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【白老】大須賀さん、自作のアイヌ語方言辞典を小中学校に寄贈

2012-03-24 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 3/23)

 白老町でアイヌ語教室を主宰する大須賀るえ子さん(71)=緑丘=が22日、アイヌ語の白老方言をまとめた自作の辞典を町内の小中学校などに寄贈した。アイヌ語は伝承者が極めて少なく、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の発表する消滅危機言語にも記載されている。大須賀さんは「われわれ民族の魂であり、地域の財産であるアイヌ語を後世に伝えていってほしい」と、活用に期待を寄せている。
 アイヌ民族の血を引く大須賀さんは、2009年からアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)の助成を受け、方言辞典の製作を開始。翌年に第1巻(A5判133ページ)、11年に第2巻(同176ページ)、今年2月には和引きのページを加え、使い勝手を増した第3巻(同309ページ)が完成。今回、1~3巻を町内全ての小中学校と白老東、北海道栄の両高校、役場、教育委員会、町立図書館、仙台藩白老元陣屋資料館に贈った。
 辞典では、アイヌ語の品詞をカタカナ、ローマ字で五十音順に掲載。日本語訳、語源、例文なども併記している。方言は、文壇を通じて民族復権を訴えた詩人・森竹竹市氏や名猟師として知られた大須賀さんの祖父・宮本イカシマトク氏をはじめ、明治から昭和初期に白老で生まれ育ったアイヌ民族11人が遺稿やインタビュー集に残した言葉の中から収集。製作を通じ、「白老方言は本来のアイヌ語に見られない濁音の方言が多く、早くから始まっていた東北の和人との混住の影響が表れている」(大須賀さん)といった特徴も見えてきたという。
 最新刊の第3巻は100部発行。アイヌ民族博物館(同町若草町)内の売店「イカラカラ」と同館入り口前の売店「高橋工芸社」、白老観光協会ホームページの「北海道白老ねっと商店」で購入できる。価格は税込み1890円。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12032301.html

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グランドキャニオンは誰のもの? 先住民と開発業者トラブル

2012-03-22 | 先住民族関連
MSN産経ニュース 2012.3.21 06:49 (1/3ページ)[旅・観光]

 米国を代表する観光地であるアリゾナ州の大渓谷、グランドキャニオンで、先住民と開発業者の間で裁判沙汰のトラブルが生じている。5年前に完成した展望橋「スカイウォーク」の運営や付随施設の建設をめぐり、双方が「契約違反だ」「うそつきだ」などと非難の応酬を繰り返し、先住民側が先月、州の裁判所に損害賠償を求める訴えを起こしたのだ。背景には、現地が先住民居住区として米政府から“治外法権”を認められた特殊な区域であることによる、ビジネス感覚の差があるとみられる。グランドキャニオンは誰のものなのか?
特殊区域でビジネス
 年間約450万人の観光客が訪れるグランドキャニオンは、1919年に米国の国立公園に指定され、79年には世界遺産にも登録された。
 スカイウォークは、グランドキャニオン・ウエストと呼ばれる西方の奥地にあり、一帯は先住民ワラパイ族(約2200人)の居住区(所有地)になっている。ラスベガスの業者が建設主体となり、スカイウォークは2007年3月に2年の歳月と3000万ドル(当時の為替レートでは約35億円)の建設費をかけて完成。橋の床は厚さ10センチの強化ガラスで出来ており、空中散歩の気分が味わえる。橋の先端から崖まで約21メートルあり、谷底までは約1200メートル。歩行料金は1人30ドルで、1日約3000人が訪れ、パワースポットとしても人気があり、橋の先端でプロポーズすることが若者たちの間で流行(はや)っている。
 スカイウォークが建設された背景には、ワラパイ族の経済的苦境もあった。ワラパイ族は50%近い失業率や貧困に直面しており、またはグランドキャニオン・ウエストは交通の便が悪く、貴重な収入源の一つであるはずの観光産業でも収益が伸び悩んでいた。このためスカイウォークを名所化することで、観光客の誘致につながると期待された。ただ、特殊区域であることから、一般企業が土地を取得したり、通常のビジネスを行うことはできないため、スカイウォークの運営はワラパイ族が行い、完成から25年間、売り上げの50%を開発業者に渡す契約になっている。
土産店の建設不履行
 トラブルは、開発業者が契約にあったレストランや土産店等を建設しないことから生じた。しかし、業者のCEOであるデビッド・ジン氏は「建てようにも電気も水道も未整備では建てようがない。これはワラパイ族の方でやるべきものだ。しかも、ワラパイ族は50%の支払い約束を果たしていない。先住民はうそをつかないのではなかったのか」と憤る。
 ワラパイ族の自治評議会は先月、契約不履行で1140万ドル(約9億5000万円)の損害賠償を求める訴えを起こしたが、評議会のキャンディダ・ハンターさん(32)は「本来なら1億ドル要求しても理不尽ではなかったが、パートナー関係を破壊したくなかったので控えめにした」と話す。
スカイウォークの運営は続いているが、裁判の結果によっては先行きは不透明だ。また、ワラパイ族の間でも意見が割れ出し、長老たちからは「グランドキャニオンは先祖が代々眠る聖地であり、そもそもスカイウォークなど建てさせるべきではなかった」(70歳のドロレス・ホンガさん)といった声も噴出している。スカイウォークで「一生に一度」の体験をしたい観光客は、準備を急ぐ必要があるかもしれない。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120321/amr12032106510002-n1.htm

