「この道は明日にのびる命の道」
さて
どこの現場の看板でしょうか?
と
いかにもな
もったいをつけた終わり方をしたきのうでしたが、
今日はそのお詫びといってはなんですが
「命の道」
きちんと説明します!
まず、柏木1号橋工事現場付近の
現在の状態です。
次に、これからつくっていくモノです。
ボックスカルバートをつくって
今、通ってもらっている迂回路を止め
現道側に車道をシフトします。
和田トンネルを掘るための
工事用道路をつくります(途中まで)。
ここまでを
当社が受け持ち
令和2年度末までに完了させる見込みです。
で
「この道は明日にのびる命の道」
ここ
柏木1号橋は
地域高規格道路阿南安芸自動車道のうち
一般国道493号北川道路の一部です。
全体計画はこんな感じ
高知県安芸土木事務所平成31年3月作成資料より
黒く囲んだところが
現在施工中の北川道路2-2工区
そのうち
同上
赤丸の部分が柏木1号橋です。
つまり、
落石や岩盤崩落危険箇所が多くあり
災害のたびにたびたび寸断され
孤立集落が発生するなどしているこの地域に
災害に強く住民が安心して安全に通ることができる道路を整備するのが
この工事の目的のひとつです。
そして、
さらに大きな目的があります。
必ずやって来る南海トラフ巨大地震により
沿岸部では津波
山間部では土砂崩れ
などによって大きな被害が考えられます。
そのとき
阿南安芸自動車道の一部
この北川道路が
救援復旧活動に必要な人員や資機材の運搬を
すばやく行うために活用されるのです。
ということで
おわかりいただけたでしょうか?
この道は
二重の意味で
「命の道」
なのです。
次のステップである
トンネル工事にバトンをわたすため
工程はきびしくタイトですが
せいいっぱいがんばりますので
皆さま
どうかご協力を
よろしくお願いいたします。
(みやうち)
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