ひのです。
奈半利町車瀬地区の道改国第5-12号工事は先週ほとんど作業が進んでいません。
そんなもんでプロジェクトバッファは減り続け、危険ゾーンに突入。
先週末、あと工程を見なおしてみました。
現場担当のK君は、工期内検査の目標を下方修正してバッファ回復を図ろうとしていたのですが、私は「その考え方は危険」だと説明しました。
目標の下方修正は、回復手段としては最後に近いものでなければならないからです。
なもんで、話し合いをして、ある作業の流れを当初予定より「挑戦的な日数」にするようにしました。
危険ゾーンに入ったとはいえ、注意深く進捗管理をしていけばまだまだ大丈夫だと考えたからです。
とはいえ、「”赤”になったら回復策を講じる」というのはCCPMの基本なのですから、とりあえずの回復策は講じなければなりません。
「とりあえず?」
「そんなんでいいの?」
疑問に思われる方がいると思います。
はい、「とりあえず」でいい時は「とりあえず」で良かったりする、そんな場合もあるんです。
それより何より危険なのは、過剰管理で汲々としてしまうこと。
そこのところの兼ね合いが「段取り八分」の妙でして、けっこう難しかったりもするのですが・・・。