(苫小牧民報 2009年 11/26)
10月末で閉館した白老町ポロト湖畔のアイヌ民芸店街「ミンタラ」で25日、施設の解体工事を前に、アイヌの伝統儀式「カムイノミ」が行われた。36年の歴史を刻んだ建物への感謝と工事の安全を祈願した。
ミンタラは、隣接するアイヌ民族博物館の入場者減によって売り上げが落ち、施設の老朽化もあって閉鎖を決めた。解体後の土地は、地権者である町がイオル再生事業での活用を国に要望している。
カムイノミは、ミンタラの店主らで組織する白老観光商業協同組合(壬生龍之介理事長)が主催し、組合会員や解体工事を請け負う町内3社の建設共同企業体の社員ら約30人が出席した。祭主をアイヌ文化研究の第一人者で、北海学園大名誉教授の藤村久和さん(69)が務め、36年の役目を終えて静まり返った民芸店街に祈りの声を響かせた。
ミンタラの解体工事はこの日から本格的に始まった。2010年3月末をめどに終える。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09112602.html
10月末で閉館した白老町ポロト湖畔のアイヌ民芸店街「ミンタラ」で25日、施設の解体工事を前に、アイヌの伝統儀式「カムイノミ」が行われた。36年の歴史を刻んだ建物への感謝と工事の安全を祈願した。
ミンタラは、隣接するアイヌ民族博物館の入場者減によって売り上げが落ち、施設の老朽化もあって閉鎖を決めた。解体後の土地は、地権者である町がイオル再生事業での活用を国に要望している。
カムイノミは、ミンタラの店主らで組織する白老観光商業協同組合(壬生龍之介理事長)が主催し、組合会員や解体工事を請け負う町内3社の建設共同企業体の社員ら約30人が出席した。祭主をアイヌ文化研究の第一人者で、北海学園大名誉教授の藤村久和さん(69)が務め、36年の役目を終えて静まり返った民芸店街に祈りの声を響かせた。
ミンタラの解体工事はこの日から本格的に始まった。2010年3月末をめどに終える。
http://www.tomamin.co.jp/2009s/s09112602.html