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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

わが心の故郷(みちのく)編(30)

2012-03-15 | アイヌ民族関連
MSN産経ニュース 2012.3.14 03:28

 ■「自国を真に愛するものは、自国の欠点に目を閉ざしはしない」(新渡戸稲造『日本文化の講義』)
 第一次世界大戦の戦後処理を協議していたパリ講和会議で、日本代表団が主張していた人種差別撤廃の理念が、米英の反対で国際連盟規約に盛り込まれなかったことは以前、しるした。これについて“浪人中”だった日本民俗学の祖、柳田国男は興味深い草稿を残している。
 《実に惨澹(さんたん)たる経験でありました。(中略)平生(へいぜい)立派な人道論を唱へて居た諸外国の大政治家連の多くが、何人にも納得の出来ぬやうな屁理屈(へりくつ)をつけて、こんな大きな問題の討議を避け、臆病者の醜名を千載(せんざい)に流したのは同じですが、それでも問題の出しやうがぶま(不間)であつて、斯云(かくい)ふ変な結末に陥らせたのは、主として日本の責任でありました》
 柳田は提案を葬(ほうむ)った米英各国だけでなく、日本も批判している。なぜか。
 国内の朝鮮人やアイヌ民族に対する「待遇問題」が棚上げされているうえ、《世には釈迦(しゃか)に説法、両替屋に算盤(そろばん)などゝ云ふ諺(ことわざ)があります。(中略)米国其他(そのほか)も亦(また)、決してお釈迦様では無かつた(中略)まづ両替屋ぐらゐの所ではあつた。我々は無鉄砲にも、之に向つて算盤を教へようとした》と考えたからだった。
 柳田の論旨に“青さ”を感じる方もおられるだろう。しかし、冒頭の新渡戸稲造の一文もまた、真である。彼が国際連盟事務局次長として柳田を連盟の委任統治委員会に推薦したといわれるのもうなずけよう。(文化部編集委員 関厚夫)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120314/art12031403290001-n1.htm

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アイヌ民族舞踊を体感 幕別・白人小児童

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 03/13 14:26)

 【幕別】白人小(石川満校長)は12日、アイヌ民族の古式舞踊を伝承する「帯広カムイトウウポポ保存会」を招き、3、4年生の児童約100人がアイヌ民族に伝わる歌や踊りを学んだ。
 同小では4年の社会科と総合学習の授業でアイヌ民族の文化を学んでおり、1年間の学習の締めくくりとして同保存会を招いた。同保存会は国の重要無形民俗文化財に指定されており、公演やイベントで古式舞踊を披露している。
 この日は民族衣装を着た保存会のメンバー8人が同校を訪れ、酒井奈々子会長が「北海道にもともと住んでいたアイヌ民族の文化について、少しでも知ってください」とあいさつ。アイヌ語が語源の地名や簡単なあいさつを教えた後、大きな輪を作り、メンバーの歌と手拍子に合わせて「バッタの踊り」「キツネの舞」などを一緒に踊った。
 同小4年の山村香乃さん(10)は「アイヌ民族の踊りや言葉を知ることができて良かった。緊張したけど楽しく踊れた」と話した。(鈴木陽子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/357219.html

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アイヌ民族の文化を体感 幕別・白人小

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 2012/03/13)

白人小(石川満校長)は12日、アイヌ民族の古式舞踊を伝承する「帯広カムイトウウポポ保存会」を招き、3、4年生の児童約100人がアイヌ民族に伝わる歌や踊りを学んだ。(3月13日朝刊 とかち帯広版掲載)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=News&v=136722269002

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アマゾン奥地でも「コーヒーはいかが」-ブラジルの消費拡大

