天才科学者リードたち5人は、宇宙実験の失敗が原因で、宇宙嵐の放射線に晒される事故にあい人間を超えた能力を得る。
その中の一人である実業家のビクターは、実験の失敗により富も名声も失ったことから、邪悪な計画を実施し、人々を恐怖に陥れる。
「ファンタスティック・フォー」として有名になった4人は“超”能力を正義のために使う決意をし、かつての友、ビクターとの戦いに挑んでいくのだった……。
う~ん、少し期待してた分、いまいち期待はずれ。
みんなが特殊な能力を身に付けていくところは、なかなか楽しいんだけど。
原作が、アメコミだけに、思いっきり漫画の世界。とにもかくにも、これが実写で、ほとんど違和感がないのを見て、映画の進歩に驚かされた。
この映画が、同様の、「スパイダーマン」やら「X-MEN」なんかと比べられるのはしょうがないが、これらの作品に比べると、人物の心理描写がいまいち深く掘り下げられていないのがちょっと不満。
岩男みたいになった「ザ・シング」が家に帰って悩むところから、ちょっと期待は高まったが、ここんとこの描写はえらく中途半端。結局、途中から思いっきりノー天気な雰囲気に。まぁ、これこそもともとのアメコミの雰囲気と言われればそうなんだけど。
というわけで、後半イマイチ盛り上がれず。最後はなんだかあっさり終わっちゃいました。でも、続編の匂いプンプンの終わり方なので、また続編作られるんだろうなぁ。
ちなみに、ジェシカ・アルバのファンには、うれしいシーンが満載です。