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美幌峠 新グルメ続々 アイヌ民族料理、シカ肉ロースト丼も レストハウス21日新装開店

2022-04-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/18 05:00

美幌産など地元の加工食品が多く並ぶ物販ブース
 【美幌】美幌峠の道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」のレストハウス改修がほぼ終わり、美幌商工会議所(後藤哲也会頭)は15日、町内外の関係者約100人を招いて内覧会を開いた。改修では「道外や札幌の観光客だけでなく、美幌や周辺の人にも足を運んでもらえる施設にしたい」(会議所)との思いを形にしたといい、21日午前9時にリニューアルオープンの予定。
 今回テナントに入るのは、実業家堀江貴文氏の監修で全国展開するパン店「小麦の奴隷」、アイヌ民族伝統料理を提供する札幌の飲食店「海空のハル」、宴会後にパフェを食べる文化「シメパフェ」を広める札幌の「ディップ&メリー」、札幌のセレクトショップ「可不可」の4店。
 内覧会では食事メニューも発表し、新たにアイヌ民族伝統料理・オハウ(サケと野菜の汁物)やシカ肉のロースト丼などを提供する。カレー、ラーメンなどの一般的なメニュー、名物の揚げイモやクマザサのソフトクリームも引き続き販売する。
 美幌峠レストハウスがオープンしたのは1969年。当時、峠に並んでいた露店を組織化してスタートしたという。現在の建物は2002年に完成し、鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約1083平方メートル。後藤会頭は「昔から続く美幌峠の人気と知名度を、これからも持続させたい。美幌の大切な観光資源として、地元の人たちと共に育てていければ」と話し、積極的な利用を呼びかけている。(青山秀行)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/670707

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旧絵鞆小縄文の息吹 室蘭で出土土器や石器170点展示 円形校舎の内部公開

2022-04-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/18 05:00

室蘭市の旧絵鞆小円形校舎棟で展示が始まった縄文時代の土器や資料
 一般社団法人「むろらん100年建造物保存活用会」は16日、室蘭市祝津町の旧絵鞆小の円形校舎棟を活用し、縄文文化の展示を始めた。10月末まで週末や学校の夏休み期間中の平日などに開く。絵鞆小が2015年に閉校後、校舎が長期間活用されるのは初めて。市内で発見された縄文土器や資料など約170点の展示のほか、円形校舎内の見学もできる。
 市が縄文文化の普及啓発事業の一環として保存会に運営を委託した。展示コーナーは校舎1階に設け、イタンキ浜周辺のイタンキペシボッケ遺跡や大黒島遺跡などで見つかった土器や石器が並んでいる。発見の経緯の説明や、市内に37カ所ある遺跡の場所を示す地図も張り出されている。黒曜石や土器片を触ることができるコーナーも設けられた。
 札幌から家族と来た中学2年の神田優和さん(13)は「教科書でしか見たことがないような展示がたくさんあり、室蘭の歴史も勉強になった」と話した。
 閉校後、校舎への立ち入りは催しや見学会などに限られていたが、展示開設中は校舎内も見て回ることができる。2階には閉校した小学校の写真や校歌も展示され、屋上から白鳥大橋や室蘭港を眺めることもできる。
 母恋南町の会社員田口未菜さん(26)は「写真撮影スポットとしてネットで有名な場所。景色が美しく、展示物とともに校舎も楽める」と喜んでいた。
 同法人の村田正望代表理事は「遺跡に加え、校舎棟が定期的に一般公開されるのは初めて。室蘭に残されたアイヌ文化や校舎の歴史を多くの人に知ってほしい」と期待する。
 開館は10月末までの土、日曜と祝日。小中学校の夏休み期間には平日も公開する予定。午前10時~午後4時。(高野裕美)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/670654

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カムイルミナでアイヌ文化体感 5月14日開幕 前売り券販売

2022-04-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/17 20:17

夜の森で幻想的な世界を楽しむ「カムイルミナ」=昨年6月(小松巧撮影)
 【阿寒湖温泉】阿寒湖温泉地区で体験型観光を手がける阿寒アドベンチャーツーリズムは、映像や光で演出した阿寒湖畔の夜の森を散策する「阿寒湖の森ナイトウォーク『カムイルミナ』」を5月14日から開催する。アイヌ文化の世界観や阿寒湖の自然の美しさに触れる内容で、今月15日から前売り券を販売している。
 カムイルミナは2019年に始まり、動物などの映像を映し出した阿寒湖温泉のボッケ遊歩道(約1・2キロ)を歩き、自然を大切にするアイヌ文化を体験できる。20年は新型コロナウイルスの影響で中止したが、19年と21年の2シーズンで約5万人が来場する人気だった。今年は11月19日までの毎夜に実施予定で、同社は「温泉街に活気を呼びたい」とする。
 前売り券は中学生以上3千円(当日券3500円)、小学生1500円(同1700円)。未就学児は無料。カムイルミナのホームページ(https://www.kamuylumina.jp target="_blank")で購入できる。問い合わせは同社(電)0154・65・7121へ。(野呂有里)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/670669

