きのうの小島工区。
伐採した木や枝を搬出している合間に、対岸に設けた基準点へと出発したボンズ9号からの電話。
「み、水が増えてて渡れません」。
小島キャンプ場の中が再び川となって、彼の行く手を阻んでいるのだというのです。
台風6号が通り過ぎた翌々日ぐらいの感じでしょうか。
山の奥で降ったであろう雨が、奈半利川の水かさをまたまた増やしてしまったのです。
「日増しに水量は減っていくだろう」。
何のことはない。それは私の単なる思い込みに過ぎないのであって、自然は私の思いどおりにはならないのです。
そんなことを考えていると、「今朝、あそこがつえたぜ」(つえた=崩れた)とトシやんが教えてくれたその先は、崩落地に残った出島のその一部。私が測量に入ろうとしていたところです。
「イカンではないか」とは言いながら、そんなことで怯んでいては仕事は進みません。
ただ、この天気とこの川の状態ではネ、無謀というものでしょう。
ということで、きのうはその作業を回避しました。
今日から山の切取りに入ります。
以上、ひのでした。