先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

洞爺湖町でアイヌ文様の刺しゅう教室を開催

2021-07-08 | アイヌ民族関連
NHK 07月07日 20時09分

洞爺湖町でアイヌ文様の刺しゅう教室が開かれ、参加者たちが手作りのマスクを作りました。
この刺しゅう教室はアイヌ文化に親しんでもらおうと洞爺湖町が初めて開き、7日は40代から80代の13人が参加しました。
講師には刺しゅうを通じてアイヌ文化を発信する「登別アシリの会」の代表、芳賀美津枝さんが招かれ、とげと渦巻き状の文様について「ウイルスを威嚇して鎮めるという意味がある」と紹介しました。
続いて参加者たちは黄色や青など好きな色の糸をチェーンステッチという方法で一針一針丁寧に縫い付けていました。
2時間ほどでアイヌ文様の刺しゅうが終わり、最後にスタッフがミシンで仕上げてマスクが完成しました。
参加した80代の女性は、「いままでアイヌ文様の刺しゅうを目にすることはありましたが自分にはできないと決めつけていました。自分で作ることができてとてもうれしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210707/7000036292.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「自然と共存する価値観」が魅力。アイヌ文化に触れてみよう──入門編におすすめの本【6選】

2021-07-08 | アイヌ民族関連
IDEAS FOR GOOD 7月 07, 2021

今、アイヌ文化に大きな注目が集まっているのをご存じだろうか。この「アイヌブーム」の火付け役とも言えるのが、週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中のマンガ『ゴールデンカムイ』だ。明治末期の北海道・樺太を舞台にした本作中には、当時のリアルなアイヌ文化の描写が豊富に登場。2021年6月時点でシリーズ累計発行部数1600万部を突破するほどの人気ぶりである。現在、こちらの『ゴールデンカムイ』を中心に「アイヌに関する出版物ラッシュ」とも言われる現象が起こっている。
だが、こうした盛り上がりが見られる一方で、アイヌ民族を「教科書の中の存在」「なんだか難しいもの」のように感じている人も少なくないのではないだろうか。
先述の『ゴールデンカムイ』ブーム以前は特に、アイヌ文化に触れる機会といえば、もっぱら学校の授業だったであろう。カリキュラムに沿って行われる授業では、どうしてもかしこまった説明がされがちだ。アイヌ文化について「多様性を尊重するべきだから/歴史的な観点から重要だから」といった文脈で教わったことはあっても、自身の興味に基づいてアイヌ文化について学んだことがある、という人はそう多くないのではないだろうか。
また、著名人の「差別発言」についての報道のされ方も、「アイヌ=難しそう」というイメージにつながっている可能性がある。2021年3月、日本テレビの番組「スッキリ」での芸人の発言がアイヌ差別だと批判され、謝罪したニュースは記憶に新しい。報道を通して、視聴者は「発言者に悪意がなくとも、知識が不足していたり間違った理解をしていたりすれば、結果的に誰かを傷つけてしまう可能性がある」ことを再認識することができる。だが同時に、様々な媒体で繰り返しネガティブに報道される著名人の姿から、視聴者たちが「アイヌ文化=気軽に触れてはいけないもの」というメッセージまで己に刷り込んでしまっている可能性もある。
もちろん、敬意を持って他者の文化を学ぶ姿勢は重要だ。しかし、「なんだか難しそうだから」という理由だけでアイヌ文化を知らずにいるのだとしたら、それはとてももったいないことだと感じる。筆者は2001年の夏、学生時代にアイヌの集落でフィールドワークをしたことがある。その時出会ったアイヌの人々の食と向き合う姿勢や自然を大切にする姿勢に、強く心を惹かれた。彼らに根付いてきた知恵や習慣は、昨今の環境・社会問題を考える上での示唆に富んでいるのではないかと感じた。そこで今回は、数あるアイヌ関連の本やマンガの中から筆者が「面白い」「示唆に富んでいる」と感じたものを紹介したい。
はじめに:アイヌ民族について
