森川成美さんが新刊をだされました。国土社からで、絵はおじょうさんの泉さんです。
親子でひとつの本を手掛けられるって、なんかいいですよね(*^_^*)
母と娘の関係というのは、微妙なもので、思春期のころからこじれることもあります。そこを描いた、児童文学の名作も数多くあるでしょう。
森川さんは、そこに遺伝子という言葉と、ジェンダーの視点をいれて、新鮮な現代的な作品を書き上げました。
東京は中学受験をする小学生がとても多い地域です。わたしが住んでいる国分寺もそう。
受験をするか、どうか、人生最初の大きな選択かもしれません。
主人公の紗矢は、転校生の亜麻理と仲よくなって、自分の価値観が親の影響をうけていることをしります。そして、亜麻理のほうもまた、自分の親子関係を考えだします。
ネタバレになるから詳しくかけませんがラストあたりに、ひとつの詩が紹介されています。これがすばらしい。
子育てする人、教育もする人に、読んでもらいたいと思いました。
そんなふたりの友情はどこにむかうのでしょうか。読んでみてください。
さて、この頃は、天気がいい、秋らしい日が続いています。
明日はひさびさの事業部の部会。神楽坂の事務局まで出向きます。こういう画面でなく顔をあわせる会議、二年ぶりぐらいでしょうか?
秋の一日講座のことや、来年度の文学学校について話し合います。
秋の一日講座、もうすぐ満員ってところまできました。でも、あと少しあいているので、今なら間に合います。
11/28 秋の一日講座 イタリア×大阪×東京 オンライン作家ライブ【受付中】|一日講座|講座|日本児童文学者協会ホームページ (main.jp)
令丈ヒロ子と、佐藤まどかの対談、なかなかない顔会わせですよ。