(苫小牧民報 2010年 9/11)
白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信理事長)は、10月11日に札幌市の円山動物園に出掛けて、移動博物館事業「アイヌみんぱくフェア」を開催する。アイヌの鹿笛を製作して、園内のエゾシカに向かって吹く試みもあり、博物館は「アイヌ民族が動物と深いかかわりを持っていることを肌で感じてほしい」と話している。
フェアは作る、知る、踊るの3プログラムで構成する。アイヌと動物のつながりを意識して、「作る」は、狩猟のときに鹿をおびき寄せる道具として使った笛「イパプケニ」を製作する。動物園のエゾシカ舎で笛をふき、鹿の反応を観察する。
「踊る」は、ユネスコ世界無形文化遺産のアイヌ古式舞踊がメーン。熊送りの「イヨマンテリムセ」、鶴の舞「サロルンチカプリムセ」。踊りにまつわる話も紹介しながら、動物に対するアイヌの信仰を理解してもらう。伝統楽器ムックリ作りもある。
「知る」は、村木美幸副館長の講話。アイヌの自然観について話す。
いずれのプログラムも事前申し込みが必要。問い合わせは博物館、電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10091102.html
白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信理事長)は、10月11日に札幌市の円山動物園に出掛けて、移動博物館事業「アイヌみんぱくフェア」を開催する。アイヌの鹿笛を製作して、園内のエゾシカに向かって吹く試みもあり、博物館は「アイヌ民族が動物と深いかかわりを持っていることを肌で感じてほしい」と話している。
フェアは作る、知る、踊るの3プログラムで構成する。アイヌと動物のつながりを意識して、「作る」は、狩猟のときに鹿をおびき寄せる道具として使った笛「イパプケニ」を製作する。動物園のエゾシカ舎で笛をふき、鹿の反応を観察する。
「踊る」は、ユネスコ世界無形文化遺産のアイヌ古式舞踊がメーン。熊送りの「イヨマンテリムセ」、鶴の舞「サロルンチカプリムセ」。踊りにまつわる話も紹介しながら、動物に対するアイヌの信仰を理解してもらう。伝統楽器ムックリ作りもある。
「知る」は、村木美幸副館長の講話。アイヌの自然観について話す。
いずれのプログラムも事前申し込みが必要。問い合わせは博物館、電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10091102.html