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<苫小牧>食とサウナの新企画始動 苫小牧商工会議所青年部会長・星野岳夫さん(49)

2022-04-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/25 05:00

星野岳夫さん
 苫小牧はものづくり産業が盛んだが、知名度のある観光スポットは少なく、観光を通じた交流人口の拡大が課題となっている。苫小牧商工会議所青年部の会長で、今年3月に設立された北海道中小企業家同友会苫小牧支部の「食と観光部会」の部会長も務める星野岳夫さん(49)に、東胆振・日高の観光の今後について聞いた。
 ――地域の観光振興に関わり始めたきっかけを教えてください。
 「2010年に苫小牧青年会議所の広域政策委員長に就任したことです。東胆振1市4町で連携し、洋菓子店のスタンプラリーなどを企画しました。その後は苫小牧の飲食店主らでつくる『とまこまいカレーラーメン振興局』を立ち上げるなど、さまざまな形で『食と観光』に携わっています」
 ――観光の広域連携にも力を入れていますね。
 「大学卒業後、10年以上道外で暮らし、観光について外からの目線を持つことができました。例えば愛媛県は東予、中予、南予の3エリアに分かれており、農業や産業、歴史などそれぞれ特色があります。そこで、同じまちでも違った文化を楽しめることが観光の面白さだと気づきました。これは東胆振・日高にも当てはまります。港があり産業が集積する苫小牧、農業が盛んな安平、厚真、むかわ、アイヌ文化復興拠点『民族共生象徴空間(ウポポイ)』がある白老など、各地の地域性を感じてもらうことで地域全体に人を呼び込めると考えています」
 ――人を呼び込むため、商工会議所青年部の会長として、本年度は何に取り組みますか。
 「苫小牧のソウルフードのホッキカレーとカレーラーメン、苫小牧産のクラフトビール、そしてサウナ。この三つを軸に町を盛り上げたい。そのため、『カレー』『クラフト』『サウナ』の頭文字からとった『CCSJapan』という取り組みを始動させます。今後、実行委を立ち上げ、秋ごろに、市中心部にテントサウナを設置するイベントを企画したり、サウナ後の食事としてクラフトビールやカレーをPRしたりすることを考えています」
 ――苫小牧の観光の課題は何でしょう。
 「やはり、工業都市としての歴史が長いことから、観光に関する情報の発信力が弱い。フェリーの港があり、北海道の入り口ではありますが、苫小牧が観光の目的地になることは少なく、札幌などの観光地に人が流れてしまいがちです」
 ――解決策は。
 「現代では、民間や自治体が個々に取り組んでも、効果的で持続可能な観光振興策は難しくなっています。産学官民が連携してアイデアを出し合い、同じ方向を向くことが大切になっています。例えば、『CCSJapan』の取り組みでは、飲食店経営者や観光協会のほか、地域の学生らにも参加してもらい、『オール苫小牧』でまちの魅力を発信していきたいと考えています」(聞き手・斎藤佑樹)
<略歴>ほしの・たけお 苫小牧市出身。同志社大卒業後、保険会社社員として岡山県や愛媛県などで勤務。33歳で苫小牧に戻り、小売業・不動産賃貸業「ほしの」の代表取締役社長。苫小牧観光協会副会長や「とまこまいカレーラーメン振興局」の幹事長を務める。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/673698

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武四郎の書斎「一畳敷」再現

2022-04-26 | アイヌ民族関連
読売新聞2022/04/25 05:00
記念館新装 生涯アニメ化 大画面で
 松阪市出身の探検家で「北海道の名付け親」として知られる松浦武四郎(1818~88年)の偉業を伝える松浦武四郎記念館(松阪市小野江町)の改修工事が終わり、24日、リニューアルオープンした。

松浦武四郎の等身大人形と書斎「一畳敷」の原寸模型
 武四郎は幕末から明治にかけ、16歳の江戸への一人旅をきっかけに諸国の名所旧跡を巡り、記録を残した。 蝦夷
えぞ
地には計6回調査に行き、北海道の全図「東西蝦夷山川地理取調図」を描いた。西郷隆盛、木戸孝允、坂本龍馬ら幕末の志士とも交流があり、請われて明治政府に入ると、蝦夷地の新名称を考えるよう依頼され、アイヌの言葉で人間を意味する「カイノー」から「 北加伊道
ほっかいどう
」を提案した。
 記念館は、1994年に三雲町(当時)が公民館との複合施設として開設。公民館の分離移転に伴い、松阪市が昨年から改修工事を進めてきた。2019年施行のアイヌ新法に基づく本州唯一の交付金対象となり、総事業費は約2億円。
 入り口に、1メートル48と小柄だった武四郎の等身大人形と、晩年に全国の古材で建てた書斎「一畳敷」の原寸模型を設置。生涯をたどるアニメを幅8メートル超の巨大スクリーンで映写し、展示室では「旅の達人」「交流の達人」などテーマごとに、写真と文章で武四郎の人物像を浮かび上がらせる。
 所蔵する武四郎関連の史料は、国の重要文化財1505点、県指定有形文化財223点を含め約3000点。企画展示室では、多数の史料を2か月ごとに入れ替えて展示する。
 オープン式典には、竹上真人市長や一見勝之知事、武四郎のやしゃごに当たるピアニスト関孝弘さん(横浜市)ら約80人が出席。北海道アイヌ協会の大川勝理事長は「アイヌの人権保護を訴えた武四郎の精神性に学び、交流のパイプをますます太いものにしてほしい」とあいさつした。同日夕、関さんのピアノリサイタルも別会場で開かれた。
 記念館の山本 命
めい
館長は「開館以来、28年間で加わった新たな史料や研究成果を、多くの人に見ていただき、武四郎の魅力を感じてほしい」と話していた。月曜と、祝日の翌日は休館(ただし5月8日までは無休)。問い合わせは松浦武四郎記念館(0598・56・6847)。
https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20220424-OYTNT50085/

