(北海道新聞 03/04 11:18)
アイヌ文化を知ってもらうとともに、被災地復興も後押ししようと、アイヌ民族博物館(胆振管内白老町)は3日、仙台市などと共催で「アイヌミュージアムフェアin仙台」を仙台市内で開いた。
同博物館は一昨年から、横浜など道外でアイヌ文化を紹介するイベントを実施。今年は被災地支援のため、開催地を当初予定していた名古屋から、白老町の姉妹都市である仙台に変更した。
約500人の来場者を前にして、アイヌ文化の特徴や歴史を紹介した後、「イヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)」や「鶴の舞」など古式舞踊を披露した。来場者全員にプレゼントした伝統楽器ムックリ(口琴)の演奏を体験してもらい、会場からは「どうやればあんな音が出せるの」と驚きの声も出ていた。
また、被災地の伝統芸能を支えるため、津波で担い手や道具を失った宮城県石巻市雄勝町の「雄勝法印神楽」の保存会や、仙台市秋保(あきう)の「秋保の田植踊」の保存会の関係者も舞台に立った。(東北臨時支局)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/355077.html
アイヌ文化を知ってもらうとともに、被災地復興も後押ししようと、アイヌ民族博物館(胆振管内白老町)は3日、仙台市などと共催で「アイヌミュージアムフェアin仙台」を仙台市内で開いた。
同博物館は一昨年から、横浜など道外でアイヌ文化を紹介するイベントを実施。今年は被災地支援のため、開催地を当初予定していた名古屋から、白老町の姉妹都市である仙台に変更した。
約500人の来場者を前にして、アイヌ文化の特徴や歴史を紹介した後、「イヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)」や「鶴の舞」など古式舞踊を披露した。来場者全員にプレゼントした伝統楽器ムックリ(口琴)の演奏を体験してもらい、会場からは「どうやればあんな音が出せるの」と驚きの声も出ていた。
また、被災地の伝統芸能を支えるため、津波で担い手や道具を失った宮城県石巻市雄勝町の「雄勝法印神楽」の保存会や、仙台市秋保(あきう)の「秋保の田植踊」の保存会の関係者も舞台に立った。(東北臨時支局)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/355077.html