先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

人模様:先住民の精神を現代舞踊に--サンティー・スミスさん

2009-11-01 | 日記
(毎日新聞 2009年10月31日 東京夕刊)
 カナダの先住民族、モホーク族出身の演出、振付家、サンティー・スミスさん(38)が芸術監督を務める「カハーウィ・ダンスシアター」の初来日公演がこの秋、横浜市で行われた。
 モホーク族は米ニューヨーク州北部やカナダのオンタリオ州などに定住。「自然を敬う心を大切にし、特に樹木は特別な存在。平和の象徴でもあります」
 初めはクラシックバレエの道に進み、「先住民族のスピリットを現代舞踊で表現したい」と04年に同シアターを設立した。作品ごとに、さまざまな先住民のダンサーを集めて舞台をつくるスタイルで、今回は祖母から孫娘まで3世代の女性とその社会を描いた代表作「カハーウィ」を上演。自身も含め6人のダンサーが、しなやかで力強い踊りを披露した。
 公演には関東在住のアイヌ民族らでつくる「アイヌ・レブルズ」も出演。アフタートークで、スミスさんは「命や自然の循環が私たちのコンセプト。日本のアイヌの人々ともつながっていきたい」と語っていた。【明珍美紀】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091031dde041070043000c.html

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アイヌ文様普段着で 登別のクラフトショップ 来春にも新ブランド

2009-11-01 | 日記
(北海道新聞10/31 14:19)
 【登別】市内緑町2のクラフトショップ「358(さごはち)ya」が来春にも、アイヌ民族伝統の文様をデザインに取り入れた服飾ブランド「ain・u(アイン・ユー)」を設立、Tシャツなどの販売を開始する。ブランド名の商標登録は終えており、田中寛志社長は「ファッションを通じ、若者のアイヌ文化への関心を高めたい」と話している。
 ブランド名のain・uは「アイヌ」のローマ字表記をヒントにした造語。英語の「I in you」(私はあなたの中にいます)の意味も持たせた。
 田中社長は「アイヌ民族の衣装に関心を持つ人は多いが、普段着としてはなかなか着用されていない」と指摘。新ブランドではアイヌ文様をデザインに取り入れつつ、買い物などにも着て行ける普段着を提供するという。
 Tシャツや長袖の襟付きシャツ、ジャケットなどを取りそろえる予定。いずれも文様は前面に押し出さず、胸元などにさりげなくワンポイントであしらう。田中社長は「文様にはそれぞれ意味があるが、お客にはまず、形の面白さを楽しんでもらいたい」と話す。
 商品は手作りとなるが、価格はTシャツで3000円程度に抑える方針。田中社長の妻で織物作家の宇都宮麻希さんが制作するストールや壁掛けなどと一緒にクラフトショップで販売する。田中社長は「登別はアイヌ文化が脈々と受け継がれてきた土地。伝統文化を広く発信していきたい」と話している。(上家敬史)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/197442.html

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