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松浦武四郎記念館が単独館に、リニューアル記念式典 松阪

2022-04-26 | アイヌ民族関連
伊勢新聞2022-04-25

【松浦武四郎記念館リニューアルオープンのテープカット=松阪市小野江町で】
【松阪】三重県松阪市小野江町の松浦武四郎記念館(山本命館長)は24日、リニューアル記念式典を開いた。併設の公民館が移転し、単独館に整備した。
同館は北海道の名付け親として知られる探検家、松浦武四郎(1818―88年)を顕彰する全国唯一の博物館。平成6年に生家近くに開館した。併設の小野江公民館が昨年4月に隣地へ移り、同5月から休館して単独施設にする改修工事をしていた。事業費は国のアイヌ政策推進交付金1600万円を含む約2億円。
竹上真人市長は「日本人のヒューマニズムは武四郎でよく分かるという言葉が司馬遼太郎さんの『街道をゆく』にある。たくさんの方に親しまれる館にしたい」とあいさつ。
田村憲久元厚労相は「共生の理念がより広くつながれば」と期待。一見勝之知事は「三重県、松阪市と北海道のつながりができた。郷土に偉人を持つと若い人の心に郷土愛が生まれる」と祝った。
鈴木直道北海道知事はメッセージを寄せ、「武四郎は北海道の名付け親として多くの道民に親しまれている。アイヌの窮状を訴え続けた。道内69カ所に記念碑があり、踏査の足跡を北海道遺産に選定している」と代読された。
北海道アイヌ協会の大川勝理事長は「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律(アイヌ新法)」に触れ、「制定に向け理解を求める上で、武四郎の調査記録が大いに役立った。新法の交付金制度を活用したリニューアルで感慨深い」と喜んだ。
出席者はテープカットし、全面改装した館内を見学。約9800のアイヌ語地名を書き入れた蝦夷地図のテーブルや、全国の寺社から不要材を取り寄せ晩年建てた書斎「一畳敷」の復元などを見て回った。
https://www.isenp.co.jp/2022/04/25/74464/

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アイヌ工芸師の作品購入し展示 二風谷の博物館 /北海道

2022-04-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2022/4/26 地方版 有料記事 319文字
 平取町立二風谷(にぶたに)アイヌ文化博物館が、アイヌ工芸師の作品を展示する企画展「アイヌ伝統工芸のわざ~コロナ禍の博物館活動~」を開催している。新型コロナウイルス禍で苦しみながらも活動を続ける工芸師を支援するため作品を収集した。5月22日まで。
 二風谷はアイヌの伝統が残る地域として知られるが、コロ…
この記事は有料記事です。 残り169文字(全文319文字)
https://mainichi.jp/articles/20220426/ddl/k01/040/059000c

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ジェイソン・モモアのドラマ「Chief of War」をジャスティン・チョンが監督

2022-04-26 | 先住民族関連
映画.COM4/25(月) 10:00配信

ジェイソン・モモア(左)、ジャスティン・チョン監督(右)
 ジェイソン・モモアが主演する米アップルの新シリーズ「Chief of War(原題)」で、ジャスティン・チョンが監督、制作総指揮を務めることが明らかになった。
 チョンは、大ヒットバンパイア映画「トワイライト」シリーズで知られる俳優で、2021年の映画「ブルー・バイユー」では監督、主演を務め、同作はカンヌ国際映画祭ある視点部門に選出された。現在は、アップルTV+で配信中の人気ドラマ「Pachinko パチンコ」で監督、制作総指揮を務めている。
 米バラエティによれば、新シリーズ「Chief of War(原題)」は先住民族の視点から統一、入植されていくハワイを描く物語だという。ハワイ出身のモモアとトーマス・パー・シベット(「ワイルド・ブレイブ」)が共同で脚本執筆、制作総指揮を務め、チョンが第2話までの監督を手がける。ダグ・ユングがショーランナーを務める。
 モモアは、アップルTV+のシリーズ「SEE 暗闇の世界」にも主演しており、昨秋シーズン2が配信された同作は、シーズン3に更新されることが決定している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1af1cd12120a51d5af98d65d14b718ddd95397c6

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29日から 企画展や収蔵品展 市美術博物館 アイヌ刀や動物の絵テーマ 川上りえさんの中庭展も

