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報道特集 機動隊員土人発言 ヘリパッド建設の抗議続く沖縄高江~住民の本音 2016年10月22日放送

2016-10-23 | ウチナー・沖縄
報道特集 2016/10/22 に公開
報道特集 ヘリパッド建設の抗議続く沖縄高江~住民の本音 2016年10月22日。
横行している反対派・沖縄左翼の暴行事件などには一切触れず、土人などと暴言を吐かれたうえ、不当な扱いを受けていると一方的に報道。
https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=UdYCwVPWNS4&app=desktop

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沖縄県議会、機動隊撤退要求へ 「土人」発言に抗議 28日にも決議の公算

2016-10-23 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス 10月22日(土)9時30分配信
 東村高江の米軍ヘリパッド建設に反対する市民に対し、機動隊員が「土人」「シナ人」などと発言したことを受け、沖縄県議会与党3会派の代表者は21日、発言に抗議すると同時に高江からの機動隊撤退を求める決議案を提案する方針を確認した。最短で28日の臨時会での可決を目指す。県議会は与党多数のため、本会議に提案されれば野党、中立会派が反対した場合でも可決される公算が大きい。
 総務企画委員会の渡久地修委員長は21日、与党の要望を受け、野党・中立の各会派に対し、25日に委員会を開き決議案を審議できるかを打診した。
 委員会が開けない場合や、開会しても意見が一致しない場合は与党として議会運営委員会に提案し、臨時会の開会を求める。
 与党会派の共産は19日に県庁に安慶田光男副知事を訪ね、機動隊の撤退と建設工事の一時中断を国へ申し入れるよう要請していた。
 21日には与党3党であらためて対応を協議し、代表者間で「土人」などの発言そのものに抗議すると同時に、「問題の根幹は反対運動の現場への機動隊動員にある」とし、撤退要求に踏み込むことを確認した。
 機動隊員の「土人」発言を巡っては、翁長雄志知事は20日に県庁に池田克史県警本部長を呼び抗議。警察庁の坂口正芳長官は同日の記者会見で「不適切であり、極めて遺憾だ」との考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00067699-okinawat-oki

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何が「土人」発言を生み、誰が許しているのか 人権問題に詳しい識者3人の視点

2016-10-23 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス 2016年10月21日 21:00

(左から)安田浩一さん、前田朗さん、谷口真由美さん
 大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言について、ヘイトスピーチなど人権問題に詳しい識者は「不適切という言葉では済まない」と指摘。さらに同発言を擁護するような松井一郎大阪府知事の対応について「差別や偏見の助長につながる」と訴えた。
■少数者をたたき楽しむ空気
安田浩一さん(ジャーナリスト)
 「土人」発言を「不適切」とする政治家や官僚に憤りを覚える。社会の中でどんな文脈で使われてきた言葉なのか。その歴史的背景を考えれば、明確な差別発言で、不適切かどうかの問題ではない。
 市民側の暴言を問題視する意見があるが、市民と公権力は対等ではない。人々を守るはずの警察が市民運動や社会運動を敵視し、排除の対象として監視する組織になっていることも大きな問題だ。
 ヘイトスピーチ対策法は国や自治体に差別解消のための啓発や教育を求めている。
 松井大阪府知事による差別発言の擁護は法の理念を無視するばかりか、差別や偏見の助長につながる。首長として許されない。
 社会的少数者や弱者をたたき、引きずり降ろすのを楽しむ空気が日本社会の一部に流れている。社会を分断し壊そうとする勢力がいて、呼応する人々がいる。国や政治家は「差別は絶対許さない」と明確な言葉を発するべきだ。
■自治体の長なら非難すべきだ
前田朗さん(東京造形大教授)
 「シナ人」「土人」の発言は、単に不適切な発言にとどまるものではない。市民に対する侮辱罪にあたる可能性もある。さらに「シナ人」という言葉を差別と侮辱の意味で用いている。
 沖縄の人々だけでなく、中国人に対する侮辱としても忘れてはいけず、政治問題化しうる発言だ。基地問題など差別的な構図の中で、多くの県民が抗議の意思表示をしていることは政府も警察も知っているはずだ。その差別的な状況に乗っかり、今回の発言が出てきた。
 人種差別撤廃条約では、政府や要職にある人は、差別と受け止められる言葉を非難すべき立場にある。だが松井大阪府知事は発言した機動隊員をかばい、ねぎらった。差別を助長し扇動することにつながり、自治体の長として差別をなくすための教育をしていないと疑われても仕方ない。
■親玉はあんたたちちゃうん?
谷口真由美さん(全日本おばちゃん党代表代行)
 沖縄県外に住んでいる人間は、自分が「土人」という言葉を発したと思わなければいけない。基地が集中しているのはしゃあないと言い、沖縄を低く見る感性が「土人」という言葉を生んだ。私自身も、人権教育をしている大阪府民として加害者性を感じている。想像力の圧倒的な欠如。安全、安心に生きたいのはあなたも沖縄の人も同じだ、ということを伝えていくしかないのかもしれない。
 8月に高江に行き、機動隊員が上司にお尻を蹴られているのを見た。彼らもしんどいのだろう。今回の発言は許せないが、誰が彼らを高江に向かわせたのか見誤ってはいけないと思う。
 菅義偉官房長官が「許すまじきこと」などと第三者のようなことを言っている。親玉はあんたたちちゃうん? と言いたい。松井一郎府知事は「一生懸命職務を遂行していた」と言う。仕事に疑問を持たせず、思考させず、突っ込ませるのが良い指揮官ということか。
 今回の出来事は現代日本の意識レベルの象徴だ。幾重にも差別の構造があってどこから論点を出せばいいか迷うが、ここで傍観者になったら末代までの恥だと思っている。    
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67667

