奈半利町加領郷で小さなため池をつくっています。
公共工事ではありません。
民間の会社から請け負った仕事です。
ここの現場監督が
社内で使っているグループウエアにこんな写真をアップしました。
題して、カラスに追われるトンビ。
ハイ、当社の日々の現場報告は
現場で起こったことならナンデモアリなのです。
そういえば・・・
カラスがトンビを追いかけているのはよく目にします。
しかも、
カラスのほうは複数で一羽のトンビを追い回す
みたいなイメージ。
ということで、
調べてみました。
「カラス トンビ」で検索すると、
トップでヒットしたのがここ。
↓↓
https://animalbattles.wealthyblogs.com/?p=6587
こんな説明がありました。
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カラスとトンビは互いになわばり意識が強く、食性もにていることから、敵対します。
どちらかが捕食するというわけではないのですが、相手の姿を見るとちょっかいを出したくなるような仲なのです。
カラスは集団で単独で飛んでいるトンビを攻撃することがあります。
それはエサを持っている時だけでなく、旋回中の時でも同じなので、エサを横取りしようとする本能的行動というわけでもなさそう。
とにかく絡んでほしいという感じなのでしょうか。くちばしを使ってトンビをつついたりします。
逆の時もあり、トンビがカラスを追いかけている姿を見たことがあります。
個体の大きさ的には圧倒的にトンビの方が大きいのですが、頭の良いカラスにはかなわないと言ったところでしょうか。
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こんな話もあります。
『まんが日本昔ばなし』です。
1984年1月7日の放送だそうです。
(わたしが26歳のときです・・・遠い目・・・)
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むかしずっとむかし、世の中に住んでいる鳥たちは、みんな真っ白じゃった。
田植えの時等には、村中の鳥たちが総出で手伝うのじゃが、なにしろみんな真っ白じゃったから、小さい子供の鳥は見分けがつきにくく、親鳥が自分の子供を間違えて家に連れて帰ってしまうことが多かったんじゃと。そうして、こういう時に必ず遅れてくるのが《カラスどん》じゃったそうな。
一方《トンビどん》は、そんな様子を見て何とかならんものかと考え、それぞれの鳥に色をつけることを思いついた。そうして、まず自分の羽を茶色に染め、染物屋を始めたのじゃった。
鳥たちは先を争って染物屋に並び、思い思いに好きな色で自分の体を染めてもらった。村は大騒ぎ、トンビどんは大忙しじゃった。ところが、寝坊助のカラスどんは、なかなかこの騒ぎに気付かなかったそうな。
その日染物屋の列は真夜中まで続き、朝から染め続けたトンビどんはヘトヘトに疲れておった。列の最後の方に並んでいたツルどんは、トンビどんに気を使って、羽の先をちょこっと染めてもらうだけにしたそうな。
そうして一番最後にカラスどんがやってきた。カラスどんは、派手に、丹念にと、たくさん注文をつけるので、トンビどんも大変な手間をかけて染め、とうとう朝になってしもうた。トンビどんはもうクタクタで、最後に黒の染め汁を入れた桶を運んでいる時に、うっかり転んでしもうた。桶の中の染め汁は、カラスどんに頭からザンブリとかかってしもうた。カラスどんは真っ黒に染め上がった。
『この阿呆~!』とカラスどんは怒ってトンビどんを追いかけまわし、トンビどんが一生懸命謝っても許してくれなかったそうな。それからというもの、カラスはトンビを見るたび食ってかかるようになったそうな。そんな訳で今でも、トンビはカラスを見ると争わないで逃げてしまうんじゃと。
(『まんが日本昔ばなし』データベース『とんびとカラス』より)
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調べているうちに、
だんだんと、トンビのほうに肩入れしたくなってきました。
以上、本日の『(有)礒部組現場情報』は
「カラスとトンビの関係について」。
ではまたあした。
(みやうち)
↓↓ こんなのもやってます。