岡山市東区瀬戸町にある「キリンビール岡山工場」へ。
工場見学ができるとのことで、予約をしていってきた。
なかなか人気のツアーらしい。
駐車場のすぐ目の前には、巨大な貯蔵タンクが並んでいて迫力あり。
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見学コースの受付へ。
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コロナ対策もしっかりされていました。
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日本の酒税法によるビールの定義のひとつは、「麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの」
なので、この3つの素材は大切ですね。
これが麦芽。
大麦を発芽させたもの。
ちなみに麦芽をつくる主な目的は、「大麦中のデンプンとタンパク質を糖とアミノ酸に分解するための酵素を、大麦中に生成させるため」
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麦芽をそのまま食べてみます。
最初は、穀物くさい風味が気になりますが、噛んでいくと少しずつ甘みを感じます。
胚乳の中のデンプンのせいかな。
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こちらはホップ。
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アサ科カラハナソウ属のつる性の多年生植物。
ビール醸造では、未授精の雌株の花を使います。
この時点では香りはほぼなし、というかちょいくさい。
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割ってみると、苞の付け根にルプリンという黄色い粒を確認することができます。
ビールの苦みや香りの元になる器官。
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釜が並んでいる部屋へ。
麦芽、ホップ、副原料を使用して、糖やアミノ酸を含んだ麦汁をつくる工程が「仕込み」
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麦芽を細かく砕いて湯を入れ、麦のおかゆ「マイシェ」に。
マイシェの中では、麦芽の中で生成・活性化された酵素の働きで、デンプンが糖に、タンパク質がアミノ酸に分解されます。
ろ過によってマイシェから固形分を取り除くと、麦のジュース、いわゆる麦汁になります。
で、麦汁の試飲をさせてもらえました。
左が一番搾り、最初に絞った麦汁、右の色が少し薄くなったのが2回目の絞り麦汁。
キリンの「一番搾り」は、最初の麦汁しか使っていないとのこと。
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麦汁、甘ーい。
デンプンが糖化された自然の甘みだけなのに、こんなに甘いのね。
もちろん最初に絞ったほうが格段の甘さ。
その後、映像でも勉強。
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子どもが見てもわかりやすく作られてました。
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その後は、バスで工場内を移動して、
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パッケージ工程の工場へ。
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一通りの見学後は、試飲ができます。
勉強後の一番搾りは、旨さ倍増!
工場限定の、亀田の柿の種チーズ味ももらえました。
子どもや運転する人にはソフトドリンク。
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帰りには、一人一缶の一番搾りがお土産に。
いやー、楽しかったな、工場見学。