(新)池谷橋A1橋台基礎工事
古い擁壁を取り壊してます。
土留めのH型鋼杭を打ちこんだあとは
上から順番に
取り壊して掘ってアンカーで止める
という工程を繰り返してきてるので
写真を見てもらうとわかるとおり
これが3次掘削
3度目の取り壊しです。
今までは間知ブロック積み擁壁だったのですが
今度はその下
基礎にあたるコンクリート擁壁です。
裏に玉石の層がありました。
写真で確認すると
その背面の盛土のなかにある玉石と同じように見えます。
人力で選別して玉石だけを裏込め材として使ったんでしょうか。
「裏込め栗石」
ですね。
今や、擁壁の裏込め材に栗石を使うこと自体がめずらしいんですが、
使うとしても石を割ってつくった割栗石で
こうして玉石を使うことはありません。
(あくまでここらへんは、という限定つきですが)
この擁壁がつくられた年代は
昭和40年代後半から50年代の初頭あたりでしょうか。
巨人V9の終わりごろですね。
そういえば・・・
「巨人大鵬卵焼き」
ぜんぶ大好きだったなぁ。
昭和は遠くなりにけり。
思わず遠い目をする
還暦をふたつも過ぎてしまったオジさんなのでした。
(みやうち)
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