アイヌ民族は、日本列島北部周辺、特に北海道で暮らしてきた先住民族だ。彼らは、日本語とは異なる言語系統、文化を持ち、明治時代に北海道が開拓されるまで独自の文化、暮らし方を続けてきた。しかし明治時代になると日本政府の政策により、アイヌ民族は他の地域と同じ生活、文化を強いられるようになる。その結果、独自の言語や文化が衰退。書籍『なくなりそうな世界の言葉』によると、現在、流ちょうなアイヌ語話者はたった5人しかいない。
先住民族と聞くと、山や森にこもって生活している人をイメージする人もいるかもしれない。しかし現在、アイヌのルーツを持つ人の多くは北海道および全国の都市部で暮らしている。自身のルーツを強く意識するかどうかも、それを明かすかどうかも、本人次第。出自を明かして差別的な態度をとられることを恐れて、アイヌにルーツがあることを隠す人も少なくない。その一方で、伝統を大切にしながら、現代の文化を融合させたデザインや音楽を発信するアイヌのアーティストが続々と増えており、昔からの儀式を復活させる動きも活発になっている。
先祖代々受け継がれる、自然と共存していくための知恵
アイヌの人々は「自然や身のまわりのものに神様がいる」と捉える。そのため、彼らにとってモノを使うことや狩猟や採集で食材を得ることは「神様の持ち物の一部をおすそ分けしてもらっている」ような感覚なのだという。彼らは、普段から資源をとりすぎないよう細心の注意を払っており、狩猟や採集で得た魚や樹木は、皮まで衣服や靴に利用するなどして余すことなく使ってきた。必要以上に木を切ることがなかったので、明治以前の北海道は全道の9割が森林地帯だったと言われている(三栄『時空旅人ベストシリーズ 今こそ知りたいアイヌ~北の縄文、人々の歴史と文化、ウポポイの誕生~』P.65より)。
こうした自然を大切にする心を次の世代へと伝えていくために、アイヌの人々は多くの物語を作り、口承で受け継いできた。また、刺繍や木彫りなどの日々の暮らしに根付いた民芸の文様にも、自然をたたえるような表現が組み込まれているのが特徴だ。
今、アイヌ文化に大きな注目が集まっているのをご存じだろうか。この「アイヌブーム」の火付け役とも言えるのが、週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中のマンガ『ゴールデンカムイ』だ。明治末期の北海道・樺太を舞台にした本作中には、当時のリアルなアイヌ文化の描写が豊富に登場。2021年6月時点でシリーズ累計発行部数1600万部を突破するほどの人気ぶりである。現在、こちらの『ゴールデンカムイ』を中心に「アイヌに関する出版物ラッシュ」とも言われる現象が起こっている。
だが、こうした盛り上がりが見られる一方で、アイヌ民族を「教科書の中の存在」「なんだか難しいもの」のように感じている人も少なくないのではないだろうか。
先述の『ゴールデンカムイ』ブーム以前は特に、アイヌ文化に触れる機会といえば、もっぱら学校の授業だったであろう。カリキュラムに沿って行われる授業では、どうしてもかしこまった説明がされがちだ。アイヌ文化について「多様性を尊重するべきだから/歴史的な観点から重要だから」といった文脈で教わったことはあっても、自身の興味に基づいてアイヌ文化について学んだことがある、という人はそう多くないのではないだろうか。
また、著名人の「差別発言」についての報道のされ方も、「アイヌ=難しそう」というイメージにつながっている可能性がある。2021年3月、日本テレビの番組「スッキリ」での芸人の発言がアイヌ差別だと批判され、謝罪したニュースは記憶に新しい。報道を通して、視聴者は「発言者に悪意がなくとも、知識が不足していたり間違った理解をしていたりすれば、結果的に誰かを傷つけてしまう可能性がある」ことを再認識することができる。だが同時に、様々な媒体で繰り返しネガティブに報道される著名人の姿から、視聴者たちが「アイヌ文化=気軽に触れてはいけないもの」というメッセージまで己に刷り込んでしまっている可能性もある。
もちろん、敬意を持って他者の文化を学ぶ姿勢は重要だ。しかし、「なんだか難しそうだから」という理由だけでアイヌ文化を知らずにいるのだとしたら、それはとてももったいないことだと感じる。筆者は2001年の夏、学生時代にアイヌの集落でフィールドワークをしたことがある。その時出会ったアイヌの人々の食と向き合う姿勢や自然を大切にする姿勢に、強く心を惹かれた。彼らに根付いてきた知恵や習慣は、昨今の環境・社会問題を考える上での示唆に富んでいるのではないかと感じた。そこで今回は、数あるアイヌ関連の本やマンガの中から筆者が「面白い」「示唆に富んでいる」と感じたものを紹介したい。
はじめに:アイヌ民族について