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【静岡】目からウロコの“珍”自慢 浜松・ウォットで北海道で生きる魚の特別展

2012-03-22 | アイヌ民族関連
中日旅行ナビ ぶらっ人 2012年03月21日

面白しぐさに子どもら興味津々
 北海道近くの海で生きる魚の特別展示が20日、浜松市西区の浜名湖体験学習施設「ウォット」で始まった。訪れた子どもたちは、珍しい顔や形の魚を興奮気味に観察している。5月6日まで。
 静岡空港の路線がある地域の生物を紹介する企画の2回目。オオカミウオとフウセンウオを、北海道のおたる水族館とオホーツク流氷館からそれぞれ借り受けた。
 オオカミウオは体長80~90センチ。北部太平洋や北部大西洋で生息している。犬歯のような鋭い歯があり、表面には何本ものしわも。アイヌ語では「神の魚」と呼ばれている。
 フウセンウオはダンゴウオの一種。体長は5~6センチほどで、オホーツク海に生息する。風船のように膨らんだ体は黄色やオレンジ色と鮮やか。激しい海流に流されないため、吸盤の役割をする腹びれがあり、岩場などにくっつくことができる。流氷も展示。休日には不定期で、現地の生きものの解説もある。
 家族で来館した浜松市中区の瀬尾彩夏さん(11)と絵梨夏さん(10)姉妹はオオカミウオを見て「歯が4本しかない。口をパクパクさせていてかわいい」と水槽に顔を近づけていた。 (加藤祥子)
http://tabi.chunichi.co.jp/odekake/120321shizuoka_hakkaido.html

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ドキュメンタリー映画「カムイと生きる」、吉祥寺バウスシアターで限定上映へ

2012-03-22 | アイヌ民族関連
(吉祥寺経済新聞 2012年03月21日)

 吉祥寺バウスシアター(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3555)で3月24日~30日、ドキュメンタリー映画「カムイと生きる」が期間限定上映される。
 同作品は、当時わずかに残っていたアイヌ集落で生まれ、現在73歳の浦川治造さんの日々をつづったドキュメンタリー映画。タイトルの「カムイ」はアイヌ語で「神」や「自然」「霊」などを意味する。浦川さんは、父親からアイヌの伝統的な知恵や技術、自然との共存を大切にする「アイヌプリ(アイヌらしい生き方)」を教えられ、時代が変わった今もなお、自然との対話を大切にしながらアイヌプリを貫いている。
 映画の中には浦川さんの長女や次女をはじめ、浦川さんを取り巻く仲間たちのインタビューも登場。ナレーションは浦川さんのおいに当たる俳優・宇梶剛士さんが担当する。北海道の雄大な自然、幻想的なアイヌの唄や古式舞踊による映像美と共に、「アイヌの治造」こと浦川さんの生き方を描く。
 同館スタッフは「治造さんと幼なじみのおばあさんが、今はもう記憶の中にしかないアイヌの歌を、初めはゆっくりと思い出しながら、やがて夢中で歌う姿に胸を打たれた」と話す。「治造さんの生き方からは、語り継がれるアイヌの生活を知る事ができるだけでなく、現代の日本人が失いつつある大切な何かを垣間見ることができるはず」とも。
 上映に合わせて、浦川さんと出演者による舞台あいさつや、同作品の音楽を担当した尺八奏者・岳人山(がくじんざん)さんによるテーマ曲生演奏などのイベントも開く。開催日程などは同館ホームページで確認できる。
 上映開始は11時15分。チケットは、一般=1,500円、学生=1,300円ほか。
http://kichijoji.keizai.biz/headline/1372/