2012-03-15 | 先住民族関連
ブルームバーグ 更新日時: 2012/03/14 09:58 JST

  3月13日(ブルームバーグ):ディオゴ・リベイロ・デ・ルス氏は3年前、アマゾン川流域の奥地で布教活動中の友人を訪ねた。バナナの葉でできたテントを訪問した際、赤いボディーペインティングを施した先住民が、「コーヒーでもいかが」と尋ねてきた。
ルス氏は、伝統的にコーヒーを飲む習慣のなかった遠隔地の熱帯雨林に住む先住民のこの申し出に驚いた。ブラジル全土での需要拡大を反映していると感じた。ルス氏はサンパウロでコーヒー焙煎会社カフェズ・ボム・レティロを運営している。ロンドンの国際組織でブラジル代表の常任委員を務めるマルコス・ピンタ・ガマ氏は、ブラジルが2-3年以内に米国を抜き世界最大のコーヒー生豆消費国になる可能性があるとみている。
 ブラジルでは経済成長の加速を背景に、増加する中流階級の人々が米スターバックスなどが提供するエスプレッソやプレミアムブレンド・コーヒーをたしなみやすくなっている。ルス氏によると、ブラジル最大の都市、サンパウロのコーヒーショップの数は過去15年間で倍増し約2万5000店に上っている。同国の経済規模は世界6位。
 ルス氏は5日、サンパウロにある本社から電話インタビューに応じ「より多くのブラジル人が、急に良質のコーヒーを飲めるようになった」と指摘。「いったん良質のコーヒーの味を知ると、それ以前の味に戻るのは難しい」と語った。
 需要拡大に伴い、コーヒー先物相場は過去2年間で42%上昇している。国際コーヒー機関(ICO)のロベリオ・シルバ事務局長は1月18日、世界のコーヒー生豆消費が過去10年間に年間平均2.5%増加しており、今年は1.5%増えるとの見通しを示した。
 ブラジルの焙煎業者団体ABICによると、同国のコーヒー需要は1995年以降、倍増しており、2011年11月-12年10月には3.5%増加し2040万袋に達すると予想される。
 原題:Brazil Coffee Drinkers From Amazon to Rio Set to OvertakeU.S.(抜粋)
 記事に関する記者への問い合わせ先:Sao Paulo Lucia Kassai lkassai@bloomberg.net
 記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dale Crofts dcrofts@bloomberg.net

http://www.google.com/search?hl=ja&gl=jp&tbm=nws&btnmeta_news_search=1&q=%E5%85%88%E4%BD%8F%E6%B0%91&oq=%E5%85%88%E4%BD%8F%E6%B0%91&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=3&gs_upl=6109l8375l0l9031l0l0l0l0l0l0l0l0ll0l0#q=%E5%85%88%E4%BD%8F%E6%B0%91&hl=ja&gl=jp&tbm=nws&source=lnt&tbs=sbd:1&sa=X&ei=_CdhT-7AFOuYmQWflaGaCA&ved=0CBYQpwUoAQ&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=705488aad5be97cb&biw=1648&bih=866

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在日米軍再編:普天間移設 国連委、日本に質問状提出へ 「先住民差別の恐れ」

2012-03-15 | ウチナー・沖縄
毎日新聞 2012年3月13日 東京朝刊

 【ジュネーブ伊藤智永】国連の人種差別撤廃条約の委員会(事務局・ジュネーブ)は、在沖縄米海兵隊・普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古(名護市)移設計画が歴史的な琉球先住民差別に当たる恐れが強いとして、日本政府に対し、人権侵害問題の観点から計画の現状や地元住民の権利を守る具体策について説明を求める異例の質問状を出す。
 日本政府は7月31日までに回答しなければならない。委員会は8月の次回会期で、日本政府の回答も検討しながら、普天間移設計画が人種差別撤廃条約に違反しているか審査する。沖縄住民の権利を守る方向で移設計画を見直すよう勧告を出す可能性が高い。
 これは2月10日、国連の会議に参加資格を持つ非政府組織(NGO)「反差別国際運動」(事務所・ジュネーブ)と、沖縄の琉球文化伝承や自然保護に取り組むNGOが、普天間移設計画を人種差別撤廃条約違反だとして、委員会に通報したのを受けて行われている手続きの一つ。
 日米両政府は2月、普天間移設と切り離して米海兵隊のグアム移転を先行させるなど、沖縄に米軍基地負担を残す方向で計画が動き出している。このため、NGO側は人種差別撤廃委員会に「重大な条約違反を防止し、効果的に対応するため」93年に設けられた「早期警戒措置・緊急手続き」の発動を要請した。
 委員会は、要請の採否を条約加盟各国から選ばれた5人の人権問題専門家による作業部会で検討。今月6日には18人の委員全員による討議で、NGOの訴えについて日本政府の言い分を確認するため、質問状を出すことを決め、9日付で採択した。
 質問状は、条約違反の恐れがある計画として、普天間飛行場の辺野古移設と、在沖縄米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を指摘し、人権侵害ではないのか、住民の訴えに日本政府としてどう対応しているのか、などを問いただしている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120313ddm002010107000c.html