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話題のアミ族美少女が大会新記録 初出場の日本勢も活躍=陸上・台湾選手権

2016-10-23 | 先住民族関連
フォーカス台湾 2016年10月22日 19時43分 (2016年10月23日 06時40分 更新)

(宜蘭 22日 中央社)陸上の台湾選手権は22日、東部・宜蘭県で最終日を迎えた。女子400メートルハードルでは、台東県代表の羅佩琳が60秒82の大会新記録で金メダルに輝いた。
台湾原住民(先住民)アミ族出身の羅は2013年、台湾マクドナルドのCMに出演したことで一躍有名になった。試合後のインタビューでは、「来年のユニバーシアード台北大会に出られるよう頑張る」と意気込みを語った。
21日に開幕した今大会には、台湾各県・市の代表メンバーのほかに、大阪からも女子選手5人が招待され、海外勢として初めて出場。女子走り高跳びで渡辺有希は1位、津田シェリアイは3位の成績を残している。
(李宇政/編集:羅友辰)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161022/Jpcna_CNA_20161022_201610220005.html

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台北国際切手展、台湾先住民描いた郵便ポストが登場 民族の特色表現

2016-10-23 | 先住民族関連
フォーカス台湾 2016年10月22日 14時45分 (2016年10月23日 06時40分 更新)

(台北 22日 中央社)台湾初開催の国際切手展「PHILATAIPEI 2016」で2日目の22日、台湾原住民(先住民)を題材にした16基の郵便ポストが初披露された。
ポストは台湾南部の屏東県などに多く住むパイワン族出身の芸術家、拉夫拉斯・馬帝霊さんがイベントを主催する中華郵政の依頼を受けて制作。政府から承認を受けた16民族の特色を基にデザインされており、例えばパイワン族のポストは同族の人々が生命の源とみなす「太陽」がテーマとなっている。
中華郵政の翁文祺董事長(会長)はポストは手紙を出すだけでなく、地域の文化的特色を表現することもできると指摘し、将来的にこれらのポストを原住民の集落に設置する方針を発表した。これに合わせて各ポストを巡るスタンプラリーも実施される。
(陳葦庭/編集:杉野浩司)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161022/Jpcna_CNA_20161022_201610220002.html

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なばなの里でイルミネーション開催!今年は世界四大陸と日本の絶景が楽しめる!