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アイヌ伝承の味 厳寒で期待大

2012-03-22 | アイヌ民族関連
(読売新聞 2012年3月21日)

 北海道白老町のアイヌ民族博物館で、サケを丸ごと薫製にする伝統的な保存食「サッチェプ」作りが進んでいる。
 茅葺(かやぶ)きの伝統家屋「チセ」の梁(はり)につるされているのは、昨秋に白老沖で取れた約2800匹のサケ。塩漬けにした後、寒風にさらしながら天日干しし、今年1月中旬にチセに移した。チセの囲炉裏の煙でじっくりいぶし、うまみを熟成させる。
 伝承課解説係長の野本三治さん(49)は「寒さが厳しく乾燥が早かったため、身の締まったサッチェプができそう」と期待している。4月末~5月頃から順次、館内で販売される。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120320-OYT8T00885.htm

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オーロラとイヌクシュク、カナダ

2012-03-21 | 先住民族関連
ナショナルジオグラフィック ニュース March 19, 2012

 カナダ、ヌナブト準州の夜空に現れたオーロラを見つめるように立つ石像、イヌクシュク(3月7日撮影)。
 先住民族イヌイットが石や岩でつくった小立像は、北極圏の各地で見ることができる。道しるべや記念碑、動物の移動ルートを表す目印など、さまざまなコミュニケーション手段として古くから使われてきた。
Photograph by David Kilabuk, Your Shot
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012031902&expand&source=gnews

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合唱劇:鉄道建設、アイヌ測量隊リーダー・川村カ子トの半生描く

2012-03-21 | アイヌ民族関連
初の東京公演、立川で31日・来月1日 /東京

毎日新聞 2012年3月20日 地方版

 愛知、静岡、長野の3県にまたがる天竜峡でJR飯田線の前身、三信鉄道の建設に携わったアイヌ測量隊のリーダー、川村カ子(ね)ト(1893~1977)の半生を描いた合唱劇「カネト」が31日と4月1日、立川市錦町の市民会館(アミューたちかわ)で上演される。00年の愛知県豊橋市を最初に、長野県飯田市や生誕地の北海道旭川市などゆかりの地で歌い継がれ、初の東京公演になる。
 カ子トは旭川市でアイヌの首長の家に生まれ、旧鉄道省の測量技手となった。北海道各地の線路工事で見せた手腕を買われ、1926年から最大の難所とされた天竜峡の測量を始め、一部区間の現場監督も任された。三信鉄道の開通後は朝鮮半島やサハリンでも鉄道建設に従事し、後半生では旭川市の川村カ子ト記念館を拠点にアイヌ文化の保存や人権擁護に尽くした。
 天竜峡の現場は本州の測量隊が敬遠した場所で、命がけの作業が続いたという。合唱劇では、アイヌへの差別も盛り込みながら27曲でカ子トの半生を演じる。東京公演には、飯田市をはじめ公演先で歌い継ぐ合唱団、東京「カネト」合唱団、神奈川県立弥栄高校合唱団などの約100人が出演する。18日には立川市民会館でリハーサルがあった。
 府中市在住の詩人、港敦子さん(40)を中心に3年がかりで東京公演の準備を進めてきた。カムイユーカラ(アイヌ民族の口承文芸の神謡)を学ぶ港さんは「アイヌの歴史に光を当て、さまざまな民族が暮らす東京で多民族の共生を問いかけたい」と話す。
 今回の演出を手がけるオペラ演出家の馬場紀雄さん(44)は「過去の公演は地域色が濃かった。最大限の敬意を払って壊したい」と意気込み、新しいカ子ト像を表現しようとしている。
 開演は31日午後5時半と1日午後1時半。入場料は前売り2500円(当日2999円)、18歳以下と障害者は前売り、当日とも1500円。問い合わせは港さん(080・6546・5422)。【横井信洋】〔都内版〕
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120320ddlk13040266000c.html

