北海道新聞04/26 05:05
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/24/ce484c92c4c5116ab80b47d59e3c9a7e.jpg)
展示されているアイヌ工芸品に見入る来館者
【平取】町立二風谷アイヌ文化博物館で企画展「アイヌ伝統工芸のわざ~コロナ禍の博物館活動~」が開かれている。新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した町内のアイヌ工芸品制作者らを支援するため、町が二風谷民芸組合から購入した工芸品87点が並ぶ。
同組合の2020年度や21年度の売り上げはコロナ前の19年度に比べ、いずれも半減した。町は21年度に工芸品を購入。財源として国の新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金約500万円を活用した。
企画展では「二風谷イタ」(盆)や「チカラカラペ」(木綿衣)のほか、アイヌ文様がデザインされた名刺入れやネクタイ、スマートフォンケースなどを展示。いずれも同博物館に近い二風谷工芸館などで購入できる。
フィンランドの大学職員で、道内旅行中に企画展に立ち寄った羽田勝之さん(42)は「着物の色が鮮やかで、自分にはできない匠(たくみ)の技だと思った。スマホケースは日常使いでき、フィンランドでも(販売すれば)人気が出そう」と話した。
入館料は高校生以上400円、小中学生150円で町民は無料。5月22日までの午前9時~午後4時半で無休。問い合わせは同館(電)01457・2・2892へ。(杉崎萌)
(注)記事中の「チカラカラペ」の「ラ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674083

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展示されているアイヌ工芸品に見入る来館者
【平取】町立二風谷アイヌ文化博物館で企画展「アイヌ伝統工芸のわざ~コロナ禍の博物館活動~」が開かれている。新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した町内のアイヌ工芸品制作者らを支援するため、町が二風谷民芸組合から購入した工芸品87点が並ぶ。
同組合の2020年度や21年度の売り上げはコロナ前の19年度に比べ、いずれも半減した。町は21年度に工芸品を購入。財源として国の新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金約500万円を活用した。
企画展では「二風谷イタ」(盆)や「チカラカラペ」(木綿衣)のほか、アイヌ文様がデザインされた名刺入れやネクタイ、スマートフォンケースなどを展示。いずれも同博物館に近い二風谷工芸館などで購入できる。
フィンランドの大学職員で、道内旅行中に企画展に立ち寄った羽田勝之さん(42)は「着物の色が鮮やかで、自分にはできない匠(たくみ)の技だと思った。スマホケースは日常使いでき、フィンランドでも(販売すれば)人気が出そう」と話した。
入館料は高校生以上400円、小中学生150円で町民は無料。5月22日までの午前9時~午後4時半で無休。問い合わせは同館(電)01457・2・2892へ。(杉崎萌)
(注)記事中の「チカラカラペ」の「ラ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674083