(京都新聞 2009年11月23日(月))
京都文博で企画展
世界無形文化遺産登録を記念する「アイヌの美」展と「受け継いでいく祇園祭」展(京都新聞社など主催)が23日から、京都市中京区の京都文化博物館で始まる。
「アイヌの美」展は、ロシア民族学博物館所蔵品など計227点を紹介。1912年から13年にかけ収集されたコレクションで、イラクサの糸で織られた晴れ着や、日本には現存しない病気治癒を祈願した帽子や帯など、貴重な資料で民族の生活を網らする。幕末の絵師平沢屏山がアイヌの狩猟や祭祀などを描いた絵12点(オムスク造形美術館蔵)も初公開される。
「受け継いでいく祇園祭」展は、江戸前期の祇園祭礼図屏風(びょうぶ)や、放下鉾懸装品、大船鉾の宵山飾り再現展示など82点で、祭りの歴史と現在を一望する。
22日には「アイヌの美」展の開会式が行われ、美しい紋様に彩られた展示品を招待客が熱心に見入った。23日午後1時からは同館別館で「アイヌ文化フェスティバル」があり、世界無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊が披露される。
いずれも1月11日まで。23日を除く月曜と24日、12月28日~1月4日休館。有料。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009112300026&genre=M1&area=K00
京都文博で企画展
世界無形文化遺産登録を記念する「アイヌの美」展と「受け継いでいく祇園祭」展(京都新聞社など主催)が23日から、京都市中京区の京都文化博物館で始まる。
「アイヌの美」展は、ロシア民族学博物館所蔵品など計227点を紹介。1912年から13年にかけ収集されたコレクションで、イラクサの糸で織られた晴れ着や、日本には現存しない病気治癒を祈願した帽子や帯など、貴重な資料で民族の生活を網らする。幕末の絵師平沢屏山がアイヌの狩猟や祭祀などを描いた絵12点(オムスク造形美術館蔵)も初公開される。
「受け継いでいく祇園祭」展は、江戸前期の祇園祭礼図屏風(びょうぶ)や、放下鉾懸装品、大船鉾の宵山飾り再現展示など82点で、祭りの歴史と現在を一望する。
22日には「アイヌの美」展の開会式が行われ、美しい紋様に彩られた展示品を招待客が熱心に見入った。23日午後1時からは同館別館で「アイヌ文化フェスティバル」があり、世界無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊が披露される。
いずれも1月11日まで。23日を除く月曜と24日、12月28日~1月4日休館。有料。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009112300026&genre=M1&area=K00