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【白老】震災から1年、届け復興の輪 アイヌ民族博物館が3月11日にチャリティーイベント

2012-03-01 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 2/29)

 白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)は3月11日、東日本大震災からの復興を支援するチャリティーイベント「白老から仙台へ元気を発信~輪になって・リムセリムセでアリキキアンロ」を同館で開く。アイヌ民族の踊りや儀式、伝統料理を楽しんでもらい、収益を姉妹都市の仙台市に寄付する企画。同館は「被災地へたくさんの希望を届けられたら」と参加を呼び掛けている。
 イベントは1人500円の参加料(入館料込み)で、アイヌ古式舞踊公演の見学、伝統料理「チェプオハウ」(サケの汁物)の無料提供、民族楽器「ムックリ」の製作とアイヌ刺しゅう体験が通常料金の半額といった特典を受けられる。同館は参加料を全額、仙台市への義援金とする考え。
 このほか、同日限定の特別プログラムも用意。民族衣装を着た人々がいろりを囲み、独特の所作を通じて復興への祈りをささげる儀式「カムイノミ」を、震災発生時刻の午後2時46分に合わせ実施するほか(限定30人見学可)、被災地の写真パネル展や地元飲食店による屋台市も開かれる予定。フィナーレでは来場者や踊り手など500人規模での壮大な輪踊りを計画しており、同館の山丸郁夫伝承課長は「多くの人々が被災地への思いを一つにすることができれば」と話している。個人や団体などによる協賛金(1口3000円から)も随時受け付け中だ。問い合わせは同館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12022902.html

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登別・クマ牧場が“旬”な様子をHPで動画公開

2012-03-01 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2012年2月29日(水)朝刊】

 のぼりべつクマ牧場(登別温泉町、尾崎武志園長)は、牧場内のクマの様子や中国人観光客向けの紹介動画の公開をホームページ(HP)上で始めた。ウェブでしか見られない“旬”な映像を家庭で楽しめる。同牧場では「クマ牧場を身近に感じて」と情報発信に努めている。
 クマ牧場の魅力を映像コンテンツを通じて伝え足を運んでもらう狙い。HPのほか動画共有サイト「「You Tube(ユーチューブ)」にリンクさせ配信している。
 現在公開されている動画は、増加傾向にある中国・台湾観光客向けに中国語で施設案内をする内容と、第1牧場に設けられた「お立ち台」で遊ぶヒグマの様子を収めた2動画をアップしている。
 制作は同牧場営業・事業グループの原田圭治さんが担当。尾崎園長は「季節ごとの情報などクマ牧場の楽しさを幅広く伝えていきたい」と力を込めている。HPで公開している飼育スタッフのブログ充実を含め動画発信で牧場をPRする考えだ。
 動画は同牧場HP(http://bearpark.jp/)内の映像集「Bear Park Tube」から閲覧できる。
 同牧場は昭和33年に開園。現在クマを100頭以上を飼育しており、クマの目線で餌を与えられる「人のオリ」やクマ専用のお立ち台、ツキノワグマのショーやアヒルレース、博物館などを備える。アイヌの生活様式を学べる「ユーカラの里」も併設され国内外を問わず人気を集めるテーマパーク。
(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/02/29/20120229m_05.html

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