アイヌ民族は、日本列島北部周辺、特に北海道で暮らしてきた先住民族だ。彼らは、日本語とは異なる言語系統、文化を持ち、明治時代に北海道が開拓されるまで独自の文化、暮らし方を続けてきた。しかし明治時代になると日本政府の政策により、アイヌ民族は他の地域と同じ生活、文化を強いられるようになる。その結果、独自の言語や文化が衰退。書籍『なくなりそうな世界の言葉』によると、現在、流ちょうなアイヌ語話者はたった5人しかいない。
先住民族と聞くと、山や森にこもって生活している人をイメージする人もいるかもしれない。しかし現在、アイヌのルーツを持つ人の多くは北海道および全国の都市部で暮らしている。自身のルーツを強く意識するかどうかも、それを明かすかどうかも、本人次第。出自を明かして差別的な態度をとられることを恐れて、アイヌにルーツがあることを隠す人も少なくない。その一方で、伝統を大切にしながら、現代の文化を融合させたデザインや音楽を発信するアイヌのアーティストが続々と増えており、昔からの儀式を復活させる動きも活発になっている。
アイヌ文様
Image via Shutterstock
先祖代々受け継がれる、自然と共存していくための知恵
アイヌの人々は「自然や身のまわりのものに神様がいる」と捉える。そのため、彼らにとってモノを使うことや狩猟や採集で食材を得ることは「神様の持ち物の一部をおすそ分けしてもらっている」ような感覚なのだという。彼らは、普段から資源をとりすぎないよう細心の注意を払っており、狩猟や採集で得た魚や樹木は、皮まで衣服や靴に利用するなどして余すことなく使ってきた。必要以上に木を切ることがなかったので、明治以前の北海道は全道の9割が森林地帯だったと言われている(三栄『時空旅人ベストシリーズ 今こそ知りたいアイヌ~北の縄文、人々の歴史と文化、ウポポイの誕生~』P.65より)。
こうした自然を大切にする心を次の世代へと伝えていくために、アイヌの人々は多くの物語を作り、口承で受け継いできた。また、刺繍や木彫りなどの日々の暮らしに根付いた民芸の文様にも、自然をたたえるような表現が組み込まれているのが特徴だ。
サケ
Image via Shutterstock
アイヌ文化をテーマにした、おすすめの本・マンガ【6選】
独自の自然観、示唆に富んだユニークな神話、生活に寄り添った民芸品の美しい文様など、様々な魅力にあふれるアイヌ文化。今回は、アイヌの自然観、自然との向き合い方を学ぶことができる本のなかから、おすすめを6冊ご紹介する。絵本やマンガ、小説など様々な形態の本があるので、気になるものから気軽に手に取ってみてほしい。
1.アイヌ民族の自然に対する考え方が伝わってくる絵本『カムイチカプ』
光村図書の国語の教科書(小2)でも紹介されている、美しい版画が魅力的な絵本。高い木のうえから自然の営みを見守るシマフクロウの神と、仲間と共に海で暮らすシャチの戦いを読みながら、自然の厳しさや優しさ、自然に対するアイヌの人々の考え方を知ることができる。
物語自体は色々な捉え方ができる内容なので、親子で感想を話し合ってみるのもおすすめ。
【SIAFラウンジ 書籍紹介】
「カムイチカプ」(文:藤村久和, 絵:手島圭三郎/絵本塾出版)シマフクロウはアイヌ語で「カムイチカプ」と呼ばれ、鳥の王、神の鳥とされています。そんなシマフクロウが神として人々を見守る様子、無礼者に制裁を下す美しく烈々たる様子を版画で見ることができる絵本です。
2.アイヌのサステナブルな食文化も学べる。マンガ大賞受賞作『ゴールデンカムイ』
冒頭でも紹介した、明治・大正時代が舞台の人気冒険マンガ。手塚治虫文化賞でマンガ大賞を受賞している。アイヌ文化の描写は、専門家の監修のもと描かれており、ストーリーを読み進めるうちにアイヌの知識が自然に身についてしまう。
特に興味深いのは、強くてチャーミングなアイヌ民族の少女アシリパが食文化を紹介する場面だ。狩りで得た獲物に感謝の祈りを捧げる、骨が細い野生動物は「チタタプ」という方法でみじん切りにする、山菜は乾燥させて長く利用する……など、アシリパの紹介する料理法や慣習からは「食べ物に感謝し、大切にしよう」という思いがひしひしと伝わってくる。また、登場する料理がどれも思わず食べたくなってしまうほど美味しそうに描かれているのも魅力のひとつだ。
3.原作ファンはもちろん、本編未読でも楽しめる『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』