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大震災1年:3・11後の世界 豪・アボリジニの長老嘆く 私たちのウランがフクシマに

2012-03-15 | 先住民族関連
毎日新聞 2012年3月13日 東京朝刊

 ◇汚染の一方、雇用期待も
 「私たちの大地が生んだウランがフクシマの人たちを苦しめている。本当に悲しい」
 オーストラリア(豪州)先住民族アボリジニの女性長老アイリーンさんは、遠い日本で起きた福島第1原発事故に今も心を痛めている。豪州産ウランは原発燃料として日本などに輸出され、福島でも使われた。鉱山開発で先祖伝来の土地を奪われ、採掘中止を求めてきたアイリーンさんは今、世界中の原発廃止を訴えている。
 南オーストラリア州の州都アデレードから北に約560キロ。赤茶けた砂漠の中に、国際的な大手資源企業「BHPビリトン」のオリンピックダム鉱山がある。年間約4000トンのウランを産出し、埋蔵量は世界一だ。
 アイリーンさんの年齢は「90歳ぐらい」という。正確な生年月日は不明だ。この地に生まれ、野生のカンガルーを捕獲し、果物などを採集して暮らした。家は無く、樹木が屋根、大地が寝床。「でも昔はとても平和で幸福だった」と振り返る。
 ところが70年代半ばに鉱山開発が始まり、広大な区域が鉄条網で囲われ、立ち入り禁止になった。アイリーンさんは「ここは私たちが先祖から受け継いだ大地。だが泉は枯れ、動物たちは姿を消し、大地は放射能に汚染されてしまった」と悲しそうに話した。福島原発事故の様子はテレビで繰り返し見たという。「日本の政府と電力会社にお願いしたい。ウランを買うのをやめ、原発を廃止してほしい」と訴えた。
 周辺住民は、がんの多発など健康被害や採掘時に発生する放射性廃棄物の危険性を訴えてきたが、実態調査は行われていない。BHPビリトンは毎日新聞の取材に「放射能が危険を及ぼす事態は起きていない」と答えた。
 豪州の環境問題に詳しい京都精華大の細川弘明教授(環境社会学)は「オリンピックダム産ウランの約4分の1が米国やカナダでの転換・濃縮などの過程を経て日本に送られ、福島第1原発でも使われた」と説明する。
 だがウラン輸出の強化を図る豪州政府は昨年10月、オリンピックダム鉱山の事業拡張計画を承認。今後11年間で生産量を現在の4倍超の1万9000トンに拡大する計画だ。地元では新規の雇用創出やインフラ整備などへの期待も高い。
 住民の中には安定した収入を得て子供たちに良い生活をさせたいという思いもある。鉱山で働く40歳代のアボリジニ男性は「ウランがあったことは不幸だが、鉱山と共存するしか道は無い」とあきらめ顔で語った。【オリンピックダム(オーストラリア南部)で佐藤賢二郎】
    ◇
 東日本大震災から1年。世界はどう変わったのか。人々は日本にどんな思いを寄せているのか。「震災後」の世界各地から報告する。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120313ddm001040052000c.html

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テイクオフ:台湾本島の南東沖に浮か…[社会]

2012-03-15 | 先住民族関連
NNA.ASIA -台湾 2012年3月13日(火曜日)