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高裁も解雇無効判決 道教大アカハラ訴訟

2012-03-21 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年03月17日

 北海道教育大旭川校(旭川市)の38~42歳の男性准教授3人が学生に対し、教員の立場を利用した嫌がらせ(アカデミック・ハラスメント)をしたとして解雇された問題で、3人が同大を相手に解雇の無効などを求めた訴訟の控訴審判決が16日、札幌高裁であった。小林正裁判長は、解雇の無効と賃金の支払いを認めた一審・札幌地裁判決を支持し、大学側の控訴を棄却した。
 判決は「原告の指導は、一部の学生に被害を与えたが、多数の学生には一定の成果をもたらした面もある」と指摘。減給や停職を検討することなく、解雇を選択した点について「いささか酷だ。懲戒権や解雇権の乱用だ」と判断した。
 判決によると、3人はアイヌ語の研究プロジェクトに複数の学生を手伝わせて過大な課題を強制し、長時間拘束するなどして勉学を阻害。同大は3人に諭旨解雇を通告したが、退職願を出さなかったため、2009年3月に懲戒解雇にした。
 同大は「主張が認められず大変遺憾だ。対応を検討する」とコメントした。
 原告代理人の三森敏明弁護士は「大学側は上告をしないで、3人の職場復帰の態勢を直ちに整えてほしい」と話した。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001203190007

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カジノの可能性探る、地域観光の将来像も

2012-03-19 | アイヌ民族関連
釧路新聞 ON THE WEB SITE 2012年03月18日

 全国のカジノ推進団体が各地域での取り組みや活動報告を行う「第7回日本カジノ創設サミットINくしろ阿寒湖温泉」が17日、阿寒湖アイヌシアターイコロで開かれ、沖縄や静岡県熱海などの道外からと地元関係者など約300人が参加。基調講演やパネルディスカッションを通じて滞在型観光の振興や観光の広域連携の在り方などカジノ(IR)開発の可能性と将来像を探った。アイヌ古式舞踊のオープニングでスタートした同サミットでは、主催者を代表して釧路商工会議所の梁瀬之弘副会頭と、開催地を代表して蝦名大也市長が歓迎のあいさつを行った。 
http://www.news-kushiro.jp/news/20120318/201203182.html

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合法カジノで地域振興を 阿寒湖温泉で道内初のサミット

2012-03-19 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 03/18 06:20)

 【阿寒湖温泉】カジノの国内合法化とカジノによる地域振興を目指し、釧路商工会議所は17日、阿寒湖アイヌシアター「イコロ」(釧路市阿寒町)で「第7回日本カジノ創設サミット」を開き、全国でカジノ誘致に取り組む民間団体の関係者ら約280人が参加した。
 道内は初開催。カジノの法制度に詳しい大阪商大アミューズメント産業研究所の美原融所長が講演。模擬カジノも行われ、参加者はルールを教わりながらブラックジャックやルーレットなどを楽しんだ。<北海道新聞3月18日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/358345.html

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北海道教育大のアカハラ訴訟、大学側控訴を棄却

2012-03-17 | アイヌ民族関連
(読売新聞 2012年3月16日 )

 学生に対する立場を利用した嫌がらせ(アカデミック・ハラスメント)を理由に、勤務先の北海道教育大旭川校(北海道旭川市)を懲戒解雇されたのは不当だとして、元准教授の男性3人が同大に対し、地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決が16日、札幌高裁であった。
 小林正裁判長は、3人の准教授としての地位を認め、同大に対して解雇後から現在までの賃金を支払うよう命じた1審・札幌地裁判決を支持し、大学側の控訴を棄却した。
 3人は、アイヌ語関連の研究を学生に手伝わせて過重なノルマを課し、不当な学生指導を行ったなどとして、2009年3月に大学に懲戒解雇されていた。
 1審では「原告らの行為はハラスメントに該当するが、懲戒解雇に相当するような重大な行為とは言えない」と認定。大学側は「処分は学内規則に基づき、調査結果を踏まえた厳格な手続きで行った」と主張し、控訴していた。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120316-OYT8T00741.htm?from=hochi

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巨大なシステムの中で OKIインタビュー

2012-03-16 | アイヌ民族関連
CINRA.NET(シンラドットネット) (2012/03/15)
インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:木下夕希

アイヌ音楽の可能性を広げ続けるミュージシャン・プロデューサーのOKIと、沖縄民謡界の女王として知られる大城美佐子。この距離的にも、音楽性においても、大きく隔たりのある2人の音楽家が、お互いへのリスペクトと理解によって作り上げた『北と南』。この作品はOKIにとって、沖縄音楽へのチャレンジであっただけでなく、「3月11日以降、初めて発表される作品」という点において、非常に重要な作品となった。

我々は社会に属している以上、巨大な経済のシステムに関わらざるを得ない。原発事故の問題も、アイヌの先住民族の問題も、その根本にあるのはこのシステムの問題であることを、OKIは語気を強くして語ってくれた。そして、恐怖に屈せず、意識を高く持つことが重要であると。もちろん、このシステムの問題は、とてもとてもすぐに解決できるような問題ではない。しかし、『北と南』という作品が示している「相互理解」と、OKIがアイヌ音楽を自らに取り戻すために行った「自らのシステムを作る」ということは、現状のシステムの中でよりよく生きるために、非常に重要なことなのではないだろうか。

