ひのです。
Hさん宅の造成工事、擁壁の型枠をばらしました。
あとは盛土をして完成です。
現場を少し行ったところに「釘貫大明神(くぎぬきさま)」があります。
お参りするとあら不思議。刺さってとれない釘やトゲがすっと抜けてしまうという、ご利益があるということで有名。
「くぎぬきさま」の由来は、TV「土佐の昔話」でも紹介されました。
私、かねてよりの疑問を、現場にいた地元のOくんにぶつけてみました。
「おい、”くぎぬきさま”って人生の釘も抜いてくれるがか?」
「そんなんボクわからんすよ。自分で試してみたらどうですか?」
「どうやろなあ、オレの心に刺さった釘はこんなに長いきねや」
とオーバーに手を広げる私。
「オマエなんにも考えてないき、このデリケートな心がわからんろなあ」
となりで田植えをするその横で、どうでもいいようなバカ話で大笑いする山里の、
春というより初夏というほうがぴったりの、きのう5月7日でした。