2016-10-23 | 先住民族関連
asoview!NEWS-2016/10/22
三重県 なばなの里で、毎年恒例となった「なばなの里イルミネーション」が開催されます。今年は2016年10月15日(土) ~2017年5月7日(日)までの205日間。昨年よりも長い期間楽しめるようになりました。

毎年変わるテーマエリアの今回のテーマは「大地」(だいち)。自然が作る雄大で美しい景観や情景の移ろいを、国内最大級のスケールと、世界最高峰のプログラミング技術により色鮮やかに、表現力豊かに演出します。世界四大陸の秘境や絶景といった美しい映像は必見ですよ。なばなの里史上最大の、高さ約30m、横幅約155mという超巨大スケールの大パノラマのイルミネーションの詳細をチェックしましょう!
四大陸と日本の絶景を、大迫力のスケールで体感!
本物の電球がもつ美しい「輝き」や「あかり」にこだわっているなばなの里のイルミネーション。映像を投影するようなプロジェクションマッピングは一切使用せず、電球やLEDだけを使用して、美しい輝きの「本物力」を追求しています。今年見られる5つのシーンを見ていきましょう。
アメリカ大陸 モニュメントバレー Monument Valley
アメリカの原風景、大西部のロマンを彷彿させる絶景「モニュメントバレー」がモチーフ。先住民族が聖地と呼んだ神秘の荒野が広がる大地に、雄大な光景が広がる荘厳な姿の美しさは格別です。茶褐色の地層の大地は、2億7千万年の地球の歴史と大自然の驚異を感じ、心奪われる世界観を様々なシーンで表現しています。世界一美しい朝日とも言われる夜明けから、大自然の躍動感あふれる雄大なエネルギーに満ちたスケール感を演出する感動のシーンの連続です。
南極大陸 Antarctica
地球最後の秘境「南極大陸」。何万年もの間、融けることなく碧く美しく輝く巨大な氷河や氷山。極地に生きる野生動物のペンギンやクジラのドラマティックな姿は興奮と歓喜を巻き起こします。澄んだ空気の中、360度どこまでも広がる満天の星空の大パノラマや、天空に光が織りなすオーロラの出現などワクワクがいっぱいです。白い大陸に広がる、見たこともない神秘的な美しさが印象的です。
アフリカ大陸 the African Continent
壮大な大自然の光景が広がる、母なる大地アフリカ。黄金に輝く太陽に照らされ、キリンやゾウなどの様々な野生動物達の命あふれる力強いシルエットがオアシスの水辺に映ります。アフリカを象徴する木「バオバブ」など、サバンナに生きる野生動物や大自然を舞台に、雄大に広がる情景からは、圧倒的なスケールで世界の広さや神秘を実感できます。
ユーラシア大陸 プリトヴィツェ湖群国立公園 Eurasia / Plitvice Lakes National Park
「世界で最も美しい滝がある場所」として知られている世界遺産「プリトヴィツェ湖群国立公園」がモチーフ。大小いくつもの階段状に点在するエメラルドグリーンの湖と滝が織りなす情景は、奇跡のような景観を生み出しています。豊かな自然と、野生動物が力強く息づく楽園からは、鳥たちのさえずりが聞こえ、豊かな自然が満ちる躍動的な光景が演出されます。見どころは、秋になり葉がいろづき始め、鮮やかさを増していく情景。世界でも有数の紅葉スポットの錦秋の絶景。四季があるが故の大自然がつくり出す色彩美で、生命の息吹をも感じます。
棚田(日本) "TANADA" Japanese Rice Terraces
千枚田とも呼ばれる棚田の風景は、日本が持つ美しい原風景として親しまれています。日本を代表する懐かしの風景であり、日本人が世界に誇る絶景です。棚田の水面に青空、白い雲が映り込み、山々に生命力を感じる季節をゆたかな色彩で表現しています。夕焼けで鏡のように輝き、茜色に染まる感動の瞬間は叙情的で懐かしい情景で、また、美しい満月の光が、夜の棚田を照らし、ホタルの幽玄な光が舞う演出などもみどころです。
なばなの里といえばこれ!「光のトンネル」が今年は2つ登場!