OKI
アサンカラ(旭川)アイヌの血を引く、カラフト・アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者。アイヌの伝統を軸足に斬新なサウンド作りで独自の音楽スタイルを切り拓き、知られざるアイヌ音楽の魅力を国内外に知らしめてきたミュージシャン/プロデューサー。ここ数年オキが取り組んでいるプロジェクトの一つ「オキ ダブ アイヌ バンド」では2005年以降、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地をツアーし、世界最大規模のワールドミュージック・フェスとして知られる WOMADや、日本国内でも数多くの夏フェスに出演。2012年には、OKIのドキュメンタリー映画『DUB AINU』(仮題/企画・製作 シネグリーオ)が公開される予定。
CHIKAR STUDIO

大城美佐子
大阪市大正区生まれ、名護市辺野古育ち。知名定男の父、知名定繁に弟子入りして民謡の道に進む。1962年シングル「片思い」でデビュー。やがて三線1本を抱えて東京、神奈川、大阪など内地を長らく彷徨の後、沖縄に戻り、民謡界の至宝、嘉手苅林昌とデュオを組む。林昌をして「コンビ唄はミサーに限る」と言わしめたほどの名コンビとして活躍。数々のライブやレコーディングに伝説を残す。2007年に芸能生活50周年を迎えるもなお、変わらず多方面での活動を続けている。
大城美佐子の店「島思い」(しまうむい)
今回費やした時間の半分以上は、曲を理解することに使いましたね。沖縄マナーっていうものが、すごく新鮮だったので。
―これまでOKIさんと沖縄の接点はどの程度あったのですか?
OKI:前から結構行ってはいて、しばらくブランクがあったんだけど、一昨年ぐらいからまた少しずつ縁ができてて。
―ライブをしに行ってたんですか?
OKI:いや、友達に会いに行ったりとか、そういうプライベートなことなんだけど、それでまた沖縄が近くなってきたなって思ってたときに今回の作品の話が来たんです。
―じゃあ、タイミング的にはちょうどよかったと。実際、レコーディングも沖縄で行われたんですよね?
OKI:沖縄には行ったんですけど、そのときは大城さんが風邪をひいちゃって、1曲も録れなかったんですよ。そのとき録ったやつで行くっていう考えもあったんだけど、「仕切り直して、録り直そうよ」って話をして。結局、その後で大城さんが別でスタジオに入って、もう一度録音したんです。
―段階を踏んだ、大変な作業だったんですね。
OKI:まあCD1枚作るのなんて、どっちにしろ大変なんで、どうってことないんですけどね。そういうのが全部あって、今の結果があるんで、無駄にはなってないんです。
―制作にあたって、大城さんとはどんな話をされたのですか?
OKI:特にしてないです。今回は「どうアプローチしよう」とかも全然なくて、それ以前に曲を僕が理解しなきゃいけなくて、今回費やした時間の半分以上は、曲を理解することに使いましたね。沖縄マナーっていうものが、すごく新鮮だったので。
―OKIさんは今回に限らず様々な文化の音楽と接していらっしゃると思いますが、まずは「理解する」ということが何より重要になるわけですよね。
OKI:そうですね。それをどう作品に発展させていくかっていうのは、感覚とか感情だと思うんです。今回一番大事だったのは、大城さんをどれだけ生かせるかなので、それを目標にやりました。
―本作の主役は、あくまで大城さんだと。
OKI:そう、“北と南”っていう僕の曲はオマケ(笑)。僕は大城さんのアルバムを1枚プロデュースしたっていうつもりなんですけど、しゃしゃり出てしまってるんです(笑)。

