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敫 キョウ・ギョウ 支部

解字 「白(ハク)+放(はなつ)」の会意。ハクは拍ハク(うつ)に通じ、打ち放つこと。とびちる・放たれる、イメージがある。
意味 うつ。白い。
イメージ
「とびちる」(激・竅)
「放たれる」(檄・徼・儌・邀・繳)
音の変化 ゲキ:激・檄 キョウ:徼・儌・竅 シャク:繳 ヨウ:邀
とびちる
激 ゲキ・はげしい 氵部
解字 「氵(水)+敫(とびちる)」 の会意形声。水流が岩などにぶつかって飛び散るさま。水流がはげしいこと。転じて、はげしい意となる。
意味 (1)はげしい(激しい)。「激流ゲキリュウ」「激烈ゲキレツ」 (2)はげしく心が動く。「感激カンゲキ」「激怒ゲキド」 (3)はげます。ふるいたたせる。「激励ゲキレイ」
竅 キョウ・あな 穴部
解字 「穴(あな)+敫(とびちる)」 の会意形声。飛び散った物によって穴があくこと。
意味 (1)あな(竅)。こまかい穴。「孔竅コウキョウ」(細かい穴)「瑕竅カキョウ」(きずとあな)「竅隙キョウゲキ」(穴と隙間)「竅穴キョウケツ」(穴) (2)人体のあな。「空竅クウキョウ」(①あな。②耳・目・鼻・口などの穴)「七竅シチキョウ」(人の耳・目・鼻の各二つと口)「九竅キュウキョウ」(目・耳・鼻の各二つと口、大小便の穴二つ)「竅息キョウソク」(気息。息づかい)
放たれる
檄 ゲキ 木部
解字 「木(木簡)+敫(放たれる)」 の会意形声。木は文書を書いた木簡で、檄とは古代の官府から地方に急いで通知する(放たれる)重要文書、いわゆる、触文(ふれぶみ)をいう。上に宛先、その下に内容が記された単独の木簡で、そのため長さは普通の木簡より長い。兵を召集する文書などに用いられたため、のち、仲間を集めたり、同意を求めて訴える文書の意となった。
意味 ふれぶみ。めしぶみ。召集や通知のため役所から各地に出した木札の文書。また、仲間を集めたり、同意を求めて訴える文書。「檄文ゲキブン」(①ふれぶみの文。②同志に行動や同意を求め訴える文書)「檄召ゲキショウ」(ふれぶみで人を集める)「檄羽ゲキウ」(急いで軍隊や同志を集めるための文書。鳥のように速く行く意から羽をつける)「檄を飛ばす」(急いで檄文を送り人々に同意を求める)
徼 キョウ・ギョウ・めぐる・もとめる 彳部
解字 「彳(ゆく)+敫(=檄。通知文書の略体)」の会意形声。通知文書を持ってゆくこと。また、檄文ゲキブン(ふれぶみ)で同志をもとめること。あちこちゆくので、めぐる意、国ざかいの意もある。
意味 (1)めぐる(徼る)。「徼循キョウジュン」(巡察する。見まわる)「遊徼ユウキョウ」(見まわりし治安をつかさどる。漢代の警察署長) (2)国ざかい。「徼外キョウガイ」(とりでの外。国境の外) (3)もとめる(徼める)。得られそうもないことを願う。「徼幸キョウコウ・ギョウコウ=僥倖ギョウコウ」(まぐれあたりの幸いをもとむ)「徼冀ギョウキ」(求め願う)
儌 キョウ・ギョウ・もとめる イ部
解字 「イ(ひと)+敫(=徼。もとめる)」の会意形声。徼のもとめる意を、イ(ひと)に置きかえた字。人がもとめること。
意味 (1)もとめる(儌める)。檄文ゲキブン(ふれぶみ)で同志をもとめること。転じて、得られそうもないことを願う。「儌倖ギョウコウ」(思いがけない幸せ。=僥倖)
邀 ヨウ・むかえる 辶部
解字 「辶(ゆく)+敫(=檄。通知文書)」 の会意形声。辶(ここでは旧字のため二点しんにょう)は、普通、ゆく意となるが、ここでは「移動してきたものを待ち受ける」意。邀は、中央からの重要な通知文書(檄)を持つ使節を待ち受ける意で、むかえる・まちうけること。
意味 (1)むかえる(邀える)。まちうける。「邀賓ヨウヒン」(客をむかえる) (2)まちぶせする。「邀撃ヨウゲキ」(迎え撃つ) (3)うける。「邀賞ヨウショウ」(賞をうける)
繳 シャク・キョウ 糸部
解字 「糸(ひも)+敫(放たれる)」の会意形声。紐が放たれる意で、「いぐるみ(射包み)」の矢についている紐をいう。射包み(弋射ヨクシャ)とは、飛んでいる鳥を捕らえるための仕掛けで、矢に糸(紐)をつけて発射し,鳥に当たると糸がからんで飛べなくなるので捕らえる。繳は猟に使うので、絹糸をより合わせて強くしてある。
弋射の図
意味 (1)いぐるみの紐。「繳弋シャクヨク」(弋は、いぐるみの矢、繳は、それにつける紐) (2)まとわりつく。まきつく。まとう。 (3)(からめとる意から)納付させる。「繳納キョウノウ」(税などを納付する)
<紫色は常用漢字>
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敫 キョウ・ギョウ 支部