 台湾本島の南東沖に浮かぶ蘭嶼。豊かな自然と先住民タオ族の文化が共存する小さな孤島には、低レベル放射性廃棄物の貯蔵施設がある。以前から放射能漏れの可能性が指摘され、島民による島外移設を求める抗議活動が繰り返されてきた。
 見学を申し出ると、台湾電力の技術者が屈託ない笑顔で、安全性について熱弁をふるった。しかし、その後出会った島民の言葉が胸に刺さる。「そんなにクリーンなものなら本島に持って帰ればいい。我々は原発による電力など使っていない。原発は本島のものだ」。抗議活動を主導する蘭嶼文化基金会の執行長だった。
 貯蔵施設を出て眼前に広がる太平洋を眺める。浅瀬には島のガイドに伴われてシュノーケリングに興じる観光客の一団が浮かんでいた。魚たちが踊る美しい海中の世界を見て、われわれは何を学ぶべきなのか。(米)
http://news.nna.jp/free/news/20120313twd001A.html

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東日本大震災から1年 東胆振各町で被災者支援イベント

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 3/12)

 東日本大震災から1年を迎えた11日、東胆振の各町で被災者支援チャリティーイベントなどが催された。
 白老町では姉妹都市・仙台市の復興を支援するチャリティーイベントが、同町のアイヌ民族博物館で開かれ、300人を超える町民や観光客が伝統舞踊や儀式を通じて思いを一つにした。
 同館は2~4日に仙台市を訪問し、仮設住宅や公共施設でアイヌ古式舞踊公演を行うなど、伝統文化を通じた被災地支援に力を入れてきた。この日は入館料の代わりに、伝統料理オハウ(汁物)の無料試食や同館の看板犬「そら」との記念撮影など特典付きの参加料500円を払ってもらい、益金を仙台市への義援金に充てる企画とした。
 チセ(家屋)を舞台に、祈りの儀式カムイノミを「復興祈願特別バージョン」で執り行った。「震災でまちや自然が破壊され、山、川、海の神々が苦しんでいる」などとアイヌ語で祈り言葉をささげ、大地の平穏を願った。震災発生時刻の午後2時46分には儀式を中断し、黙とうをささげた。
 フィナーレでは参加者ら約100人が手をつないで「イヨマンテリムセ」(クマの霊送りの舞い)を行い、被災地に元気を届けよう―と、一人ひとりが大きな掛け声を響かせた。この他、館内で被災地の写真展も行った。
              ■           ■
 厚真町では、地元音楽グループが総合福祉センターで被災地支援のチャリティーコンサートを開催。町民ら約300人が訪れ、20万円を超す義援金が集まった。
 希望や勇気の詰まった楽曲をコーラス、吹奏楽、和太鼓の演奏で披露。最後は会場全体で「上を向いて歩こう」を歌い、温かな一体感に包まれた。
 こぶしの湯あつまでは夕方、災害当時の停電生活を思い、キャンドルナイトが行われた。苫小牧のボランティアグループ「おはなしオルゴール」が淡い明かりの中、津波と対峙する山男の物語「八郎」を東北の方言を交えて語り、入浴客も聞き入っていた。
 また、安平町のせいこドームは、苫小牧と近郊のアイスホッケークラブチーム(小学3年以下)のチャリティー対抗戦が行われ、主催者が会場に募金箱を置いて義援金を募った。震災発生時刻の午後2時46分には、選手も全員で犠牲者に黙とうをささげた。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12031201.html

