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【白老】第2弾は「焼き菓子」 商工会の地場産食材活用商品開発

2012-03-28 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 3/27)

 地元産食材を使った「焼き菓子」を白老町の新たな土産品にしようと、地元の商業者らで開発した試作品のお披露目が26日、同町大町のしらおい経済センターで行われた。
 町商工会むらおこし事業推進委員会(波多武光部会長)による、地場産食材を活用した商品開発事業の一環。今回は、昨年のエゾシカ肉に続く第2弾で、▽日持ちする土産品が白老町には少ない▽修学旅行生や若者に支持される土産品を―といった会員の意見をもとに、ベーカリーショップななかまど(大町)と茶連慈(萩野)の2店が開発を担当した。
 ななかまどは、白老産鶏卵と道産米粉を使った「ポロト湖へ米老菓(まいろうか)」を開発。ネーミングには「また白老に参ろうか(行ってみようか)」というリピーター獲得の願いを込めた。こくのある甘みと口溶けの良さが売りで、丸型はポロト湖をイメージ。表面にはスライスアーモンドをちりばめ、湖に浮かぶ船を表現するなどアイデア満載の一作だ。
 茶連慈が開発した焼き菓子「福来(ふくろう)のゆりかご」は、かわいらしいフクロウの形が目を引く。アーモンド粉や無塩バターなどに町内で自生するアイヌ民族の有用植物・オオウバユリの球根を加え、ふっくらと焼き上げた。豊かな香りとほど良い甘さが特徴で、試食会では男性にも人気を集めていた。
 試食会ではネーミングや甘さの加減、パッケージの仕方などに幅広く意見が出た。同委員会は今後、2商品の改良を重ね、価格や販売場所などを決めた上で大型連休前の発売を目指す。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12032702.html

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白老代表する銘菓を―焼き菓子2種類30人が試食

2012-03-28 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2012年3月27日(火)朝刊】

 白老の銘菓を―と商品開発に取り組んでいる白老町商工会むらおこし事業推進委員会(波多武光委員長)は26日、2種類の焼き菓子の試食会をしらおい経済センターで開いた。出席者からの意見などを参考に改良を重ね、商品化につなげたい考えだ。
 大町のベーカリーショップななかまどを運営するポプリが考案したのは、道産の米粉、生クリーム、白老産の卵などを材料にした「ポロト湖に米老菓(まいろうか)」。丸い形はポロト湖を、アーモンドスライスは湖に浮かぶ舟をイメージした。
 萩野の通所授産施設フロンティアは、アイヌの守り神であるフクロウをデザインした焼き菓子「福来(ふくろう)のゆりかご」を試作。今後、アイヌ民族の食料源の一つだったオオウバユリの球根の一部を加えようと考えている。
 川田憲秀商工会長が「六花亭に負けないお菓子ができれば」とあいさつ、始まった試食会には約30人が参加した。「しっとりしていておいしい」「もうちょっと小さい方がいい」「パッケージにしたときに割れない工夫を」「アーモンドの代わりに米粒にしては」「お菓子と商品名が合っていない」など感想、意見が百出した。
 商品名やパッケージデザイン、味などを尋ねるアンケートも実施。「皆さんの貴重な意見をいただいたなかで、4、5月の販売を予定している」(波多委員長)とし、準備を急ぐ考えだ。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/03/27/20120327m_08.html

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