これで沖縄の扉が開いた感じ。大城さんが紹介してくれたわけですよ、「沖縄来てもいいよ」って(笑)。
―アイヌと沖縄の文化には、共通点・相違点があると思うんですけど、それぞれどんな部分に感じられましたか?
OKI:今回のは大城さんと僕の個人的な付き合いで生まれたアルバムだと思ってるから、その背後の僕たちの文化をわかり合えたりするのは、これからのような気がしてます。これを作る前と作った後では僕の沖縄に対する感覚が変わってて、より近い感じになっているので、次にまた行くのが楽しみなんですよね。
―逆に言うと、以前まではまだ少し距離がありました?
OKI:気にはなってたんですよ。だって、僕名前がOKIでしょ? しかも苗字じゃなくて、名前が漢字で「沖」だから、「何かあるな」とは思ってて(笑)。それがこういう形で、トップランキングの歌手と一緒にできたっていうのは、ホント光栄ですね。これで沖縄の扉が開いた感じ。大城さんが紹介してくれたわけですよ、「沖縄来てもいいよ」って(笑)。
―やっと沖縄の上陸許可が出たと(笑)。
OKI:まあ、北と南でいじめられっぱなしな俺たちだからさ、そういう歴史的な共通点はあるけど、それをことさらに強調するような作品は作ってないから。
―音楽的な面ではどうですか? 沖縄マナーはすごく新鮮だったとのことでしたが。
OKI:バックグラウンドからして全然違うんですよね。ただ、沖縄のリズム、三線とか太鼓の絡み方を注意深く聴いていくと、中国大陸も越えちゃって、アフリカぐらいまでたどり着く感じがして。トンコリ(アイヌの伝統弦楽器)も、リズムを突き詰めるとアフリカ的な要素が構造の中心にあるんです。逆に言うと、それぐらいさかのぼらないと共通点がないんですよね。
―アフリカっていうのが興味深いですね。
OKI:人類が生まれたところだからさ、音楽も全部あそこで生まれてるんだよね。まあ、アイヌと沖縄って人権問題とかではお互いリンクした取り組みをしてて、交流もあるんだけど、そういうのはあくまで音楽以外の話で、今回これがアイヌ人と沖縄の人が一緒に取り組んだ初のアルバムだってことは間違いないでしょうね。マイナス20度ぐらいの真夜中に、この曲(沖縄民謡)を何万回も聴いたわけですよ(笑)。
一番の問題は金持ちが作ったシステム、俺たちが単なるATMみたいになっちゃってるってことなんですよ。
―本作の主役はあくまで大城さんというお話がありましたが、OKIさん自身は今回の作品にどんな感情を抱いていらっしゃいますか?
OKI:2011年3月11日以降、オフィシャルで発表される初の作品なので、下手なのは作れないっていうのはすごくありました。下手なの作ると、東電とかああいうシステムの連中に負けちゃうと思って、その気持ちが一番強かったですね。「絶対いいものを作るんだ」って、自分の中でハードルをどんどん上げていったんで。
―原発事故以降の社会状況に対するリアクションとして、パワーの強い作品を作ろうというモチベーションがあったわけですね。
OKI:1曲目の“固み節”は祝いの席でやるような、2人の男女の強い愛情を意思表明する曲なんですけど、ひとつひとつかみしめて歌うような大城さんの言葉の裏に、ゆるがない強さがあったんです。アレンジが固まってくるに従って、そこにもうひとつのストーリーが生まれてきて。
―つまり、曲本来の愛情を表明する強い気持ちが、現在の社会に対する強い気持ちにもつながったと。ちなみに、そういったことについて、大城さんと話したりは…
OKI:しないよ(笑)。俺たちミュージシャンだから、言語化はしない。特に大城さんは心と体が一体化して歌になってる人なんで、僕の仕事は大城さんがリラックスしてレコーディングに向かえて、満足できる声を出す雰囲気を作ることだったの。で、休憩の合間にTwitterを見て怒りに体を震わせながら、またレコーディングに向かうっていう繰り返しでしたね(笑)。
―原発問題を含む今の社会状況に対して、アイヌの視点も交えた、OKIさんなりの見方をお伺いしたいのですが。
OKI:国連で先住民族のパーマネントフォーラムっていうのが毎年開催されるんだけど、去年そこで今の日本の状況についてのステートメントを提出したのね。結局先住民族と非先住民族の摩擦点って何かって言ったら、「金持ちの、金持ちによる、金持ちのための地球」っていうのが、今のコンセプトなんですよ。それは18世紀よりもっともっと前から始まってることなんだけど、今その総仕上げをしようと金持ちたちが焦ってると思う。そういう巨大なシステムの犠牲は、僕らから始まったんですよ。それで、他の先住民族のブラザー&シスターズに「日本こんなことやってるんだぜ」って言いつけたんです(笑)。
―つまり、先住民族への弾圧の構図も、今の日本で起こっている強い者と弱い者の構図も、どちらも同じだということですよね。
OKI:そう、もはやアイヌ民族の問題っていうのは存在しないというか、1番の問題は金持ちが作ったシステム、俺たちが単なるATMみたいになっちゃってるってことなんですよ。それはアイヌも沖縄も、みんな共通した問題に直面してるので、今はアイヌの問題をことさらに強調する時期ではないと思ってるんです。
