倉敷美観地区、大原美術館の隣りにあるカフェ「エルグレコ」
ツタが絡まる独特の外観。緑の中に、ぽっこりと入り口が現れて、ドアの向こう側には違う世界が広がっているような錯覚を覚える。
美観地区のメインストリートにあるから、お店の前は何度となく通ってるけど、ほとんどお店の中には入ったことないんだよなぁ。
娘を幼稚園に迎えに行ったついでに散歩がてら行ってみた。
ドアを開けて足を踏み入れると冷房がよく効いてひんやり。外は超が付くほどの暑さだったんで、幸せ~。
有名な「ミルクセーキ」を注文。
娘は「アイスクリーム」って言うけど、ミルクセーキとダブルから「アイスココア」に。
汗が引くー。美観地区散策中の足休めに最適。
娘は、幼稚園で空き箱を使って作ったうさぎをお店の人に褒められて上機嫌。
読書。伊坂幸太郎 / 「モダンタイムス(下)」
「魔王」の続編。魔王の約50年後が今回の舞台。やはり面白い。緊迫感のある拷問のシーンでさえも、どことなくユーモアにあふれる雰囲気に包まれており、また思いもかけないストーリーの展開、うまい伏線の張り方など伊坂幸太郎のファンとしてはたまらない作品だった。
こないだ実家に帰った際、木津川にかかる有名な流れ橋までロードバイクで走りに行ってみた。
ちょうどビワイチしようと思って、チャリを車に積んで持って帰ってたんで。
急に行ってみようと思い立ったせいで地図もないし、ルートもわからず。ま、スマホもあるし、なんとかなるだろうと出発。
とりあえず国道1号線に出て南下することに。
これが正解。歩道も広く、歩行者と自転車にきちんと分離されていて気持ちよく走れた。
宇治川を渡る。
昨晩から今朝にかけての豪雨のせいで川は茶色く染まってドロドロ。
走っていると急に木々の塊が。
佐山尼垣外遺跡という遺跡らしい。
自転車だと、こういうちょっとした歴史の跡を見つけたり、すぐ立ち止まって見れるってのがいいね。
スマホの地図で場所をチェックし、目星をつけて木津川の土手に上がるとすぐに発見。
ここがよく時代劇のロケ地にもなる流れ橋。
正式な名称は、上津屋橋(こうづやばし)。川が増水すると橋桁が流されるという独特の構造を持つ「流れ橋」の代表。歩行者、自転車の専用橋。ただし、自転車は降りて押して歩くよう注意書きがされてあった。
自転車を押して渡ってみることに。
意外と向こう岸まで距離がある。それもそのはず、橋長は356.5メートルあり、現存する木造橋、流れ橋として日本最長。
対岸からパチリ。うん、こっち側からのほうが画になるな~
対岸の土手沿いは自転車道になっている。京都八幡木津自転車道。さすがに走りやすい。
ところどころに表示もあり。とかいいながら、途中何回か道に迷った。
京都南インター近くで自転車道を離れる。
東寺が見えてきた。もうちょいだ。
で、日が暮れるギリギリ前に無事到着。
距離:34.35km、時間:1時間40分
さっそく書店に行ってこれを購入。
「京都自転車マップ」
ビワイチの旅。前日の夜からすんごい大雨&雷が。天気予報も雨だしなぁ。
それでも2日目は100km以上走る予定だったんで、早朝に起きる。が、もしかして晴れてるかもという淡い期待は裏切られ、相変わらずの豪雨。
テレビをつけてみると、この日は関西はほぼ大雨。それどころか、雨の影響で京滋バイパスは通行止めに。JRまで一部ストップ。京都の宇治はあたり一帯水浸しの状態。
というわけで、さすがにこの日は自転車乗るのは早々に諦めた。
ホテルでゆっくりした後、せっかくなので琵琶湖湖西をドライブすることに。
姉川古戦場や賤ヶ岳古戦場も気になったが、あまりの大雨で今回はパス。
ゆっくりドライブしながら湖西を南下。
高島市にある「高島びれっじ」へ。ここら辺に来ると、急に晴れてきたし。
なんだかこの日は開いているお店が少なかった。
せっかく晴れてきたし、子供をどおっかで遊ばせてやろうと、近くの「滋賀県立びわ湖こどもの国」へ
ここは子供が大喜びする遊具がいっぱい。
もうこの頃になると、空は晴れてきて蒸し暑い。ただ、午前中の雨のせいで地面はぬかるみまくり。
食堂もあった。ま、たいしたメニューはないが、お腹も減っていたんでここで食べることに。
日替わり定食の、からあげカレーときのこ卵焼
ま、想像通りの味。でもこの学食っぽい安っちいカレーは好きだけど。
二日目、自転車で走れなかったのは残念だったが、また次回来たときの楽しみということで。意外とコンビニや自販機が少なかったんで、次走るときはできるだけ早めの補充が必須だな。特に、暑い夏は。
長浜に泊まった際に、市内をふらり
長浜駅前の一角。旧北国街道沿いに残る古い街並みを、黒壁スクエアという名で観光スポットとして再生させている。
格子状の通りに、黒漆喰の建物が建ち並んでいます。
商家の屋敷や古民家を利用したレトロな店舗があちこちにあり、散歩していても雰囲気があって楽しい。
その中でも一番気になってたのがここ。
「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」
有名な海洋堂の商品をコンセプトにしたミュージアム
館内には、食玩やアニメキャラ、恐竜など様々なフィギュアがずらっと並んでいる。
その精巧さ、迫力に圧巻。
このトリケラトプス。「ジュラシックパーク」の撮影で実際に使われたもの。かなりの大きさにびっくり。