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世界最大の滝・イグアスに飲み込まれてきた‎

2012-03-15 | 先住民族関連
GIGAZINE 2012年03月12日 19時00分32秒

世界三大瀑布の中で滝幅、水量共に他の二つを遥かに凌駕するイグアスの滝。先住民が「大いなる水」と呼んだ彼の地を、現地から徹底レポートします。
こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、今、イグアスの滝のアルゼンチン側の街、プエルトイグアスにいます。
世界三大瀑布イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルににまたがる、最大落差80m以上、滝幅2.7km、滝の水量は毎分36億リットルという世界最大の滝です。ナイアガラの滝が滝幅1km、水量1億7千万リットル、ビクトリアの滝がそれぞれ1.7km、5億リットル。二つと比べるといかにスケールが大きいかがわかります。ちなみにイグアスを訪れたルーズベルト元大統領夫人は「かわいそうな私のナイアガラ」と漏らしたとか。
イグアスの滝には、高速ボートで滝壺に突っ込むというスリリングなツアーがあるというので、それも含めて世界最大の滝を堪能してきました。
http://gigazine.net/news/20120312-iguazu-waterfalls/

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公害防止協定:アイヌ協会支部、藻別川支流の産廃処分場巡り業者と 立ち入り調査も /北海道

2012-03-15 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年3月10日 地方版

 紋別市の藻別川支流に建設中の産廃最終処分場を巡り、道公害審査会に調停を申請していた北海道アイヌ協会紋別支部の畠山敏支部長(70)は9日、建設している「リテック」(同市渚滑町、佐藤伸也社長)と公害防止協定を締結したと発表した。支部側の市川守弘弁護士によると、アイヌと企業の公害防止協定は道内で初めてだという。
 畠山支部長らは藻別川でサケやマスを捕獲し、アイヌの伝統儀式を行っている。協定には「アイヌ文化の保存・伝承に関するサケ・マス特別採捕に生じる悪影響を未然に防止する」と明記。支部側が処分場内の立ち入り調査を求めた場合、リテック側は「同意・協力する」とした。
 市川弁護士は「アイヌには古くからサケを捕っていた権利(先住権)がある。協定は事実上先住権を認め、意義は大きい」と指摘。畠山支部長は「アイヌ始まって以来の協定は意義深い」と述べ、アイヌの権利回復に期待を示した。【高山純二】
http://mainichi.jp/life/ecology/area/news/20120310ddlk01040178000c.html

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「聖なる川」公害防止へ アイヌ民族団体が地元産廃業者と協定

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 03/10 06:30)

 紋別市の藻別川の支流域に建設中の産業廃棄物最終処分場をめぐり、道アイヌ協会紋別支部は9日、処分場の運営会社リテック(紋別)と公害防止協定を結んだ。同支部が下流で伝統儀式のためにサケを捕獲していることを踏まえ、《1》同支部の関係者が処理場の敷地内に立ち入って水質などを調査・測定できる《2》定期的に同社から水質調査の結果報告を受ける―などが柱となる。<北海道新聞3月10日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/356436.html

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宇梶剛士 :映画「カムイと生きる」ナレーションを担当

2012-03-15 | アイヌ民族関連
 叔父・浦川治造を追ったドキュメンタリー

まんたんウェブ 2012年03月08日
 俳優の宇梶剛士さんがナレーションを務める映画「カムイと生きる」(小松秀樹監督)がこのほど公開された。映画は宇梶さんの叔父でアイヌ文化を伝える浦川治造さん(73)を追ったドキュメンタリーだ。
 浦川さんは北海道浦河町出身で、当時わずかに残っていたアイヌ集落で生まれ、40代で上京。東京アイヌ協会を設立するなど関東でのアイヌ文化の伝承に努め、千葉県君津市の森に、アイヌ語で神々の遊ぶ庭を意味する「カムイミンタラ」や山梨県大月市にアイヌの住居を意味する「ポロチセ」など人々のいこいとなる場所を作る活動をしている。映画では浦川さんの娘、正美さんや真喜子さんをはじめ俳優の内野智さんといった浦川さんと長年交流のある仲間たちが浦川さんについて語るほか、東日本大震災の被災地へボランティアに向かう浦川さんに同行し、アイヌ語で人間らしい生き方を意味する「アイヌプリ」を貫く浦川さんの姿に迫る。音楽は尺八奏者の岳人山さんが担当する。
 映画は北海道浦河町の大黒座で公開中。ほか北海道各所、東京、長野、愛知、三重で順次公開。(毎日新聞デジタル)
http://mantan-web.jp/2012/03/08/20120308dog00m200017000c.html

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2012年度 PARC自由学校受講生大募集中!