―なるほど。
OKI:ステートメントには、発電所がぶっ壊れたことによって、日本はやっと目覚めることができたってことを書いた気がしますね。ただ、目覚めたときに感じた怖さは、終わりの始まりだったっていう。ボブ・マーリーが“Time Will Tell”って曲で言ってたよ。「天国に住んでると思ってるかもしれないけど、ホントはそこは地獄なんだぜ、いつかわかるさ」って。
3月11日以降、1年以内に出たアルバムがダサかったら終わりだと思ってた。
―巨大なシステムに誰もが関与せざるを得ない非常に困難な時代の中で、それでも「目覚めた」という事実は大きな一歩ではありましたよね。
OKI:あとはどれだけそういう人が増えるかだと思うけど、残念ながらまだ日本人のかなりの数の人が無関心ですよね。
―OKIさんは音楽を通じて若い人と接する機会も多いと思うんですけど、彼らに意識の高まりは感じますか?
OKI:一言では言えないなあ…もちろん若いやつの中には熱心なやつもいれば、そうじゃないやつもいると思うけど、でも電話代払うのに一生懸命な子が多いんじゃないかな…。バカなテレビ見て、Yahoo!ニュースぐらいが情報源だったりすると、もうアウトだよね。
―二極化してることは間違いないですよね。能動的な人と、受け身な人と。
OKI:さっき無関心って言ったけど、それって恐怖に屈した姿でもあるんだよね。「安全だ」「心配ない」「あれはデマだ」って、政府が奨励してるわけで、それって「一番楽なのは何か、君たちは知ってる? この薬飲んじゃえばいいんだよ」みたいのに近いのかもしれない。それは「恐怖に屈する薬を飲みなさい」ってことで。
―ああ、なるほど。
OKI:それを飲んだ人がたくさんいるわけですよ。だって怖いもん、こんな話してたって。だから、無関心なんじゃなくて、大部分の人は恐怖に屈して、何事もなかったように平然と生きてるんだと思う。
―そういった状況を前にして、OKIさんは音楽活動を通じてどういったアクションをお考えですか?
OKI:「原発反対!」みたいな曲もありだと思うし、それが一番わかりやすいんだけど、今回はそういう形ではやってなくて。ただ、3月11日以降、1年以内に出たアルバムがダサかったら終わりだと思ってたから、音と音の行間に自分の感情、気持ちっていうのを滑り込ませるっていうのはやったつもりなんです。
今はアイヌの音楽を取り返したから、あとはいい作品を作り続けて、文句を言わせない。そのためにも、『北と南』を作ったわけですよ。
―では最後に改めて、『北と南』について聞かせてください。さきほど“北と南”はオマケという話がありましたが、アルバムタイトルにもなっていて、テーマ曲的な部分もあるのかなって思ったのですが。
OKI:いや、コンセプトを作ったのはディレクターだから(笑)。まあ、全然アイヌ的な曲ではなくて、ポップスなんだけど、1曲目から3曲目(3曲目が“北と南”)まで意外と違和感なくつながったので、それはよかったなって。今回作るにあたってTHE BEATLESの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』をよく聴いてたんだけど、あれいきなりインド音楽出てくるからね(笑)。全然それでいいのよ。
―資料にもありましたが、「誰もやってないことをやろう」っていうのはOKIさんの基本姿勢なわけですよね?
OKI:そうですね。それがすごく奇抜なものかっていうと全然そうじゃないんですけど、でも「このアプローチはなかった」っていうことはしてると思う。
―さらに言えば、それは伝統文化を継承しつつ、さらにそれを新しいものに更新していくということですよね。
OKI:世界中のミュージシャンがそれをやっているはずで、やらない方がおかしいんですけど、ただアイヌはやらないんだよ。トンコリはこういう弾き方で、こう持って、この曲でって、そればっかりやってるの。大きなレコード会社のプロデューサーが北海道に来て、トンコリのレコードを出したこともあるけど、タイトルが『滅びの五弦琴』だったから(笑)。
―ああ…、そうなってしまうわけですね。
OKI:「私が残してあげます」みたいな上から目線で、そこにはエンタテイメントがない。でも、沖縄は戦前からバイオリンが入っちゃってますからね。ミクスチャーなんですよ、やっぱり。だから、俺がやってることは普通のことで、アイヌ音楽をやってるやつは、アイヌ音楽以外を聴かなきゃダメだと思う。孤立しちゃうからさ。
―やっぱり、そういうプロデューサー的な視点が重要なんですね。
OKI:そう、レーベルを作って、配給も自分たちでやる。じゃないと、『滅びの五弦琴』を作られちゃうから。それが嫌だったから、俺はアイヌの音楽を取り返すつもりでやってたわけ。もう今は取り返したから、あとはいい作品を作り続けて、文句を言わせない。そのためにも、『北と南』を作ったわけですよ。