100mの光のトンネル 100m road 「Brilliant autumn leaves」
今年新登場するイルミネーションのテーマは「秋」。 日本人の繊細な美意識や美の心を演出しています。新緑深まる緑から赤へと、幻想的に色が変わっていきます。三色のLED(赤・橙・緑)の微妙な調光バランスにより、日本らしい繊細な色や、優しい鮮やかな色で、「和」を演出しています。
200m 光のトンネル (アーチングイルミネーション 華回廊) 200m「Brilliant road」
『なばなの里イルミネーション』を一躍有名にした 200mの「光のトンネル」。なばなの里ならではの‘可愛い花びら ’を模った「暖かなあかり」を基調とした白熱電球で全長約 200mの「光のトンネル」がつくられています。あえて白熱電球にこだわりぬいて装飾する トンネルは 、 「なばなの里」のイルミネーションへの信念です。
まだまだある、ロマンチックな光のスポット!
なばなの里イルミネーション シンボルツリー ツインツリー
なばなの里のチャペル前にある2本のシンボルツリー。このツリーは、日本経済新聞が発行する「NIKKEIプラス1」何でもランキング「クリスマスツリーの名所に行こう」(2015.1.21付)において第1位を獲得した注目度の高いイルミネーションです。美しくツリーが見られるように、LED電球が枝先まで装飾され、ボリューム感のある華やかなイルミネーションとなっています。
高さ約20mを超える天然木(ヒマラヤスギ)は、見事な枝ぶりで存在感ばつぐん。連日、チャペルの鐘の音を合図に点灯し、「なばなの里」で一番の人々が集う場所です。クリスタルホワイトに彩られた、ゴージャスで気品のあるツリーと、大人の色使いのパステルブルーに見立てた優雅なツリーは、人気のフォトスポットになること間違いなしですね。
国内最大級 水上イルミネーション 「光の大河」
優美で繊細な木曽三川の雄大な姿を演出している水上イルミネーション「光の大河」。自然豊かな渓流からダイナミックに流れる滝の様子や、川の流れの美しさを表現した躍動感あふれる演出が魅力です。 約10分間のプログラム中には、四季の移ろいや神秘の自然現象などのシーンを多彩に演出しています。心癒されるBGMと輝く光につつまれた美しい川は必見です。
圧倒的なスケールとクオリティを誇る「なばなの里」イルミネーションで素敵な時間を過ごしましょう。
■スポット詳細
施設名:なばなの里
イベント名称:なばなの里 イルミネーション
開催期間:2016年10/15(土)~2017年5/7(日)
開催場所:なばなの里
点灯時間:17:00頃(日没時間等により変動有り) ~営業時間終了まで
営業時間:平日、および年末年始(12/31、1/1)(※12/28~30、3/1~5/7は除く)…9時~21時 
土日祝、および繁忙時期(12/28~30、3/1~5/7)(※12/31、1/1は除く)…9時~22時
料金:入村時に「なばなクーポン」2,300 円購入が必要。(小学生以上)
(なばなの里内で使える金券 1,000 円分付)
住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑 270 番地
お問い合わせ 0594-41-0787
公式webサイト:http://www.nagashima-onsen.co.jp/
アクセス:公共交通機関 / 近鉄名古屋線 近鉄長島駅より「なばなの里」行き直通バスにて約10分(桑名便は一部の便は除いて期間中運休)
お 車 / 伊勢湾岸自動車道 「湾岸長島 IC」より、約10分
※週末やシーズンは混雑します。平日のおでかけ、近鉄長島駅から直通バスの利用をおすすめします。
※特定日はナガシマリゾート大駐車場より無料送迎バスを運行(無料パーク&無料バスライド)を実施しています。
https://asoview-news.com/article/10686/