マンガ『ゴールデンカムイ』でアイヌ文化描写の監修を行う中川裕氏による、アイヌ文化の入門書。作中でよく出てくる「ヒンナ」という言葉に込められた、食べ物への感謝の気持ちや、持続可能な自然や社会づくりにつながる「カムイ(神様)」の考え方など、マンガの場面を引用しながら、アイヌの宗教観、言語、食文化などを分かりやすく解説している。
さらに、「北海道の地名からアイヌ語を紐解く」「家庭で作れるアイヌ料理」といったテーマも用意されており、マンガを読んだ人も、読んでいない人も楽しめるように工夫されているのが嬉しい。学びがたっぷりあるのに、あっという間に読めてしまう1冊。
4.ユニークな物語の数々から、動植物への想いが伝わってくる文庫本『アイヌと神々の物語~炉端で聞いたウウェペケレ~』
2020年に山と渓谷社が文庫本として復刊し、人気を集めている文庫本。著者は自身がアイヌ民族であり、アイヌ語研究の第一人者として、2006年に亡くなるまでアイヌ語の復興に力を注いできた萱野茂さんだ。祖母や村のフチから聞き集めた38の物語が、萱野さんの解説と共に綴られている。短い話で2ページほど、長くても20ページほどなので、短編集のような感覚で読み進められる。
若者に化けて人間を助けるウサギの話、「たまには良いこともするから、ヒエやアワを少し食べても怒らないで」と伝えるスズメの神様の話──収録されている物語は、どれも生きとし生けるものを題材にしたユニークなものばかり。読み終えた後は、身のまわりの自然や動物をいつもと少し違う視点で見つめることができそうだ。
5. アート好きにおすすめ!多彩な寄稿者の視点を楽しむ『問いかけるアイヌアート』
現代のアイヌの衣服や絵、彫刻などの作家、アイヌ語の研究者、アイヌ関連の美術館・博物館の学芸員が、それぞれの立場から「アイヌアートの今」を伝える一冊。
様々な属性の関係者が多彩な文章を寄稿しているのが最大の魅力だ。アイヌ語の研究者による、マンガや本などのメディアを通じた発信の分析、アイヌ文様の扱い方に関する問題提起など、扱うテーマも幅広い。気になる寄稿者の章から読み進めながら、アイヌアートの今、未来に思いを馳せてみてほしい。
6.登場人物になった気持ちでアイヌの歴史・文化を体感できる小説『熱源』
明治時代から昭和にかけて、アイヌの身にどんなことが起こっていたかを描いた直木賞受賞作。本作は史実を取り入れたフィクションで、開拓によりアイヌの土地の多くが奪われたこと、伝染病で多くのアイヌが亡くなったことなど、アイヌの歴史や文化を知る上で見逃せない要素がたくさん登場する。中でも、アイヌ独自の儀式「イヲマンテ(熊送り)※」の描写が秀逸だ。
登場人物の心情を追体験しながら、アイヌの人たちの歴史や、彼らが自然との共生をいかに大切にしていたかを感じとることができるのが魅力。
※イヲマンテ:春先のヒグマ猟で手に入れた子熊を大切に育て、1~2年ほど飼育した後に、その魂を神々の世界へと送り帰す盛大な伝統儀礼。たくさんのお土産を持たせてカムイ(子熊)の魂をカムイモシリ(神々の世界)へ送ることでその再訪を願い、食料の安定供給を求める意義がある。
リスペクトを大切に
アイヌ文化への注目が高まっていることをきっかけに、これまで知らなかった文化に触れる機会が生まれるのは、素晴らしいことだ。しかし、なかには、その文化に敬意を払わず、単に文化を「消費」するような例も見られる。
例えば、アイヌ独自のデザインである「アイヌ文様」は、勝手に広告や商品に使われてしまうことがある。だが、アイヌ文様はアイヌ文化において「神様へのメッセージ」としての意味合いを持つもの。ただの模様ではないのだ。そうした背景を無視し、当事者の意見も仰ぐことなく、勝手に消費する行為は「文化盗用」になってしまう可能性がある。また、彼らが大切に受け継いできた文化が、誤って伝わるリスクもある。
社会・環境問題の解決につながるヒントを与えてくれるアイヌ文化。その文化をリスペクトし、きちんと知ろうとする姿勢が今、求められている。そのための方法の1つとして、今回紹介した本やマンガを手に取ってみてほしい。
https://ideasforgood.jp/2021/07/07/ainu_books/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カナダの先住民族、215遺体発見で、ヴィクトリア女王とエリザベス2世の銅像倒される

2021-07-08 | 先住民族関連
オンラインジャーニー 2021年7月8日
