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空想の森映画祭、メンバー高齢化で幕 9月17~19日、新得で25回目 アイヌ民族特集や原一男監督作上映

2022-08-29 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/28 22:36

今回で閉幕となる予定の「空想の森映画祭」会場の新内ホール。カシワの大木が見守ってきた
 【新得】「第25回SHINTOKU空想の森映画祭final」(実行委、北海道新聞帯広支社主催)が9月17~19日、町内の新内ホール(旧新内小)で開かれる。1996年から続く伝統の映画祭だが、実行委メンバーの高齢化などで今回が最後となる予定。アイヌ民族の特集やドキュメンタリー映画監督の原一男さんの作品を上映し、珍しいアイヌ民族衣装のファッションショーやゲスト監督のトークや質疑応答を行う。
 映画祭は、東京から移住した映画監督の藤本幸久さん(68)を中心に、町内の農業青年や自営業者らが実行委を結成して始まった。新内ホールの玄関前にある大きなカシワの木に魅せられた藤本さんらが「時代を映した映画を通じ、未来を考えよう」と発案したのがきっかけだった。
 以来、新型コロナ禍で中止した昨年、一昨年を除いて毎年開催。国内外の映画300本以上を上映してきた。だが、開始時に40代だった実行委の約20人が60代になり体力的に厳しくなったことや、「今回を含め上映すべき映画はほぼ取り上げた」ことなどを理由に一区切りを付けることにした。
 今回は16日の前夜祭を含め4日間で映画8本、ミニライブ、「沖縄の戦後」に関する講演などを行う。
 皮切りの16日は五十嵐貴博監督の「ホシッパアンナ―先祖の魂 故郷へ還(かえ)る」で、北大が持ち去った遺骨が浦幌アイヌ協会(現ラポロアイヌネイション)の訴えで返還され、再埋葬されるまでを追ったドキュメンタリー。
 18日はアスベスト(石綿)を扱う工場で働き、肺がんや中皮腫を患った大阪・泉南の人たちが国に賠償を求めた裁判闘争を記録した原監督の「ニッポン国VS泉南石綿村」を上映。19日は沖縄・宮古島ピースアクション実行委員会の清水早子代表が「戦争と平和の最前線―宮古島からのリポート」と題して話す。
 実行委員長の藤本監督は「観客と監督、関係者が膝を交えて交流できる映画祭を目指してきた。改めてドキュメンタリー映画の魅力や可能性を感じ取ってほしい」と話す。前売り券は発行せず、当日購入する。3日間の通し券は3千円、1日券2千円、1プログラム券1500円、前夜祭(16日)、さよならパーティーはともに千円。問い合わせは藤本さん、電話090・8278・6839へ。(伊藤圭三)
 主な上映作品、プログラムは次の通り
 ◇16日 ▽前夜祭「ホシッパアンナ―先祖の魂 故郷へ還る」、ミニライブ=午後6時半
 ◇17日 ▽「八十五年ぶりの帰還 アイヌ遺骨 杵臼コタンへ」「アイヌプリ埋葬・二〇一九・トエペッコタン」=午前10時▽「カムイチェプ サケ漁と先住権」=午後1時半▽小川早苗ファッションショー「ピリカ・スウォプ」=同5時
 ◇18日 ▽「極私的エロス・恋歌1974」=午前10時▽「ニッポン国VS泉南石綿村」=午後1時半▽「ゆきゆきて、神軍」=同7時半
 ◇19日 ▽「生態系シリーズ 小池照男さん追悼上映」=午前10時▽講演「戦争と平和の最前線」=午後1時▽映像リポート「戦後の沖縄」=同3時半▽さよならパーティー=同7時
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/723062/

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映画祭「アイヌ」で幕 新得で25回目 9月17~19日上映 藤本幸久監督「気軽に参加を」 /北海道

2022-08-29 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2022/8/29 地方版 有料記事 1234文字
 新得町在住の映画監督、藤本幸久さん(68)が1996年から毎年、町内の廃校小学校でドキュメンタリー映像を上映する「空想の森映画祭」が、25回目となる9月17~19日の開催で幕を下ろす。今秋から「世界の先住民と先住権」をテーマに、北米などを回る大掛かりな映画製作に力を入れるためで、最後の映画祭に向け、「やり残したことをやっておきたい」との思いを込めて準備を進めている。【鈴木斉】
 映画祭は藤本監督が新得町に移住した95年の翌年から、新型コロナウイルスの影響で中止した2020、21年を除いて年に1回、開催。「やり残したことを」と取り組む今回は、自身も撮影を進めるアイヌ民族に関係する映画特集と国内のドキュメンタリー映画界で著名な原一男監督の作品を中心に計9本の映画と映像を上映する。
この記事は有料記事です。 残り892文字(全文1234文字)
https://mainichi.jp/articles/20220829/ddl/k01/040/009000c