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世界の雑記帳 古代の筏で南米からシドニーへ、3度目の探検に向け準備進む

2016-10-23 | 先住民族関連
毎日新聞 2016年10月20日 15時34分(最終更新 10月20日 15時34分)

 10月19日、ボリビアの先住民が古来からの方法で製作した全長18メートルの木製の筏で、南米からオーストラリアへ太平洋を横断する試みが始まり、来年2月の出航に向け準備が進められている(2016年 ロイター/David Mercado )
 [ラパス 19日 ロイター] - ボリビアの先住民が古来からの方法で製作した全長18メートルの木製の筏で、南米からオーストラリアへ太平洋を横断する試みが始まり、来年2月の出航に向け準備が進められている。古代人がこの方法で航海できたことを証明するのが目的という。
 筏は南米原産の高木バルサでできており、何世紀にもわたって同様の筏を使ってきたチチカカ湖沿岸在住の先住民アイマラ族が製作。「ビラコチャ3号」と名付けられた。米国出身の探検家フィル・バック氏がキャプテンを務める。同氏はこれまでに2回、同様の試みを行っている。
 「ビラコチャ3号」はチリ北部を出発し、60日前後の航海で最初の寄港地であるポリネシアのマンガレバ島に到着、以後タヒチ、フィジーを経て6カ月かけてシドニーに到達する予定。
 バック氏によると、古代南米人がこうして航海できたことを証明するため、乗組員は竹の水筒を使い、キヌアやジャガイモ、海で釣った魚を食べる。ただ当時と違い、毎日ソーシャルメディア(SNS)に情報を投稿するほか、海洋法に従って衛星利用測位システム(GPS)およびナビゲーションシステムを携帯するという。
http://mainichi.jp/articles/20161020/reu/00m/030/005000


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明治時代に制定されたこの悪法が廃止されたのは、約1世紀後の1997年だった…

2016-10-23 | アイヌ民族関連
西日本新聞朝刊=2016年10月22日 10時37分
 明治時代に制定されたこの悪法が廃止されたのは、約1世紀後の1997年だった。北海道旧土人保護法。名目は明治政府が進めた北海道開拓で生活の場を奪われたアイヌ民族を救済すること。実際は先住民を日本国民に同化させることが狙いだった
▼土地を与えて農業を奨励したが、耕作に不向きな土地が多かった上、狩猟や漁業をなりわいとした人々だけに、農耕に失敗し土地を取り上げられる事例が後を絶たなかったという
▼一方で、日本語の使用や日本風の氏名への改名を強制され、アイヌ語や独自の文化、風習は否定された。その結果、保護どころか、アイヌ民族の困窮と差別を助長することになった
▼「旧土人」の名称からして、アイヌ民族をおとしめ、存在を否定するように聞こえる。関係者の長年の努力で、全ての差別の撤廃を目指す「アイヌ文化振興法」が同年、旧法に代わって成立した
▼過去の遺物の差別語がよみがえるとは。「ボケ、土人が」。ニュースから流れた言葉に耳を疑った。米軍基地建設に反対する沖縄の市民に、警備の応援で来ていた大阪府警の機動隊員が投げつけた罵声だ
▼沖縄を見下す気持ちか。国策に逆らう“非国民”と映ったか。個人の非常識を責めるより、若い隊員に暴言を吐かせた背景は何かを問いたい。戦争で多大な犠牲を強いられた沖縄に今なお負担を押し付ける国策の底流に、「差別」が潜んではいないか。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syunzyu/article/283708


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アイヌ民族伝統料理を提供 釧路合同庁舎の食堂 サケ使用「チェプオハウ」など3品

2016-10-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/22 07:00
 国の出先機関などが入る釧路地方合同庁舎(釧路市幸町10)の食堂「レストランエスカル」が10月から、アイヌ民族の伝統料理の提供を始めた。サケやイクラ、ジャガイモなどを使った一品料理で、定食や丼物のランチに添えている。同店の調理師杉本知佳さんは「うまみと塩味を生かした料理が多い。ぜひ食べて、アイヌ民族への理解を深めてほしい」と話している。
 釧路らしい料理を提供したいと、アイヌ民族の伝統料理を思いつき、白糠アイヌ文化保存会と白糠アイヌ協会に相談。両団体とも協力を快諾し、アイヌ文化アドバイザーの時田幸恵さんらの指導を受けた。
 メニューは、塩ザケの汁物「チェプオハウ」と、ゆでてつぶしたジャガイモにイクラを添えた「チポロイモ」、団子にコンブのソースをかけた「コンブシト」の3品。週に1回程度、いずれかを提供している。
 杉本さんは「保存のための知恵が生きており、アイヌの人たちの暮らしぶりも想像できる」と話す。今後、さらに料理の種類を増やすことも検討している。
 提供を機に、店の入り口にアイヌ民族コーナーを設け、伝統衣装やアイヌ文様をあしらったはがきなどの展示も始めた。
 同店は一般市民の利用もできる。営業時間は午前11~午後2時。(小川郁子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0329551.html

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“土人”発言に激怒 翁長知事は暴走沖縄県警に切り込めるか

