ガイドブックやネットを見ると必ず、台北に行った際はぜひ九份という町を訪れたほうがいい、とあるので行ってみることに。
ちょっと前に台湾旅行をした友人の話によると、すんごい人だし、街の中もごちゃごちゃしてるから、ここはツアーを申し込んどいたほうがいいというアドバイスを貰ったので、ネットの「台北ナビ」から「夜の九份観光ツアー」を申し込んどいた。
集合場所のホテルロイヤルタイペイ(老爺大酒店)から観光バスに乗り込んで、いざ出発。
九份が近付くにつれ、くねくねの山道。そして大渋滞に。
バスを降りた後は、ツアーのガイドさんに付いてしばらく歩く。
細い道に両側がお店。お店を覗いたり、立ち止まってものを食べたりしている人がたくさんいるので歩きにくいことこの上ない。まるで年末の京都の錦市場のよう。はぐれないように、何とかガイドさんに付いていくのがやっと。
ちなみに、食べもの屋のお店からはすんごい独特の匂いが漂ってくる。台湾の夜市には臭豆腐という異様に臭い食べもののお店がいっぱいあり、そのお店があったら10メートル先からでもにおう、と聞いてたのでそれかも。でも、なんかいろんなものが混じったような何とも表現し難い未知の匂いだった。
まずは夕食。ツアーに付いてる郷戸料理。
海鮮あんかけ。正直、イマイチ。
食べた後は、しばらく自由時間。
景色が素敵過ぎる。暗い夜に、お店の提灯の明かりが浮かび上がってるようで、まさに幻想的な雰囲気。
アニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった街。たしかに雰囲気そっくり。
ここは、かつて金鉱が発見されて発展した町だったが、1970年代に閉山された後は急速に衰退。一時、人々から忘れ去られていたが、80年代末に候孝賢監督が映画「非情城市」のロケ地にしたことで再び脚光を浴びることになった町。そのため、古き良き時代の雰囲気が手つかずのまま残っている。ノスタルジックな気分になるのはそのため。
旅行前の予習として、映画「非情城市」を見ておこうと思ったが、近くのTSUTAYAにもゲオにもなかった。残念。
映画のロケに使われた阿妹茶酒館。宮崎駿も訪れたそう。食事やお茶することができる。
阿妹茶酒館の前の石段を降りると九戸茶語が。ここのお店の前も人でいっぱい。
読書。「40歳の教科書 親が子どものためにできること」
子を持つ親が読むべき本。
教育や子育てに正しい答えなどない→仮説を立て、しっかり検証することが大切。そのために、たくさんの意見に耳を傾けること。自分とは異なる意見を聞き、これまでの自分の考えとは別の可能性についてじっくり考えてみることが大切。
①英語はいつから学び始めるべきか、②中高一貫校は幸せへのプラチナチケットか、③「お金」と「仕事」をどう考えるか、④挫折や失敗をした子どもにどう接するか、という4つの議題について、いろいろな立場の人の、さまざまな意見が述べられている。
メモ。
すべての仕事は社会貢献である。
やりがいが生まれるには、①自分の仕事が他者に喜ばれ、評価されること、②自分の技術や能力が、以前より成長している実感があること、この2点がみそ。