先住民族関連ニュース

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慰霊施設苫小牧周辺に 道アイヌ協会、有識者懇で要望へ

2009-05-29 | 日記
(北海道新聞05/29 06:45)
 道アイヌ協会は、北大や東大などに研究目的で保管されているアイヌ民族の遺骨を慰霊する国営施設を、苫小牧市周辺に設置するよう国に要望する。首相官邸で二十九日に開かれる政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」で加藤忠理事長が求める。
 加藤理事長は昨年九月の同懇談会で慰霊施設設置を要望したが、設置地域には言及していなかった。アイヌ文化の継承や研究の拠点となる施設の併設も合わせて求める。
 道アイヌ協会は五月の総会で、設置場所について「海、山、川の環境が整っており、新千歳空港に近く交通アクセスが良い」として、苫小牧市周辺に求めることを決めていた。
 アイヌ民族の遺骨をめぐっては、昭和初期に北大の研究者が墓を掘り返すなどして集めた約千体分を、同大がずさんに管理していたことが一九八〇年代に発覚し、問題化した。札医大や東大、米国、英国、ロシアの博物館などにも保管されているという。同協会はこれらの遺骨の返還を求めるとともに、施設で一括して慰霊したい考え。
 加藤理事長は「併設する文化施設はアイヌ民族以外にも開放し、アイヌ民族と和人の共生の象徴にしてほしい」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/168130.html

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アイヌ民族 生活保護、道平均の2倍超 暮らし「苦しい」36% 北大など調査

2009-05-29 | 日記
(北海道新聞05/29 01:01、05/29 07:48 更新)
 北大アイヌ・先住民研究センターが実施した「アイヌ民族生活実態調査」の結果が28日、分かった。アイヌ民族の世帯の生活保護率は道平均の2倍以上である一方、大学進学率は30歳未満の若い世代でも全国平均の半分以下となっている。調査結果は、29日に首相官邸で開かれる政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」で報告される。
 調査は道アイヌ協会の協力を得て2008年10月にアイヌ3437世帯を対象に実施。2903世帯、約5700人から回答を得た。世帯回収率は84・5%。
 結果によると、大学進学率は30歳未満で全国平均の42・2%に対しアイヌ民族は20・2%。40-50歳は25・4%に対し4・3%となっている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/168126.html

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大学進学は全国平均の半分以下 アイヌ民族生活実態調査

2009-05-29 | 日記
【共同通信2009/05/28 20:39】
 北海道大アイヌ・先住民研究センターが実施した「アイヌ民族生活実態調査」の結果が28日、分かった。アイヌ民族の世帯の生活保護率は北海道平均の2倍以上である一方、大学進学率は30歳未満の若い世代でも全国平均の半分以下となっている。調査結果は、29日に首相官邸で開かれる政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」で報告される。
 調査は北海道アイヌ協会の協力を得て2008年10月にアイヌ3437世帯を対象に実施。2903世帯、約5700人から回答を得た。世帯回収率は84・5%。
 結果によると、大学進学率は30歳未満で全国平均の42・2%に対しアイヌは20・2%。40-50歳は25・4%に対し4・3%となっている。
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052801000930.html

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アイヌ政策新法 重ねて制定要求 道の懇談会

2009-05-29 | 日記
(北海道新聞05/27 09:03)
 アイヌ民族の地位向上などについて話し合う道の「アイヌ政策を考える懇談会」は二十六日、札幌市中央区の知事公館で三回目の会合を開き、総合的なアイヌ政策を推進するための新法制定などを、政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が夏にもまとめる報告書に明記するよう、重ねて求めていくことを確認した。
 政府の有識者懇談会では、四月に高橋はるみ知事が六項目を提言。このうちアイヌ施策の推進体制の整備など三項目は報告書への明記で合意したが、《1》アイヌ政策推進の新法制定《2》生活向上施策の充実《3》民族共生の象徴となる施設整備-の三項目については議論を持ち越していた。このため、この日の会合では、この三項目についても報告書に盛り込むよう求める意見書を政府の有識者懇談会に提出することを決めた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/167723.html

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アイヌ有識者懇:道知事や協会長ら、連名の意見書提出へ /北海道

2009-05-29 | 日記
(毎日新聞 2009年5月27日 地方版)
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」の委員を務める高橋はるみ知事、加藤忠・道アイヌ協会理事長、常本照樹・北海道大教授の道内3委員は26日、連名の意見書を29日に開かれる次回懇談会に提出することを決めた。
 意見書は高橋知事が前回(4月24日)の懇談会で提言したアイヌ政策の統括窓口を政府に作ることや審議機関の設置など6項目を基本に、アイヌの施策推進の根拠となる立法措置や生活支援の拡充を求める内容となる。高橋知事は29日の懇談会が臨時道議会と重なっている欠席するが、「夏に予定される懇談会の答申前に、道内委員3人が一緒になってアピールしていきたい」と話した。【千々部一好】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090527ddlk01010316000c.html

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東川賞:特別賞に札幌の露口さん 国内作家賞、東京の柴田さん /北海道

2009-05-29 | 日記
(毎日新聞 2009年5月26日 地方版)
 優れた写真作品、写真家を表彰する上川管内東川町の「第25回東川賞」の国内作家賞に、東京都の柴田敏雄さん(59)が決まった。人工構造物などの景観を独特の視点でとらえた作品群が評価された。特別賞はアイヌ語地名をテーマにした作品群を発表している札幌市の露口啓二さん(59)が選ばれた。
 このほか海外作家賞はオーストラリアのアン・フェランさん(60)、新人賞は東京都の石川直樹さん(31)。8月1日~9月6日、町文化ギャラリーで受賞作品展がある。
 賞は、町が「写真の町宣言」をした85年にスタート。国際的にも評価が高く▽美術評論家の岡部あおみさん▽写真家の佐藤時啓さん▽芥川賞作家の平野啓一郎さんら8人の審査員が、写真家や評論家らから推薦された86人の作品を審査した。【横田信行】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090526ddlk01040328000c.html

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