先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

外交通じ初の返還 独ボン大学 ハンスディーター・ウールシュレーガー博士に聞く

2017-08-11 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年8月11日 東京朝刊
尊厳回復につながる
 ドイツに収蔵されていた遺骨について、日本政府が返還に取り組んだことは、長い間、差別に苦しみ、今も(他の日本人との)格差が残るアイヌの人々にとって、尊厳の回復につながる出来事だ。
 返還された頭骨1体以外についても、どのような事情でドイツに持ち込まれたのか解明し、少しずつ返還が進められるべきだ。独側が返還条件に掲げる「不当な収集」の証明がないという理由で、遺骨が独国内の収蔵庫に放置されることは正しいことではない。
 収蔵団体側には、多くの遺骨を返還してしまうと、さらなる返還要請が来るのではという不安がある。だが、…
残り481文字(全文747文字)
https://mainichi.jp/articles/20170811/ddm/007/040/029000c

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新作アイヌ木彫り、大英博物館へ 平取の貝沢さん制作 来年にも展示へ

2017-08-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/10 20:06

「子供から大人まで多くの方が理解できる作品に仕上げたい」と笑顔で語る貝沢徹さん
【平取】独創的なアイヌアート制作で知られる日高管内平取町二風谷の工芸作家貝沢徹さん(58)が、英国の大英博物館に新作の木彫り装飾を出品することになった。日本文化の紹介コーナーで来年にも展示される。同館はアイヌ民族の古い資料を所蔵しているものの、新作の購入は珍しいという。貝沢さんは「大変光栄でありがたい」と話し、年内に制作する予定だ。
 貝沢さんは、アイヌ文化の精神を世界に発信する絶好の機会として、守り神のフクロウがふ化する場面を制作する。アイヌ文様なども入れる予定だ。貝沢さんは「アイヌ文化に光が当たれば、次世代の若い作家にもいい刺激になると思う」と話している。
残り:267文字/全文:550文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/125048

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アイヌ期末期ガラス玉出土 標津 ポー川河岸3遺跡

2017-08-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2017/08/10
【標津】ポー川自然史跡公園の「ポー川河岸3遺跡」で1日から行われている発掘調査で、竪穴住居跡からアイヌ期末期(18世紀ごろ)のものとみられるガラス玉や炉の跡が見つかった。同公園によると、遺跡とアイヌ文化の関わりを知る上で、重要な資料となるという。
 調査は町教委の事業で、遺跡の保存や地域の文化学習が目的。町内の高校生や根室管内の中学校教諭ら計13人が参加し、12平方メートルの竪穴住居跡を発掘している。
 ガラス玉は2日に出土した。住居跡はこれまで約千年前の擦文時代のものと考えられていたが、今回の調査でアイヌ期に竪穴住居が再利用されたと推測できるという。
残り:146文字/全文:424文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/124825

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アイヌ新法へ全国調査 政府、生活支援の導入判断

2017-08-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2017/08/10
 政府は、検討中のアイヌ民族に関する新法にアイヌ民族らが求める生活・教育支援などを明記するかどうかを判断する際の参考にするため、全国のアイヌ民族に対する生活実態調査を本年度中に実施する。道内在住者を対象に調査する道とも連携し、差別などを懸念して普段はアイヌ民族と明らかにしていない人たちを含めて聞き取りなどを行う。
 政府による全国調査は2010年度に続き2回目。前回は道内の血縁者らをたどって把握できた道外の241世帯318人に調査票を配布し、153世帯の210人が回答。国民平均に比べ世帯年収が低く、高校中退者が多いなどの実態が分かった。
 ただ回答者はアイヌ民族同士で日常的なつながりを持っている人が多く、差別を恐れて普段はアイヌ民族だと明かさず、アイヌ民族のコミュニティーからも離れている人の声をどうすくい取るのかが課題となった。地域的にも関東の回答者が137人で約7割を占める一方、近畿は14人にとどまるなど偏りがあった。
 内閣官房アイヌ総合政策室によると、アイヌ民族の道外への移住者や子孫は体系的に把握されておらず、全体数は分かっていない。今回の具体的な調査方法や対象とする範囲などは今後詰める。北海道アイヌ協会や、これまで継続調査を行ってきた道の協力を得ながら準備を進める。
 電話相談事業などを行っている全国の生活相談員らに照会し、相談者の中にアイヌ民族の人がいた場合、相談員にその現状を尋ねることなども検討しているという。調査項目は道の調査と同様に、経済的に困っていることや子供の教育環境などを想定する。
 政府は、20年4月に胆振管内白老町にアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」を開設。アイヌ新法も同年の制定を目指している。今回の調査結果は本年度内に取りまとめる予定で、アイヌ総合政策室は「総合的なアイヌ政策の検討に向けて全国の実態把握に努める」としている。
 新法を巡っては北海道アイヌ協会などが、生活・教育支援の施策を具体的に盛り込むよう求めている。菅義偉官房長官は7月の北海道新聞のインタビューで「憲法14条の平等原則との関係など整理する課題がある」として新法への明記は難しいとの見解を示した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/124891


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「クチャ」風テント制作 アイヌ民族の仮小屋イメージ

2017-08-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/08 05:00

 開催中の札幌国際芸術祭(SIAF、実行委主催)で、アイヌ民族伝統のクチャ(仮小屋)をイメージしたテントを設け、都市と自然が近接した空間を感じる「コタンペップロジェクト」が札幌市中央区の円山公園で行われている。
 実行委によると、コタンペッは円山の山麓の一部で、かつてアイヌ民族が狩猟したエリアだったことから、プロジェクトでは会場に選んだ。参加者は円山公園パークセンター(同区宮ケ丘3)で大風呂敷を受け取り、三脚状にした3本のスギの上にかぶせ、アイヌ民族が狩猟の際に使ったクチャをイメージしたテントを作る。
 10月1日まで。今後もアイヌ文化伝承者の案内による円山公園内の林の散策など多彩なイベントを12日、20日、9月10日、10月1日にも行う。参加無料。詳細は同プロジェクトのホームページhttps://www.kotanpet.com/へ。(村田亮)
残り:106文字/全文:482文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/124924

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独、アイヌ民族の遺骨返還

2017-08-11 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年8月10日
Germans return Ainu skull stolen from Japan   
BERLIN - The skull of an Ainu person that was stolen by a German from a Hokkaido grave in 1879 was officially returned to the Japanese government during a ceremony here on July 31.
週刊英語学習紙 毎日ウィークリー8月12日号
記事全文は「毎日ウィークリー」本紙に掲載しています。音声は全文を読み上げています。
https://mainichi.jp/weekly/articles/20170808/wek/00m/040/013000c

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道新 アイヌ語小文字発音講座 5 小文字の「ㇺ」(動画)

2017-08-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2017/08/09
アイヌ文化を伝える北海道新聞の記事に時々登場している、片仮名の小書き文字。小文字表記されるアイヌ語独自の発音の仕方を、音声と動画で分かりやすく伝えるため、北海道新聞のニュースサイト「どうしん電子版」で「道新アイヌ語小文字発音講座」を公開しています。
https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/5536238651001

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