(MSNニュース2009.5.9 21:39 )
北海道東部を視察中の政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京大名誉教授)は9日、釧路市・阿寒湖温泉と白糠町でアイヌ民族の地元住民らと意見交換した。住民側は、政府が土地や漁業に関するアイヌの権利を保障したり、学校教育でアイヌ語や文化を教えたりするよう求めた。
意見交換には、地元や周辺の北海道アイヌ協会支部の代表ら約20人がそれぞれ参加。紋別支部の畠山敏支部長は「捕鯨はアイヌにとっても伝統文化。先住民に許可されていないのは日本だけだ」と述べ、捕鯨を許可するよう訴えた。釧路支部の秋辺得平支部長は、アイヌ民族に自己決定権を認めるよう求めた。
意見交換後、有識者懇メンバーの高橋はるみ北海道知事は記者団に「住民の問題意識を(夏ごろ提出予定の)報告書に生かしたい」と述べた。有識者懇は意見交換に先立ち、民芸品店などが立ち並ぶ阿寒湖温泉の「アイヌコタン」を視察した。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090509/edc0905092141000-n1.htm
北海道東部を視察中の政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京大名誉教授)は9日、釧路市・阿寒湖温泉と白糠町でアイヌ民族の地元住民らと意見交換した。住民側は、政府が土地や漁業に関するアイヌの権利を保障したり、学校教育でアイヌ語や文化を教えたりするよう求めた。
意見交換には、地元や周辺の北海道アイヌ協会支部の代表ら約20人がそれぞれ参加。紋別支部の畠山敏支部長は「捕鯨はアイヌにとっても伝統文化。先住民に許可されていないのは日本だけだ」と述べ、捕鯨を許可するよう訴えた。釧路支部の秋辺得平支部長は、アイヌ民族に自己決定権を認めるよう求めた。
意見交換後、有識者懇メンバーの高橋はるみ北海道知事は記者団に「住民の問題意識を(夏ごろ提出予定の)報告書に生かしたい」と述べた。有識者懇は意見交換に先立ち、民芸品店などが立ち並ぶ阿寒湖温泉の「アイヌコタン」を視察した。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090509/edc0905092141000-n1.htm