2022-04-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2022/4/25配信
 苫小牧市美術博物館は29日、「アイヌ刀」をテーマにした企画展と「動物の絵」の収蔵品展、札幌を拠点に活動する芸術家川上りえさん(60)の中庭展示をスタートさせる。大型連休に合わせた今年度最初の展覧会で、館内では、学芸員らによる収蔵品の設置な…
この続き:553文字
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https://www.tomamin.co.jp/article/news/main/75560/

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野外美術館ランキングが発表、オープンエアで楽しむアートの世界 ウポポイ、網走監獄などがランクイン

2022-04-26 | アイヌ民族関連
TOKYOJA2022年4月25日月曜日

春になり、屋外でも過ごしやすい日々が続いている。一年で一番気持ちのいいこの季節、新鮮な空気を吸いながら芸術や文化に触れられる散策をしてみてはどうだろう。日本には屋外でアート作品や建造物を展示する、広々としたミュージアムがたくさんある。
地域応援ウェブサイトの生活ガイドは、「野外美術館ランキング」のトップ10を発表した。同サイトは全国の行政サービス情報をベースに、暮らしに役立つさまざまな情報を提供する。ランキングの投票は、生活ガイドの会員によって実施された。
1位 合掌造り民家園(岐阜県、白川村)
1位に輝いたのは、岐阜県白川村にある合掌造り民家園だ。1995年に世界遺産に登録された岐阜の白川郷は、古代から変わらない日本の原風景が魅力の地。園内では、全25棟の建造物を保存公開している。そのうち9棟は、重要文化財に指定されたものだ。保存状態の良いからぶき民家の中に実際足を踏み入れることで、その歴史と文化を垣間見ることができる。
2位 野外民族博物館 リトルワールド(愛知県、犬山市)
リトルワールドは、世界各国の民族文化を紹介する野外民族博物館。広大な敷地にヨーロッパやアフリカ、アジアなど、合計23の国の家屋や建築物が立ち並ぶ。世界各国の代表的な料理も堪能することができ、1日散策すれば世界旅行に出かけた気分を味わえる。
3位 霧島アートの森 (鹿児島県、湧水町)
霧島山麓の高原に位置する霧島アートの森では、20ヘクタールの広大な敷地に23人の作家たちによるアート作品を展示する。入り口で出迎えてくれるのは、草間彌生の『シャングリラの華』。鮮やかな色彩と水玉模様が特徴の草間の代表作の一つだ。展示されているアートの多くはインタラクティブで直接触れることもでき、子どもたちが遊ぶのにも最適だろう。
3位 江戸東京たてもの園(東京都、小金井市)
同点で3位の江戸東京たてもの園は、1993年に東京都江戸東京博物館の分館としてオープンした野外美術館。園内には江戸時代初期から昭和にかけての歴史的建造物が立ち並ぶ。建物は移築や復元、保存によって昔ながらの姿が保たれており、風情ある商店街や銭湯は見応え抜群だ。
5位 博物館 網走監獄(北海道、網走市)

Photo: Wave Dash Co., Ltd.
明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している博物館。敷地面積は東京ドーム約3.5個分だ。最も古い建物は、約120年前に建てられたもの。「監獄食堂」なるレストランもあり、獄中の食事を体験することができる。 
6位 札幌芸術の森野外美術館(北海道、札幌市)
約40ヘクタールの美しい森林の中にある札幌芸術の森彫刻の森には、国内外64人のアーティストによる合計74点の作品が展示されている。どれも自然に溶け込むような遊び心のあるものばかりだ。美術館のほかにも工芸スタジオや博物館、野外ステージなども併設する。
7位 府中市郷土の森博物館(東京都、府中市)
府中市郷土の森博物館は、府中の自然の中で歴史を学ぶことができる野外民族博物館。敷地内にはプラネタリウムや古民家の復元建築物なども配置されている。夏には約1万株のアジサイが咲き誇る『あじさいまつり』が開催されることでも有名だ。
8位 東武ワールドスクウェア(栃木県、日光市)
鬼怒川温泉にある、世界各国の遺跡や建築物を再現した野外テーマパーク。敷地内は世界の地域ごとに分かれた6つのゾーンで構成されており、ニューヨークの自由の女神やバルセロナのサグラダ・ファミリアなど、世界21カ国、102点の有名建造物が実物の25分の1の大きさのミニチュアで再現されている。
9位 ウポポイ 民族共生象徴空間(北海道、白老郡)
ウポポイ民族共生象徴空間は、アイヌの歴史と文化保存を目的に誕生した国立の施設。アイヌ民族の視点で歴史や文化を紹介する国立アイヌ民族博物館と、体験型の野外博物館、国立民族共生公園で構成されている。アイヌ伝統の舞踊の公演や、自然の中でアイヌ文化を体験するプログラムなど、イベントも満載だ。
10位 北海道開拓の村(北海道、札幌市)
札幌市郊外にある北海道開拓の村は、明治から昭和初期の北海道各地の建造物を展示する野外博物館。建造物は約60棟あり、市街地群、漁村群、農村群、山村群の4つのエリアに分かれている。
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/survey-ranks-the-10-best-outdoor-museums-in-japan-042522

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