2012-03-15 | ウチナー・沖縄
EICネット 登録日 | 2012.03.07

2012年度 PARC自由学校 全講座がウェブにUP&お申込みスタート! 
 ー脱原発、脱成長の社会をめざして、出会い、学び、一歩動き出そう! 
  http://www.parc-jp.org/freeschool/index.html       
PARC自由学校は1982年にスタートしたオルタナティブな市民の学校です。毎年開講し、ついに今年で30年目を迎えます。これまでの受講生は7000名あまり。時代を先取りしたテーマで、普通の教育機関では味わえない講座を開いています。
参加者は年齢層も10代から70代まで幅広く、様々な職業の方々が集まり、新しい出会いの場となっています。2012年度の25講座の申し込み受付がスタートします。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしています!

●講座一覧はこちら→http://www.parc-jp.org/freeschool/index.html
※ウェブサイトからお申込み・クレジット決済が可能です。またパンフレットの
ダウンロードも可能です。

【講座一覧】
★ことばの学校★
01. キムのActive English─ 世界のグラスルーツ・パワーとつながる
02. ジェンスの英語で発信!
03. 世界のニュースから国際情勢を読み解こう
04. 武藤一羊の英文精読
05. 五感で学ぶ! アイヌ民族のことばと文化
06. はじめてのケチュア語―アンデス先住民族の歴史と文化を学ぶ

★世界の学校★
07. グローバル・デモクラシーへの挑戦―人びとは立ちあがり、世界は動く
08. TPPでは生きられない!?―私たちの暮らしは私たちがつくる
09. アラブ・カルチャー:抵抗とオルタナティブ
10. ドキュメンタリー映画で観る 現代中国の光と影

★社会の学校★
11. 本気で脱原発!
12. 地域で創る。脱成長な生き方・働き方
13. もうマスコミは信じない―メディアを選ぶ・創る
14. 生きる―表現者たちが紡ぐ哲学
15. どうする日本の食と農

★連続ゼミ★
16. もうだまされない!知識ゼロからの経済学入門
17. 東京を歩く―あらためて考える「防災」と「防衛」
18. 映像を使って授業をつくろう―脱原発・貧困・環境をテーマに

★環境と暮らしの学校★
19. 暮らしの達人に学ぶ!手仕事とサバイバル術入門
20. 文化としてのビールを味わう
21. 島の知恵と暮らしにまなぶ―いま問い直す豊かさの意味
22. コミュニティ・カフェをつくろう!─ あなただからできる、あなたらしい場づくり
23. 東京で農業!

★表現の学校★
24. 生きることは表現すること―アーティストと学ぶ、アートの歴史と創作ワークショップ
25. 「旧暦」は「未来暦」─ 古くて新しい「歳時記」暮らしのススメ

★特別講座★
社会にモノ言うはじめの一歩!~活動家一丁あがり!~
【労働と貧困】
【食と農で世直し!】

★お昼の学校★
A 阿満利麿と読む「親鸞」─ 絶望と無関心から、つながり行動するための思想
B. コミュニティ・カフェをつくろう!─ あなただからできる、あなたらしい場づくり

★海外/国内ツアー★
◎アクションツアー!現場とつながろう
 福島県喜多方市を春夏秋冬 訪れる/
 祝島を訪れる
 インドネシア・ハルク島 島の暮らしから生きる力を学ぼう
【すべての講座のお問い合わせ・お申込み】
PARC自由学校
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org
HP http://www.parc-jp.org/
Twitter:http://twitter.com/parc_jp

http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=27935&category=

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アイヌ民族儀礼時のござ「イナウソ」づくり 無償で指導へ

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 03/05 16:00)