2016-10-22 | ウチナー・沖縄
日刊ゲンダイ 2016年10月20日
 沖縄県の翁長雄志知事の堪忍袋の緒がついに切れた。安倍政権が強引に推し進めている沖縄・高江の米軍オスプレイ離着陸用ヘリパッド建設。大阪府警から応援に来た機動隊員が抗議活動の住民に「土人」と暴言を吐き、翁長知事は19日、県庁で「言語道断で到底許されない」と強く非難。きょう、県警本部長、県公安委員長と面談し、適切な管理を求めるという。
 現地では先週、砂利を工事現場に運ぶダンプカーのナンバー表示がないなど、違法車両であることが判明。稲田朋美防衛相も18日の会見で、ナンバー表示が見えにくい車両があることを認め、「事業者として受注者(建設会社)に対し、改善を指示した」と言っていた。ところが、内閣府沖縄総合事務局の車両安全課の担当者に聞くと「18台の違法車両の所有者に往復ハガキを準備している。近日中には郵送します。現場で違法トラックを取り締まるのは警察です」とまるで他人顔だ。
「なんくるないさー」(なんとかなるさ)が沖縄県民の特徴だとしても、あまりにいい加減過ぎる。とてもじゃないが、県民が安心して生命、財産を任せられる組織じゃない。
 そもそも違法ダンプが砂利を納入する際、3台のパトカーと50人の機動隊員が同行しているのだ。そばに居合わせた警官も、往来する違反車両を“現認”できるはずだ。目の前の違法行為が分からないなら、よほどの無能警官。さっさと転職した方が住民のためだ。沖縄県警に確認すると、これまたビックリ仰天の回答だ。
「現認? 砂利納入車の一部が違反車両だったことはまだ確認できていません。これはおたくだけではなく、記者クラブに加盟している地元紙にもそう答えています」(県警広報)
 大臣も認めた「違法車両」について、沖縄県警はいまだに「確認できていない」というのだ。こんな組織は税金のムダ。潰して構わないだろう。全国の警察、機動隊が入っている高江の管轄はあくまで沖縄県警だ。当事者意識が欠落し過ぎていると言わざるを得ない。
「翁長知事が誕生した時、県警も“住民寄り”になるのではないか、と期待感がありました。しかし、政権ベッタリだった前任の仲井真県政の時と変わりません。相変わらず、住民に対して威圧的で暴力的です」(地元住民)
 高江問題の取材を続けているジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「沖縄県警は公明党・創価学会が強い影響力を持っているといわれています。つまり、自公政権の意向に忠実というわけです。翁長知事にとっても県警は目の上のタンコブだと思います」
 沖縄県警の暴走をこれ以上、許してはダメだ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192177/1

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連綿と続く沖縄蔑視 「人類館」、沖縄戦、日本復帰後も

2016-10-22 | ウチナー・沖縄
琉球新報2016年10月22日 06:30

沖縄差別の史実を基に作られた演劇「人類館」=2008年、那覇市
 米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)のヘリパッド建設に反対する市民らに対し、大阪府警の機動隊員2人が「土人」「シナ人」などと発言した。沖縄に対する偏見や蔑視、差別が表面化したのは1903年の「人類館事件」から沖縄戦、近年の日米両政府官僚らの問題発言まで、連綿と続いている。加えて今回はネット上の言説を反映し、一般の層にも偏見が根強く残っていることが表れたと識者は指摘している。
 「人類館事件」は1903年、大阪で開かれた内国勧業博覧会で「琉球人」やアイヌ、「生蕃」(台湾先住民)らが「学術人類館」内に民族衣装姿で「展示」された。当時の琉球新報は主筆の太田朝敷らが、社説でアイヌや台湾先住民と同列視されたことなどを問題視し、抗議した。沖縄差別の象徴的事件であるとともに、同化政策の中で危うい立場を強いられた沖縄側の差別的視線も露呈した。
 熊本憲兵隊が27年に作成した「沖縄事情」の「部外秘」文書「沖縄紀行雑観」は沖縄県民の「短所」を列記。「進取ノ気概ニ乏シク優柔不断」「遅鈍悠長」「協同心公徳心乏シ」「犠牲的精神ハ皆無」「責任観念ニ乏シ」などを挙げている。「短所」が「盗癖アリ」「向上発展ノ気概ナシ」などと無根拠に断定した記述を含め13点も挙げられた一方、「長所」は2点しか報告されなかった。
 日本軍内で定着した沖縄蔑視は、沖縄戦当時に久米島などで日本軍が住民をスパイ視し、虐殺した事件にもつながった。大城将保氏著「沖縄戦」によると、44年の10・10空襲後にも「沖縄のスパイが手引きした」とのうわさが本土で流れた。
 県外の県出身者らによると、1980年代まで東京や大阪など各地で「沖縄人お断り」と張り紙をした飲食店があった。「同郷者同士が集まって騒ぐ」「標準語が下手」などの偏見が理由とされていた。
 近年では2011年にケビン・メア元米国務省日本部長が「沖縄はごまかしとゆすりの名人」と発言。同年、田中聡元沖縄防衛局長は米軍普天間飛行場の移設問題に関連して「(犯す前に)これから犯しますよと言いますか」と発言した。
 演劇集団「創造」の「人類館」を大阪で再演することにも尽力した関西沖縄文庫の金城馨さんは「発言した個人ではなく、日本社会が生み出した意識の問題だ。日本人がずっと持ってきた、沖縄へのまなざしが具体化された発言だ」と指摘。「沖縄側が日本の間違いを正すことはできず、差別をやめるのは差別した側にしかできない」と日本全国の問題であることを強調した。(宮城隆尋)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-380255.html