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解体迫る北海道百年記念塔 「塔は未完成だった」設計者の思い

2022-04-18 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2022/04/17 08:15

© 毎日新聞 提供 野幌森林公園に立つ北海道百年記念塔=札幌市厚別区で2020年6月20日午前11時55分、貝塚太一撮影
 北海道命名100年に当たる1968年に着工して70年に完成した「北海道百年記念塔」(札幌市厚別区)。道は老朽化などを理由に解体を決め、今年度から着手するが、設計者の井口健さん(83)=同市=は「塔は未完成だった」と振り返る。当時20代の建築家が塔に込めた思いとは――。【真貝恒平】
欠けた「アイヌ慰霊のモニュメント」
 「すっかり耳が遠くなってしまってね」。市内の喫茶店で建築雑誌に目を通していた井口さんは、補聴器を指さしながら笑みを浮かべた。「塔は建築家としてのスタートだった」。情熱に満ちていた若かりし日々を懐かしむように、井口さんは穏やかな表情で静かに語り始めた。
 今金町出身。札幌工業高卒業後、同市内の建築事務所に就職した。67年のある日、道庁本庁舎の新築工事で現場監理を担当していた井口さんは、事務所に張られた1枚のポスターを目にする。1869年の北海道開拓使設置から100年を記念した道の「北海道百年記念事業」。ポスターではその目玉として、全国の1級建築士を対象に建設を予定している塔の設計アイデアを募っていた。
 当時は高度経済成長のまっただ中。道内では72年札幌冬季オリンピックの招致など大型プロジェクトが動き出していた。井口さんは67年に28歳で念願の1級建築士になったばかり。自分の力がどこまで通用するのか試したかった。「未来への希望と北海道の歴史を物語る建造物にしよう」と心に誓った。
 昼夜問わずアイデアを練り上げた。塔のイメージとして頭に浮かんだのは北海道の「北」で、塔の断面は「北」の文字を表現。上空からみると雪の結晶である六角形を基調とし、下から見上げると土台部分で曲線を描きながら次第に垂直に天空へ伸びる塔だった。日本を代表する建築家の黒川紀章さんらも出品したが、公募299点から最優秀に輝いたのは井口さんだった。驚きと同時に大きな喜びがこみ上げてきた。
 道が発行した「北海道百年記念事業の記録」によると、塔は「道民みんなで築く躍進北海道のシンボル」と位置付けられ、総工費5億円の半分は道民らの寄付で賄われた。
 ただ、塔は井口さんのアイデア通りにはいかなかった。塔の根元に石積みのモニュメントを造り、壁面にアイヌ文様を施す構想だったが、道からは「予算不足で造れない」と断られた。さらに、事業の「開拓から100年」という歴史観が、先住民族であるアイヌ民族への軽視につながりかねないといった疑問の声が上がっていた。井口さんは「北海道で暮らしてきた人々への慰霊を込めたモニュメントがあってこそ、あの塔は完成だった」と悔しさをにじませる。
 井口さんが塔を設計してから55年。老朽化による安全性や管理維持費の問題から解体を決めた道の方針に、井口さんは一貫して反対の立場だ。今も「『母なる大地の塔』と名称を変更して残してほしい」と訴える。設計者として見守り続けてきた“親心”なのだろうか。井口さんは最後に塔への愛情をこう表現した。「北海道の自然に委ね、朽ち果ててほしい。命を全うさせてやりたい」
秋にも解体開始 保存求める声も
 「北海道100年」にちなみ、高さ100メートルでそびえ立つ北海道百年記念塔。1990年代に大規模改修が2回行われたが、道は2018年に解体を決定。昨年11月には保存した場合、今後50年間で維持費は28億~30億円との試算を示した。22年度当初予算に解体費の一部として4300万円を計上し、24年度までで総額6億4500万円を見込む。今秋以降、解体作業に着手。塔の跡地にはモニュメントを設置する方針だ。
 塔は札幌、江別両市の小中高で校歌に使われたり、児童が遠足で訪れたりするなど地元住民の愛着も深い。「歴史的価値がある」として保存を求める声が上がっており、存廃議論の火種はくすぶっている。
 住民有志らでつくる「北海道百年記念塔を守る会」の野地秀一代表(53)は「(道の)解体ありきの進め方に大きな問題がある。コスト面を理由にするのであれば、『古いものは壊す』という一方的な考えになってしまう」と解体に疑問を投げかける。
北海道百年記念塔の歴史
1968年11月…着工
1970年 9月…完成
1971年 4月…一般公開開始
2014年 7月…老朽化により立ち入り禁止
2018年12月…道が解体を決定
2022年 2月…道が解体費の一部を新年度予算案に計上
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/e8-a7-a3-e4-bd-93-e8-bf-ab-e3-82-8b-e5-8c-97-e6-b5-b7-e9-81-93-e7-99-be-e5-b9-b4-e8-a8-98-e5-bf-b5-e5-a1-94-e3-80-8c-e5-a1-94-e3-81-af-e6-9c-aa-e5-ae-8c-e6-88-90-e3-81-a0-e3-81-a3-e3-81-9f-e3-80-8d-e8-a8-ad-e8-a8-88-e8-80-85-e3-81-ae-e6-80-9d-e3-81-84/ar-AAWibR9?ocid=BingNewsSearch