OKI meets 大城美佐子
『北と南』
2012年3月14日発売
価格:2,800円(税込)
Tuff Beats / UBCA-1026
1. 固み節
2. 恋語れ
3. 北と南
4. 南洋浜千鳥
5. ヨー加那よー
6. レッドおじさん
7. ランク節
8. ヒンスー尾類小
9. ヤッチャー小~泊高橋
10. 南と北

http://www.cinra.net/interview/2012/03/15/000000.php

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わが心の故郷(みちのく)編(30)

2012-03-15 | アイヌ民族関連
MSN産経ニュース 2012.3.14 03:28

 ■「自国を真に愛するものは、自国の欠点に目を閉ざしはしない」(新渡戸稲造『日本文化の講義』)
 第一次世界大戦の戦後処理を協議していたパリ講和会議で、日本代表団が主張していた人種差別撤廃の理念が、米英の反対で国際連盟規約に盛り込まれなかったことは以前、しるした。これについて“浪人中”だった日本民俗学の祖、柳田国男は興味深い草稿を残している。
 《実に惨澹(さんたん)たる経験でありました。(中略)平生(へいぜい)立派な人道論を唱へて居た諸外国の大政治家連の多くが、何人にも納得の出来ぬやうな屁理屈(へりくつ)をつけて、こんな大きな問題の討議を避け、臆病者の醜名を千載(せんざい)に流したのは同じですが、それでも問題の出しやうがぶま(不間)であつて、斯云(かくい)ふ変な結末に陥らせたのは、主として日本の責任でありました》
 柳田は提案を葬(ほうむ)った米英各国だけでなく、日本も批判している。なぜか。
 国内の朝鮮人やアイヌ民族に対する「待遇問題」が棚上げされているうえ、《世には釈迦(しゃか)に説法、両替屋に算盤(そろばん)などゝ云ふ諺(ことわざ)があります。(中略)米国其他(そのほか)も亦(また)、決してお釈迦様では無かつた(中略)まづ両替屋ぐらゐの所ではあつた。我々は無鉄砲にも、之に向つて算盤を教へようとした》と考えたからだった。
 柳田の論旨に“青さ”を感じる方もおられるだろう。しかし、冒頭の新渡戸稲造の一文もまた、真である。彼が国際連盟事務局次長として柳田を連盟の委任統治委員会に推薦したといわれるのもうなずけよう。(文化部編集委員 関厚夫)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120314/art12031403290001-n1.htm

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アイヌ民族舞踊を体感 幕別・白人小児童

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 03/13 14:26)

 【幕別】白人小(石川満校長)は12日、アイヌ民族の古式舞踊を伝承する「帯広カムイトウウポポ保存会」を招き、3、4年生の児童約100人がアイヌ民族に伝わる歌や踊りを学んだ。
 同小では4年の社会科と総合学習の授業でアイヌ民族の文化を学んでおり、1年間の学習の締めくくりとして同保存会を招いた。同保存会は国の重要無形民俗文化財に指定されており、公演やイベントで古式舞踊を披露している。
 この日は民族衣装を着た保存会のメンバー8人が同校を訪れ、酒井奈々子会長が「北海道にもともと住んでいたアイヌ民族の文化について、少しでも知ってください」とあいさつ。アイヌ語が語源の地名や簡単なあいさつを教えた後、大きな輪を作り、メンバーの歌と手拍子に合わせて「バッタの踊り」「キツネの舞」などを一緒に踊った。
 同小4年の山村香乃さん(10)は「アイヌ民族の踊りや言葉を知ることができて良かった。緊張したけど楽しく踊れた」と話した。(鈴木陽子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/357219.html

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アイヌ民族の文化を体感 幕別・白人小

2012-03-15 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 2012/03/13)

白人小(石川満校長)は12日、アイヌ民族の古式舞踊を伝承する「帯広カムイトウウポポ保存会」を招き、3、4年生の児童約100人がアイヌ民族に伝わる歌や踊りを学んだ。(3月13日朝刊 とかち帯広版掲載)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=News&v=136722269002

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