北海道新聞 07/02 22:30
【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の国立アイヌ民族博物館は3日、アイヌ民族の少女らが活躍する野田サトルさん(北広島市出身)作の漫画「ゴールデンカムイ」にちなんだ特別展を始める。
作品に出てくる民具、関連する原画など約200点を展示。アイヌ民族の少女アシリパの着物のモデルとなった草皮衣(そうひい)や、主人公の杉元佐一が砂金掘りで使ったくわのような道具「カッチャ」、作品の歴史的背景の解説コーナーもある。
2日は報道陣に事前公開された。博物館の佐々木史郎館長は、作品でアイヌ民族や樺太の先住民族の生活が丁寧に描かれていることに触れ、「原画と実物の資料で作品の世界を追体験してほしい」と話した。
8月22日まで。ウポポイと博物館はそれぞれ事前に予約する。ウポポイの入場料と特別展観覧料(大人300円、高校生200円)が必要で、中学生以下は無料。(斎藤佑樹)
※アシリパの「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/562871
【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の国立アイヌ民族博物館は3日、アイヌ民族の少女らが活躍する野田サトルさん(北広島市出身)作の漫画「ゴールデンカムイ」にちなんだ特別展を始める。
作品に出てくる民具、関連する原画など約200点を展示。アイヌ民族の少女アシリパの着物のモデルとなった草皮衣(そうひい)や、主人公の杉元佐一が砂金掘りで使ったくわのような道具「カッチャ」、作品の歴史的背景の解説コーナーもある。
2日は報道陣に事前公開された。博物館の佐々木史郎館長は、作品でアイヌ民族や樺太の先住民族の生活が丁寧に描かれていることに触れ、「原画と実物の資料で作品の世界を追体験してほしい」と話した。
8月22日まで。ウポポイと博物館はそれぞれ事前に予約する。ウポポイの入場料と特別展観覧料(大人300円、高校生200円)が必要で、中学生以下は無料。(斎藤佑樹)
※アシリパの「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/562871