これも実際の映画の撮影に使われたもの。
ティラノサウルスの後ろ足。雨の中、車を襲うシーンで使われている。迫力あるね~
また映画を観なおしたくなってきた。
ほかにも懐かしのヒーローもんなどのフィギュアがいっぱい。
子供の頃に帰った気分で、ちょっとワクワクさせられる。
その後は、黒壁スクエアに点在するガラス工房やガラス製品のお店などに立ち寄る。
お洒落なお店やカフェなどもあり、ぷらぷら散策するのも楽しい街並み。
ただ夕方5時過ぎになると閉店するお店が増え、一気に閑散とした雰囲気が漂ってくる。
「タビハナ 琵琶湖 近江」
ほどなく、予約しておいた「北ビワコホテル グラツィエ」に到着。
ここで、車で来ていた家族と待ち合わせ。
ホテルのサービスで、子供がバーテンダーになれるってのをしていた。
カラフルなカキ氷のシロップ(多分)を混ぜてなんか作るという単純なものだが、娘は意外と喜んで作っていた。
ホテルの目の前には乗船場あり。竹生島行きの船が出ているようだ。
部屋からの風景。クルージング用っぽいボートがいっぱい。
夜は悩んだ末、結局ホテルのBBQに。っていうか長浜市内、7時過ぎると飲食店も結構閉めてしまってて閑散としてるし。
ニョッキやらバーニャカウダーやら
近江牛もあり、満足。
ホテルには、こじんまりとはしているが大浴場もあり、なぜかここんとこ温泉にハマっている娘は大興奮。
疲れていたせいもあり、ビール数杯飲んだだけで撃沈。
距離:69.65km、時間:2時間22分
彦根城からちょい北に行ったところにある「クラブハリエ ジュブリルタン」
ここで昼飯予定。
滋賀県といえばクラブハリエ。県内にはクラブハリエの店舗がいくつかあり。本当は彦根城でひこにゃんに会って、すぐ近くの「たねや美濠の舎」にも寄ろうと思ってたんだけど、雨でスタートが遅れたためそれはパス。
広い敷地に白い建物が並んでいて爽やか~
自転車で汗だく&疲労感ありありの自分には似つかわしくないが。
お腹が空いてたんで2階にあるカフェへ
夏休みのせいもあってか何組か待っているお客さんが
30分ほど待ち、ということで、名前を書いてデッキで待ち。汗だくだったんで、湖からの風に当たりながら汗が引くのを待つ。デッキから見れる湖面には気持ちよさ気にジェットスキーをする人がいっぱい。
ちょっと気になってた近江牛バーガーを
スープも付いてる
パティに近江牛を使ったハンバーガー
限定で、この日はラストの一品だった。ラッキー
美味しいけど、もうちょいパティにボリュームが欲しいところ。野菜メインって感じ。
トマトと近江牛のココット
こちらパンは食べ放題。ウンブリア州のオリーブオイルが付いてきて、これにつけて食べる
ココット
お肉が柔らかくって美味しい。近江牛バーガーよりこっちのほうがおすすめ
下の階にはパン屋もあり。
気になるパンもいくつかあったが、この日はホテル泊&どっかで夜食べる予定だったんで買わず。
お盆休み、数日京都の実家に帰る予定だったので、そのついでにビワイチ、いわゆるチャリで琵琶湖一周しちゃおうと計画。
琵琶湖一周だいたい200km。頑張ったら一日で走れん距離じゃないけど、ちょこちょこ観光も入れようと思ったらやっぱ一泊二日だな。ということで、長浜にホテルを予約しておいた。
が、当日、張り切って早朝5時ごろ起きると、これぞ豪雨というほどのすんごい雨。天気予報はイマイチやったから、多少の雨ぐらいやったら行くぞ!って思ってたけど、こんなに激しく降るとは・・。
「こりゃ、全然あかんわ」って二度寝。が、8時ごろになると空がすんごい勢いで明るくなってきている。
もしかしていけるかも、ってことで出発。
スタート地点の草津に着いた頃には、雲はあるものの、日差しも差し込み、地面も乾いていっている状況。岡山に住んでたら、そうそう琵琶湖には来れんぞ、ってことで自転車で走ることに。
目の前はハスの群生地。
ばかでかいハスが所狭しと並んでいる様は圧巻。
走っていると、琵琶湖大橋が見えてきた。
かなり走りやすい道が続きます。
途中小雨がパラパラときましたが、こう暑いと多少体が濡れたほうが涼しくなって走りやすい。
走っていて気付いたけど、琵琶湖って周囲たくさんの川が流れ込んでいる。
あとで本を読んで知ったが、琵琶湖に流れ込む川は118本もあるが、琵琶湖から流れ出る川は、南端から流出して南下する瀬田川のみとのこと。
ぐんぐん走って彦根市へ。
ここまで来ると、すでに対岸は見えなくなってます。
河原町御池にあるイタリアン「ビベロン」でランチ
ランチは、パスタランチと野菜中心のランチの2種類
もちろん、パスタランチで
季節の野菜のスープ、とうもろこしのスープ
前菜盛り合わせ
パスタは8種類の中から選べます
自家製白金豚ベーコンと大原山田農園産地たまごのカルボナーラスパゲティ
うちの奥さんが頼んだ、尾鷲産ウニのスパゲティ、タオルミーナ風
ドルチェもチョイスできます
焼きパンナコッタ、ピエモンテ風
カタラーナ(オレンジ風味のアイスキャラメリゼ)
メニュー見て、グラスワインも頼んじゃった
エスプレッソで〆て大満足
ディナーに来てガッツリ食べたいなぁって思わせられる内容。スタッフの接客も気持ちよかったし。
ただ、この20日で閉店する予定とのこと。ほんと残念。