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「奈良の鹿は神様の使いなのに、なぜ道の駅の缶詰に?」…「奈良あるある」を連発するツイートが人気、その思いを聞いた

2022-04-18 | アイヌ民族関連
まいどなニュース4/17(日) 18:00配信

神様の使いでもある、奈良公園の鹿
ツイッターをたしなむ奈良県民なら、一度は投稿を目にしたことがあるバズを連発するアカウント「卑屈な奈良県民bot」(@nntnarabot)さん(以下、卑屈さん)。奈良県のあるあるネタやプチ情報を大阪や京都には負けじと強い郷土愛(奈良愛)を持ってツイートし、ちょっぴり都会への羨望感からたまに卑屈っぽくなるのもご愛嬌だ。
中の人1号(@xxbakkii)と2号(@aonimaru_games)の男女2名で共同運営され、今回は、中の人2号のあをにまるさんに伺った。まずは、少し前にバズった奈良あるあるネタはこちらだ。
友人「奈良の鹿は神様の使いとちゃうんか? なんで道の駅に普通に鹿肉の缶詰が売られとるんや?」
ワイ「奈良公園におる鹿は神の使いで特別天然記念物やが、保護区外で畑を荒らす鹿は堕天した悪しき神やから最早カレーの具以外の何者でもない」
友人「ゴールデンカムイかよ」
そう、皆様ご存じの奈良公園の鹿は、国の天然記念物であり野生動物。さらに、公園の一部が境内地の春日大社では、奈良時代に御祭神「武甕槌命(タケミカヅチノミコト)」が常陸国(茨城県)から白鹿に乗りやって来たとされ、神様のお使いである「神鹿」として大切にされている。
しかし、神鹿であっても保護区を出てしまうと害獣として捕獲・駆除されてしまうことも。特に奈良市東部の山間部では農作物を食い荒らす鹿の被害が深刻化し問題になっている。
このことを週刊ヤングジャンプで連載中の話題の漫画『ゴールデンカムイ』(集英社/野田サトル著)に絡めて、ユーモアたっぷりに呟き、1.3万リツイート、2.9万件のいいねが付く注目を集めた。
ちなみに『ゴールデンカムイ』は、明治末期の北海道や樺太など北大地を舞台にアイヌの埋蔵金をめぐって主人公・杉元佐一らがバトルを繰り広げるサバイバル漫画。ヒロインのアイヌ人少女・アシㇼパが作中で披露するアイヌのジビエ料理(狩猟料理)も人気を集めている。
そのため、リプライでは「鹿・・・仕方(シカた)ないのかな」「堕天しか。」などの大喜利だけでなく、(鹿カレーに対して)「オソマッ!」(※アイヌ語で大便をする、うんこ)、「食べられるウェンカムイですね」(※ウェンカムイ=アイヌ語で悪い神)「ヒンナヒンナ」(※ヒンナ=アイヌ語で感謝、漫画ではおいしいの意味で使用)など、作中でアシㇼパが発するアイヌ語が溢れ、奈良アカウントなのに北海道アカウントかと勘違いするほど、ゴールデンカムイ祭り状態の反響を得ていた。(続きあり)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6449357100dada6800637d579b79a958f0ca666

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