解字 「白(ハク)+放(はなつ)」の会意。ハクは拍ハク(うつ)に通じ、打ち放つこと。とびちる・放たれる、イメージがある。
意味 うつ。白い。
イメージ
「とびちる」(激・竅)
「放たれる」(檄・徼・儌・邀・繳)
音の変化 ゲキ:激・檄 キョウ:徼・儌・竅 シャク:繳 ヨウ:邀
とびちる
激 ゲキ・はげしい 氵部
解字 「氵(水)+敫(とびちる)」 の会意形声。水流が岩などにぶつかって飛び散るさま。水流がはげしいこと。転じて、はげしい意となる。
意味 (1)はげしい(激しい)。「激流ゲキリュウ」「激烈ゲキレツ」 (2)はげしく心が動く。「感激カンゲキ」「激怒ゲキド」 (3)はげます。ふるいたたせる。「激励ゲキレイ」
竅 キョウ・あな 穴部
解字 「穴(あな)+敫(とびちる)」 の会意形声。飛び散った物によって穴があくこと。
意味 (1)あな(竅)。こまかい穴。「孔竅コウキョウ」(細かい穴)「瑕竅カキョウ」(きずとあな)「竅隙キョウゲキ」(穴と隙間)「竅穴キョウケツ」(穴) (2)人体のあな。「空竅クウキョウ」(①あな。②耳・目・鼻・口などの穴)「七竅シチキョウ」(人の耳・目・鼻の各二つと口)「九竅キュウキョウ」(目・耳・鼻の各二つと口、大小便の穴二つ)「竅息キョウソク」(気息。息づかい)
放たれる
檄 ゲキ 木部
解字 「木(木簡)+敫(放たれる)」 の会意形声。木は文書を書いた木簡で、檄とは古代の官府から地方に急いで通知する(放たれる)重要文書、いわゆる、触文(ふれぶみ)をいう。上に宛先、その下に内容が記された単独の木簡で、そのため長さは普通の木簡より長い。兵を召集する文書などに用いられたため、のち、仲間を集めたり、同意を求めて訴える文書の意となった。
意味 ふれぶみ。めしぶみ。召集や通知のため役所から各地に出した木札の文書。また、仲間を集めたり、同意を求めて訴える文書。「檄文ゲキブン」(①ふれぶみの文。②同志に行動や同意を求め訴える文書)「檄召ゲキショウ」(ふれぶみで人を集める)「檄羽ゲキウ」(急いで軍隊や同志を集めるための文書。鳥のように速く行く意から羽をつける)「檄を飛ばす」(急いで檄文を送り人々に同意を求める)
徼 キョウ・ギョウ・めぐる・もとめる 彳部
解字 「彳(ゆく)+敫(=檄。通知文書の略体)」の会意形声。通知文書を持ってゆくこと。また、檄文ゲキブン(ふれぶみ)で同志をもとめること。あちこちゆくので、めぐる意、国ざかいの意もある。
意味 (1)めぐる(徼る)。「徼循キョウジュン」(巡察する。見まわる)「遊徼ユウキョウ」(見まわりし治安をつかさどる。漢代の警察署長) (2)国ざかい。「徼外キョウガイ」(とりでの外。国境の外) (3)もとめる(徼める)。得られそうもないことを願う。「徼幸キョウコウ・ギョウコウ=僥倖ギョウコウ」(まぐれあたりの幸いをもとむ)「徼冀ギョウキ」(求め願う)
儌 キョウ・ギョウ・もとめる イ部
解字 「イ(ひと)+敫(=徼。もとめる)」の会意形声。徼のもとめる意を、イ(ひと)に置きかえた字。人がもとめること。
意味 (1)もとめる(儌める)。檄文ゲキブン(ふれぶみ)で同志をもとめること。転じて、得られそうもないことを願う。「儌倖ギョウコウ」(思いがけない幸せ。=僥倖)
邀 ヨウ・むかえる 辶部
解字 「辶(ゆく)+敫(=檄。通知文書)」 の会意形声。辶(ここでは旧字のため二点しんにょう)は、普通、ゆく意となるが、ここでは「移動してきたものを待ち受ける」意。邀は、中央からの重要な通知文書(檄)を持つ使節を待ち受ける意で、むかえる・まちうけること。
意味 (1)むかえる(邀える)。まちうける。「邀賓ヨウヒン」(客をむかえる) (2)まちぶせする。「邀撃ヨウゲキ」(迎え撃つ) (3)うける。「邀賞ヨウショウ」(賞をうける)
繳 シャク・キョウ 糸部
解字 「糸(ひも)+敫(放たれる)」の会意形声。紐が放たれる意で、「いぐるみ(射包み)」の矢についている紐をいう。射包み(弋射ヨクシャ)とは、飛んでいる鳥を捕らえるための仕掛けで、矢に糸(紐)をつけて発射し,鳥に当たると糸がからんで飛べなくなるので捕らえる。繳は猟に使うので、絹糸をより合わせて強くしてある。

意味 (1)いぐるみの紐。「繳弋シャクヨク」(弋は、いぐるみの矢、繳は、それにつける紐) (2)まとわりつく。まきつく。まとう。 (3)(からめとる意から)納付させる。「繳納キョウノウ」(税などを納付する)
<紫色は常用漢字>
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