5月27日、カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州カムループスの先住民寄宿学校跡地で未成年者215人の遺体が発見されたことに抗議する人たちが1日、ヴィクトリア女王とエリザベス2世の銅像を引き摺り倒し、首を切断するなどの破壊行為を断行。犯人はその場で警察に逮捕された。BBCが伝えた。
カナダでは19世紀から20世紀にかけて15万人以上の先住民族の子どもたちが親から強制的に引き離され、先住民寄宿学校に入れられた上、同化政策の元で教育が施された。寄宿舎の多くが粗末な造りで暖房もほとんどなく、劣悪な衛生環境にあったと言われる。寄宿舎で命を落とした子どもは6000人と推定されている。
今回子どもたちの遺体が発見された学校は1890年にカトリック教会によって開校し、1950年代には最大で500人の生徒がいたとされる。最近になって学校敷地内で子ども215人が埋められた集団墓地が見つかり、世界に衝撃を与えた。
先住民族の支援団体『ファースト・ネイションズ連合』の代表は「我々が知る限り、この子たちは行方不明として処理され、死亡したとする記録は残されていない」と話している。
ヴィクトリア女王とエリザベス女王の銅像破壊は1867年7月1日にカナダが一つの連邦として自治を開始した日を祝う「カナダの日」にあわせて発生した。子どもたちの遺体が発見されたニュースを受け、現地では式典の中止を求めるなどの抗議活動が広まっていた。英政府は銅像の破壊を強く非難すると同時に「カナダ政府と協力して問題の調査を開始する」と声明を発表した。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
https://www.japanjournals.com/uk-today/16009-210707-2.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4スタンス理論におけるラクロスでの身体の左右入れ替えとは!?【廣戸聡一ブレインノート】

2021-07-08 | 先住民族関連
ラブスポ 2021/07/07 06:30
ラクロス 競技別解説
両手で空間と時間をコントロール
スティックに当てて返すホッケーやアイスホッケーとは違い、ラクロスでは、スティックのネットでボールをキャッチし、リリースするため、動きにさらなる立体的な要素が加わります。具体的な動きとしては、ネットに入ったボールをスナッピングすることで落とさないようキープし、さらにローリングによってボールをリリースします。スティックは身体の前で構えますが、ボールをコントロールするのはネット、つまり身体の外枠になります。
そのわずかな距離のイメージのずれを埋めるため、キャッチやリリースの際に、ボールを「胸で捉える」イメージで、手の動きとステップをうまく合わせることが重要です。また、ボールをコントロールする際はスティックを身体の幅に収め、体幹を使ってスティックを動かします。スティックの面をずらさずに身体だけ動かすため、ピンニングの技術も必要です。
競技の起源
ラクロスの起源は17世紀に遡る。当時、北米の先住民族が祭事や鍛錬のために行っていたものをフランス系の移民が発見し、ルールなどを定めてスポーツ化した。使用していた道具が、僧侶が持つ杖(Crosse)に似ていたことから「La-Crosse」と呼ぶようになった。19世紀後半にカナダの国技となり、以降、各国へと普及していった。
身体の左右入れ替え
スティックを常に自由にコントロールすることができるようにするため、両手グリップのピンニングを身体に覚え込ませます。
【1】正しい立位姿勢から、両手のひらを胸の高さで垂直に立ててピンニング。
【2】手の平の向きや垂直位置が変わらないように左脚、右脚の順で片脚ずつ左へステップして胸を右に向け、【1】に戻る。
【3】逆側も同じようにステップ。左右入れ替えを繰り返す。
【書誌情報】
『廣戸聡一 ブレインノート 脳と骨格で解く人体理論大全』
著者:廣戸聡一
「本来の自分の身体の動きと理屈を知り、身体だけでなく精神的な部分との兼ね合いの中で、“いかにして昨日の自分を超えるか”という壮大なテーマを、人体理論の大家であり、日本スポーツ・武道界の救世主と呼ぶに相応しい、廣戸聡一が、自身の経験と頭脳のすべてを注ぎ込んで著す最強最高の身体理論バイブル。四半世紀でのべ500,000人の臨床施術により、多くのトップアスリート、チーム、指導者、ドクターとの関わりの中で行き着いたトレーニング&コンディショニング理論の集大成、ここに完成。オリンピック競技を含む全52種目を個別にも論及、紐解いた、すべてのアスリート、指導者、スポーツファン必携の書!