 名寄のアイヌ文化伝承者北風磯吉について約40年間研究してきた、函館市桔梗町在住の会社員佐藤幸夫さん(60)が、自身がアイヌ民族の女性から習った、儀礼時に使うイナウソ(模様つきのござ)の作り方を指導することにした。「後の世代に技術を残すため、興味のある人に教えたい」といい、希望者を募っている。
 佐藤さんがアイヌ文化の研究に取り組んだのは19歳の時。国鉄名寄機関区に勤務していた佐藤さんが、旭川の川村カ子トアイヌ記念館を訪れた際、上川アイヌの長、川村さんに「名寄で北風磯吉の足跡を調べて後世に書き残してほしい。今ならまだ、関係者が生きている」と言われたのがきっかけだった。
 当時、佐藤さんは、アイヌ文化にさほど関心はなかったが、川村エカシ(長老)の切実な訴えに「自分がやらなくては」と決意。仕事の合間に北風さんの知人を訪ね歩き、足跡を追った。私財を投じてアイヌ民族の子弟のために学校を造るなどした北風さんの生き方にひかれ、研究にのめり込み、1985年に北風磯吉資料集を著した。
 調査を通じ、佐藤さんは、北風さんが民族のルーツの解明を願い、死後、札幌医大に献体したことを知った。「アイヌ民族の間では、献体をしたら、魂は天国に行けず、下界をさまようとされている。タブーを押して献体した北風さんの霊を慰めよう」と、81年から、名寄や、38歳の時に移り住んだ函館で慰霊祭を行うようになった。
 慰霊祭で使うござも「アイヌ文化を理解するために、自分で作ろう」と約30年前、旭川のアイヌ民族の女性に織り方や糸の染め方を習って製作。近隣の湿地に生えるガマを刈り、乾燥させてから、木の皮をよって作った糸とともに織り込むという手間のかかる作業を重ね、これまでに5枚を作った。「糸の工程も含めると秋から翌年の初夏までかかります」
 織り方を指導することを決めた理由について、佐藤さんは「多くのアイヌ民族に研究に協力してもらった。無償で習った織りの技術を次世代の人に教えるのが私の務め」と話す。指導は雪解けから数カ月の予定。希望者は佐藤さん(電)0138・86・7010(午前9時から午後5時まで)へ。(稲塚寛子)

 北風磯吉 1880年(明治13年)ごろ名寄村(現・名寄市)で生まれる。天塩川流域のアイヌ語を伝承し、知里真志保「分類アイヌ語辞典」などの作製に協力した。1969年死去。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/355318.html

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【白老】伝統舞踊に万来の拍手 アイヌミュージアムフェアin仙台

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 3/5)

 アイヌ文化の理解促進と東日本大震災からの復興がテーマの「アイヌミュージアムフェアin仙台」は3日、仙台市青葉区の市青年文化センターで開かれ、震災で大きな被害を受けた地元・宮城の郷土芸能団体と白老町のアイヌ民族博物館が、伝統の歌や踊りで競演。ふるさとへの誇りを生き生きと表現し、満員の観衆を魅了した。
 白老町とアイヌ民族博物館が主体のアイヌ文化遺産活用地域活性化協議会(会長・戸田安彦町長)と仙台市、仙台市教育委員会が合同で主催。来場者は約650人と、市教委関係者が「おそらく開館以来初めて」という満席になり、市民の関心の高さをうかがわせた。
 イベントは2部構成で、白老町の白崎浩司副町長、仙台市の奥山恵美子市長のあいさつで開幕。第1部はアイヌ文化のワークショップが企画され、伝統楽器「ムックリ」(口琴)の演奏体験では、何とか音を出そうと観客たちが夢中で練習する光景が広がった。宮城県のアイヌ語地名や、白老町の国指定史跡「仙台藩白老元陣屋」を解説する学芸員講話もあり、北海道と東北のつながりをアピールした。
 第2部は、石巻市の「雄勝(おがつ)法印神楽保存会」、仙台市の「湯元の田植踊保存会」とアイヌ民族博物館がそれぞれの伝統芸能を発表。雄勝法印神楽のステージでは、能面をかぶった2人の男性による戦いの演目が催され、高さ3メートルはあろうかという舞台のはりによじ登ってのアクロバティックな演技に歓声が上がった。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12030501.html

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