をきょろきょろしている隹(とり)が、手でつかまれた形。意味は、①おどろき見るさま。②隹が手でつかまれ、すばやく反応する。きびきびとふるまう。の二つがある。
意味 (1)おどろきみるさま。おどろくさま。「矍矍カクカク」(目をきょろきょろさせておちつかない)「矍然カクゼン」(おどろくさま) (2)すばやく反応する。きびきびとふるまう。「矍鑠カクシャク」(老人がきびきびと元気にふるまうさま。鑠は、かがやく・元気がよい意)(3)つかむ。隹を手でつかむ形から。
攫 カク・つかむ・さらう 扌部
解字 「扌(て)+矍(つかむ)」の会意形声。手でつかむこと。
意味 (1)つかむ(攫む)。わしづかみする。「一攫千金イッカクセンキン」「攫取カクシュ」(つかみとる) (2)さらう(攫う)。かすめとる。「人攫(さら)い」
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
瞿 ク・おそれる 目部

解字 「目+目+隹(とり)」の会意。目二つは両目の意。隹(とり)が両目をきょろきょろさせて見ること。そして、驚いたり、おそれること。懼クの原字。
意味 (1)みる。目をみはる。(2)おそれる(瞿れる)。おどろく。「瞿瞿クク」(目をみはるさま。おどろきあわてるさま)「瞿然クゼン」(驚きおそれるさま)
イメージ
「おそれる」(瞿・懼)
隹が「みる」(衢・矍・攫)
音の変化 ク:瞿・懼・衢 カク:矍・攫
おそれる
懼 ク・おそれる 忄部
解字 「忄(こころ)+瞿(おそれる)」の会意形声。瞿クのおそれる意を忄(こころ)をつけて強調した字。
意味 (1)おそれる(懼れる)。「危懼キク」(あやぶみおそれる。=危惧キグ)「畏懼イク」(おそれること。畏も懼も、おそれる意)「恐懼キョウク」(おそれること) (2)地名。「懼坂かしこのさか」(大和川が奈良盆地から大阪府に流れ込む山峡にある亀の背付近の坂道。おそれる坂の意)
みる
衢 ク・ちまた 行部
解字 「行(十字路)+瞿(みる)」の形声。行は行く意味だが、もとは十字路の形(音符「行コウ」を参照)。衢クは隹が上空から下を見ているかたちで上空からみた十字路を表す。
意味 (1)ちまた(衢)。よつつじ。十字路。街中のにぎやかな路。「衢巷クコウ」(ちまた。衢も巷も、ちまたの意)「街衢ガイク」(まち。ちまた) (3)分かれ道。「衢路クロ」(わかれみち)「八衢やちまた」(道が八つに分かれた所。道がいくつにも分かれている所。迷いやすいたとえにもいう)
矍 カク・キャク 目部
解字 「瞿(目をきょろきょして見ている隹)+又(て)」の会意形声。両目をきょろきょろしている隹(とり)が、手でつかまれた形。意味は、①おどろき見るさま。②隹が手でつかまれ、すばやく反応する。きびきびとふるまう。の二つがある。
意味 (1)おどろきみるさま。おどろくさま。「矍矍カクカク」(目をきょろきょろさせておちつかない)「矍然カクゼン」(おどろくさま) (2)すばやく反応する。きびきびとふるまう。「矍鑠カクシャク」(老人がきびきびと元気にふるまうさま。鑠は、かがやく・元気がよい意)(3)つかむ。隹を手でつかむ形から。
攫 カク・つかむ・さらう 扌部
解字 「扌(て)+矍(つかむ)」の会意形声。手でつかむこと。
意味 (1)つかむ(攫む)。わしづかみする。「一攫千金イッカクセンキン」「攫取カクシュ」(つかみとる) (2)さらう(攫う)。かすめとる。「人攫(さら)い」
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。