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[機動隊 差別発言を問う]沖縄へのまなざし露呈 親川志奈子さん

2016-10-22 | ウチナー・沖縄
ニフティニュース-2016年10月21日 09時42分

 日本人が沖縄を見る時の差別のまなざしがはっきり表れた表現だった。これは言った者と言われた者の個人的な体験ではなく、日本人と琉球人の間で起こった公的な事件だ。発言者が何をもって「土人」と言ったのかは分からないが、私たちは「『土人』なんかじゃない、同じ日本人だ」という反応はしてはいけない。それでは自らに降りかかる火の粉を降り払っても、差別構造自体は容認していることになるからだ。
 1903年の人類館事件の際、沖縄は「アイヌや台湾の人と同じに扱うな。私たちも日本人なのだ」と反応した。この113年間の歴史が示す通り、私たちが「日本人」となるため重ねた努力は何の解決ももたらさなかった。痛みや怒りと正しく向き合わなければ、差別を払拭(ふっしょく)できぬまま、私たちも差別者となる。
 私が「女のくせに」と言われたとき、「私は女なんかじゃない」と返すほど滑稽なことはない。少数派や弱者であることが問題なのではなく、少数派や弱者を差別する社会が問題なのだ。多数派や権力側に付くことに価値を置き、彼らに同化する必要はない。
 さまざまな人が共生するためには、少数派を差別する社会が悪いのだと認識することが必要だ。多数派の一部になることで得られるものはなにもない。少数派の人権が守られるよう働きかけることが私たちの役割だ。
(沖大非常勤講師)
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12182-shimpo379156/

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「土人」発言、鶴保沖縄相「間違いと言う立場にない」

2016-10-22 | ウチナー・沖縄
朝日新聞 2016年10月21日12時41分
■鶴保庸介・沖縄北方相
 (沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設現場で、抗議活動中の市民に機動隊員が「ぼけ、土人が」と叫んだことについて)これを人権問題だと捉えるのは、言われた側の感情にやはり主軸を置くべきなんだと思います。従いまして、県民の感情を傷つけたという事実があるならば、これはしっかり襟を正していかないといけないと考えています。
 ことさらに、我々が「これが人権問題だ」というふうに考えるのではなくて、これが果たして県民感情を損ねているかどうかについて、しっかり虚心坦懐(きょしんたんかい)に、つぶさに見ていかないといけないのではないか。我々が考えねばならないのは、発言をされた対象者の気分を害していますよ、と肩をたたいて言ってあげることが一番必要なのではないか。
 (「県民感情が損ねられているかどうかについて、まだ判断できないのか」との質問に)私は今のこのタイミングで、「これは間違っていますよ」とか言う立場にもありませんし。また、正しいですよということでもありません。自由にどうぞというわけにもいきません。従って今のご質問で、私が答えられるとするならば、これはつぶさに見ていかざるを得ない。(閣議後の記者会見で)
http://www.asahi.com/articles/ASJBP3VC4JBPUTFK00C.html