https://news.goo.ne.jp/article/love_spo/sports/love_spo-84976.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉田大八×錦戸亮ら4組、Amazon Musicが短編映画と音楽の新プロジェクト始動

2021-07-08 | アイヌ民族関連
映画ナタリー 7/7(水) 10:00
Amazon Musicが音楽作品と映像作品を制作・配信する新プロジェクト「Amazon Music presents Music4Cinema」が、本日7月7日にスタートした。
Amazon Musicはストーリー、映像、音楽など、さまざまな形態のメッセージが注ぎ込まれた“映画”というフォーマットに着目し、短編映画を軸に映像と音楽の作品を展開。4人の監督が「現代ユースの視点」をテーマにオリジナル脚本を執筆し、4組のアーティストが脚本に合わせて主題歌を書き下ろした。Amazon Musicではアーティスト4組のAmazon Original楽曲を本日7月7日より、短編映画4本を7月14日より独占配信する。短編映画はAmazon Musicアプリ、Amazon Prime Video、Amazon Music YouTube公式アカウントでも公開予定だ。
「佐々木、イン、マイマイン」で知られる監督・内山拓也が手がけた「余りある」では若葉竜也と白石聖が主演を務め、アイナ・ジ・エンド(BiSH)が主題歌「残して」を提供。「生きてるだけで、愛。」の関根光才が手がけた「彼女が夢から覚めるまで」には菅原小春と森山未來が主演し、HIMIが主題歌「ゆめからさめるまで」を書き下ろした。
「アイヌモシリ」の助監督・空音央による「アメガラス」は木村文哉と古賀祐太が主演。Corneliusによる主題歌「変わる消える」は小山田圭吾が作曲、坂本慎太郎が作詞、mei eharaが歌唱を担当した。そして「羊の木」の吉田大八と錦戸亮が再タッグを組んだ「No Return」には、主演の錦戸が自ら主題歌「ジンクス」を提供した。
アイナ・ジ・エンドは「失ったことだけに目を向けるだけではなく、過ごした時間や些細な幸せを大切にしまいこんで生きていきたいです。そんな気持ちで一曲、添えさせていただきました」とコメントしている。アーティスト4組のコメント全文は以下に掲載した。
YouTubeでは4作品の予告編が公開されている。
■ アイナ・ジ・エンド コメント
「Amazon Music presents Music4Cinema」の短編映画、“余りある”の主題歌を書き下ろさせていただきました。アイナ・ジ・エンドです。
大切であればあるほど失う時は寂しくて悲しいけれど、
焼き付けてきた記憶はどこか奥ゆかしく煌めいていて、愛おしい宝物です。
失ったことだけに目を向けるだけではなく、
過ごした時間や些細な幸せを大切にしまいこんで生きていきたいです。
そんな気持ちで一曲、添えさせていただきました。
見てくださるあなたの心に、
“余りある”が残りますように。
何卒よろしくおねがいします。
■ HIMI コメント
「Amazon Music presents Music4Cinema」の短編映画、「彼女が夢から覚めるまで」の主題歌と劇中歌を担当してますHIMIです。
関根さん菅原さん森山さんみたいに感覚を大事にしている人へ作るのが刺激的で楽しかったです、互いの想像力を信じて今までにない曲ができましたありがとうございます。
彼らの体での表現に僕は釘付けになりました。
ぜひご覧になってください。
■ Cornelius コメント
子供の頃から親しんだ風景が
消えていってしまうことの寂しさ、
歳をとってよけいに実感します。
■ 錦戸亮 コメント
僕自身が何かの作品に向けて楽曲を作るっていうのが、正直、初めてに近い状況だったので、作品のイメージにも合うようにしないといけないですし、そこでのバランスの取り方っていうのがまあまあ難しかったです。でも精一杯、今、僕が出来る事は詰め込んだつもりなので、観た人が世界観にあってたなと思ってもらえると嬉しいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eddb5fe67621034971f505d4d903117b3d483e2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする