「うさぎ島」っていううさぎの楽園の島が瀬戸内海にあるって聞いてたのを思い出し、天気もいいので行ってみることに。うさぎ好きにはたまらん島。
正式な名前は、大久野島。
広島県の忠海港、もしくは、大三島の盛港から船が出ているとのこと。しまなみの大三島は自転車で何度も行くことがあるので、行ったことのない忠海港から船に乗ることに。
忠海港、今年の大河ドラマの主役、平清盛の父親、忠盛から名前が付いたそうだ。かつて忠盛がこの近辺の海賊を征伐したらしい。
ちなみにこの忠海港、駐車場が小さくて車がいっぱいだった。停めるのにけっこう待った。とりあえず無事停めれてホッ。
大久野島までは片道300円。
10数分ほどかな。あっという間に大久野島に到着。
船を降りると逆さになってる虹がお出迎え。船の乗客はみんな降りて空を見るなり感動。「うわ、すごい」と歓声を上げながらみんな写真をパシャパシャ。
港から休暇村大久野島まで無料バスが走っている。小さい島なので、乗ってたのおそらく数分ほど。
ここの国民宿舎の前は広ーい芝生が広がっている。
そこにうさぎがわんさか。
みんな持ってきたキャベツや人参、宿舎で買えるウサギのえさをあげている。
かなり人懐っこいぞ。
お腹が空いてるのか、しゃがむと膝の上にちょこんと前足を乗せておねだり。可愛過ぎ~
ちょこんと立ち上がってこれまたおねだり。
カメラを構えると、遠くから走ってきます。
桜とうさぎ。
桜。島内はまだまだ見頃。
うさぎの耳の形の集音器。耳を当てると海の音が聞こえるとのことだが、あまり聞こえんかった。
瀬戸内海らしい風景も堪能。
ここは毒ガス研究所跡。
大久野島は第二次世界大戦時、毒ガス工場を設置し、毒ガス兵器を製造していたとのこと。まさに負の遺産。かつて化学兵器の生産拠点とされていたこの島は、その機密性から秘匿され、日本地図からも消されていたそうだ。
こちら毒ガス資料館。
入場料100円。こじんまりした資料館。
忠海港からの船が到着する第二桟橋近くにある発電所跡。
ちっちゃなトンネルを抜けると存在感のある廃墟が。
ここだけ時間が止まっているようだ。
食事は、休暇村大久野島で。というか、島内はたぶんここしか食べるところない。
タコ天とじ丼
潮騒定食
タコが柔らかくってめっちゃ美味しい。
夜はバイキングだそう。ちょっと惹かれるけど、泊まらんと食べれんなぁ。
ちなみにうさぎ、午前中はお腹が空いてるせいか人懐っこく近寄ってきたけど、昼過ぎは疲れたのか観光客からエサをもらい過ぎて満足したのか、まったり木陰やベンチ下で休んでるのが多かった。