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社説 沖縄での暴言 無理解が分断を広げる

2016-10-22 | ウチナー・沖縄
毎日新聞2016年10月21日 東京朝刊
 沖縄を見下した言葉に心を傷つけられた県民は多いはずだ。米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事を巡り、大阪府警から派遣された20代の機動隊員2人が反対派の人々に対し、「土人」「シナ人」と暴言を発した。
 移設工事現場周辺には、東京や大阪など6都府県から数百人の機動隊員が動員されている。活発な抗議活動に対応するため、沖縄県警が応援を要請した。
 沖縄県の翁長雄志知事は「到底許されない」と憤り、菅義偉官房長官も「許すまじきこと」と認めた。坂口正芳警察庁長官は、同様の事案を起こさないことを約束した。
 ところが、大阪府の松井一郎知事は「表現が不適切だとしても、府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました」「出張ご苦労様」とねぎらいの言葉をツイッターに書き込んだ。
 隊員を擁護する内容であまりに軽率である。府警を管理する知事の認識としては極めて不適切だ。
 差別発言が許されないのは言うまでもない。それと同時に、米軍基地が沖縄に偏在することを当然視し、沖縄の痛みに鈍感な本土側の無理解という問題に目を向けなければならない。
 中国の台頭をにらんで国は、沖縄に基地の受け入れを迫る。しかし、普天間飛行場の辺野古移設を巡って沖縄の住民は選挙を通じて何度も反対の意思を示してきた。北部訓練場のヘリパッド移設についても、騒音被害などを訴えて反発している。
 そうした沖縄の対応が「国策に逆らう身勝手」と映るのか、沖縄の異議申し立てを認めずに、反感ばかりを強める人たちがいる。
 翁長知事が那覇市長だった2013年1月に、沖縄の全市町村の首長らが米軍輸送機オスプレイの配備反対を安倍晋三首相に訴えるため、東京・銀座をデモ行進した。
 その際に、沖縄の首長らは沿道から「非国民」「日本から出て行け」と侮蔑的な言葉を浴びせられた。沖縄と本土の広くて深い溝を痛感させる場面だった。
 沖縄の切実な訴えを「反政府」とみなすような感覚。そうした沖縄に対する無理解を翁長知事らは「構造的差別」と呼んでいる。機動隊員の発言もそうした構造を背景にしたものではないか。
 さらに今回の発言からは、特定の民族や人種への偏見に基づくヘイトスピーチにも通じる意識が感じられる。若い世代にそうした意識が広がっていないか心配だ。
 機動隊員による特殊なケースと捉えず、日本社会全体の問題と受け止めるべきだ。
http://mainichi.jp/articles/20161021/ddm/005/070/035000c

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土人発言「侮蔑的な意味知らなかった」 機動隊員に戒告

2016-10-22 | 先住民族関連
朝日新聞 2016年10月21日17時57分
 沖縄県東村の米軍北部訓練場ヘリパッド移設工事の警備中、抗議する人たちに「土人」「シナ人」などと発言した大阪府警の2人の男性機動隊員について、府警は21日、「軽率で不適切な発言で、警察の信用を失墜させた」として共に戒告の懲戒処分にし、発表した。府警が不適切発言で懲戒処分にしたのは初めて。
 監察室によると、男性巡査部長(29)は18日午前9~10時、「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。男性巡査長(26)がほぼ同時刻、近くで「黙れ、こら、シナ人」などと言ったという。巡査部長は10日、巡査長は11日から現地で警備にあたっていた。
 巡査部長は「(抗議する人が)体に泥をつけているのを見たことがあり、とっさに口をついて出た」、巡査長は「過去に(抗議する人に対して)『シナ人』と発言する人がいて、つい使ってしまった」と説明。2人とも「侮蔑的な意味があるとは知らなかった」と話した、としている。
 府警は同日付で2人を監督していた男性警部(41)も所属長口頭注意とした。
 高木久監察室長は「誠に遺憾。今後このようなことがないよう指導を徹底する」との談話を発表した。
http://www.asahi.com/articles/ASJBP4RX0JBPPTIL01K.html

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