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「甲子園」準大賞のガーデニング見に来て 倶知安農高

2022-08-29 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/28 15:03

倶知安農業高の生徒たちが制作したガーデニング作品
 【倶知安】倶知安農業高の生徒たちが制作したガーデニング作品が、全道の農業高生がガーデニングの腕前を競う「ガーデニング甲子園」で準大賞を獲得した。作品は学校の正面玄関前で10月上旬まで展示する。
 ガーデニング甲子園は「花フェスタ2022札幌」(北海道新聞社などでつくる実行委主催)内のイベントで、札幌市で行われた。作品は生活園芸コースの2、3年生計17人が制作。数色のマリーゴールドやコリウスの葉を段々に並べて羊蹄山を表現。アイヌ文様を模したデザインも手描きした。来場客投票による市民賞も獲得し、3年の下山倖葉(ゆきは)さん(18)と平山愛(まな)さん(17)は「多くのお客さんが作品前で写真を撮ってくれた」と受賞を喜ぶ。
 9月1日には、生徒自ら育てた花苗や野菜などの販売会を同校で開く。販売開始は午後3時50分からで、整理券は午後2時から配布する。(桜井翼)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/722947/

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映画『プレデター:ザ・プレイ』のアンバー・ミッドサンダー、ヘイターたちに反論「無知から生まれた発言」

2022-08-29 | 先住民族関連
ELLE2022/08/28 By Yoko Nagasaka
今月初めに配信されたアクション映画『プレデター:ザ・プレイ』。主演のアンバー・ミッドサンダーがヘイターたちからのコメントに反応した。

アンバー・ミッドサンダー(Amber Midthunder)
Alberto E. RodriguezGetty Images
日本でもディズニープラスで配信スタート、ヒット中のアクション映画『プレデター:ザ・プレイ』。1987年に1作目が作られた映画『プレデター』シリーズの第5作目に当たる。舞台は300年前のアメリカ。これまでのシリーズ作品の前日譚になっている。主人公は先住民族で最強の部族と言われるコマンチ族に生まれ、戦士たちと共に育ったナル。ハイテク技術を使った武器を持つ宇宙で最も危険なハンター、プレデターから部族を守るために闘う彼女の姿を描く。
今年6月に最初のトレーラーが公開されたとき、一部のネットユーザーから「ハイテク武器を持たない時代の女性戦士が武器を持った巨体のプレデターと闘えるわけがない」という批判や不満が噴出。ちなみに1作目で戦士を演じたのはアーノルド・シュワルツェネッガー。「彼の場合は信憑性があった」というコメントも。
これに対してナルを演じたアンバー・ミッドサンダーが反論した。雑誌『ピープル』に「人はいつも何か言おうとするけれどそれはただの雑音。正直に言ってそういう人たちは自分が何を言っているのかわかっていない」ときっぱり。「私は自分たちの作品を誇りに思っているし、監督のダン(・トラクテンバーグ)は素晴らしい映画人。人が自分の考えは間違っていたと思えるような作品を作ってくれた」。
アンバー曰く「多くの人がこの作品は社会的不公正や差別に対する意識がものすごく高い、家父長制に反論するようなストーリーだと思っていたようだけれどそうではない。この映画は男性たちの言う『君にはできる』とか『できない』に逆らおうとする少女のストーリーではない。文字通り使命を感じている1人の人間と、それが彼女の使命だと思っていない人たちの物語。とても私的なものなんだ。演じた人間としてこの対立に向き合うのは何よりも難しいと思う」。
アンバーはアメリカの先住民族フォート・ペック・スー族の出身。今回のようなハリウッド映画の中で先住民がきちんと表現されることに全力を注いだという。「人々は先住民の歴史についてあまり理解していない。私たちがどんな戦士だったかわからない。異なる部族や言葉があることすら知らない人がいる」と指摘、冒頭のような不満は「無知から生まれたもの」と語る。「コマンチ族はもっとも獰猛な戦士として知られていた。女性も闘い狩りをする、女性戦士の社会だったんだ。だから(批判や不満を聞くと)『まあ、いいや。みんな色々言いたがるものだ』と思う。私は私たちの作品を誇りに思っている」。この作品で世界的な知名度も上昇中の言われているアンバー。これからの活躍にも発言にも期待したい。
予告編
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a41010744/prey-actress-amber-midthunder-responds-220829/

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国際色豊かにフィナーレ 「スキヤキ」最終日

2022-08-29 | アイヌ民族関連
webun8/28(日) 16:34配信

フィナーレを飾るカナダの歌手、クロ・ペルガグ=南砺市福野文化創造センター
 ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2022」は28日、富山県南砺市福野文化創造センターで最終日を迎え、カナダとアルゼンチンの女性アーティストが国際色豊かな演奏でフィナーレを飾った。
 5年ぶり2回目の出演となったカナダの歌手、クロ・ペルガグさんははかなく美しいメロディーが持ち味。バンド演奏に合わせ、キーボードを弾きながら抑揚のある優しい歌声を響かせた。
 アルゼンチンの歌手、マリアナ・バラフさんは、鹿児島・奄美大島出身の歌手、里アンナさんとアイヌ民謡の演奏家、マユンキキさんの2人と共演した。アンデス音楽の太鼓「ボンボ」をたたき、力強い音色を披露した。
 今年のスキヤキは3年ぶりに海外勢が出演し、3日間で3カ国のアーティストがステージを彩った。国内からもプロとアマチュアの演奏家が多数出演した。30、31の両日は3年ぶりに東京公演を行う。北日本新聞社共催。
https://news.yahoo.co.jp/articles/765c2f4408a9eeff234fa8340b83421e398de747

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