東北の魅力をぎゅっと凝縮して紹介する物語、東北6つの物語の第四巻、『東北スイーツ物語』が出版されました。
これは楽しいアンソロジーです。子どもたちも大好きなスイーツの物語だから。
福島の桃パフェ、仙台のずんだもち、庄内のからからせんべい、二戸のへっちょこだんご
秋田のバラアイス、弘前のアップルパイ
おいしそうなものが次々、お話しの中に登場します。
その土地に住んでいる人がかいただけに愛情たっぷり。東北にいないとわからないことも書いてあって、なるほど、そういうことかと知識もえられます。
田沢さんの作品、『へっちょはいだら へっちょこだんご』では、方言が紹介されていました。
「け」は「食え」でお食べなさいという意味、めは「うめえ」でおいしいっていう意味だとか。
へえー、そうなのかと思いました。
わたしの祖母は出身が栃木でしたが、「け」とかは時々つかっていたな。あれはなんでだったんだろう。
生きているうちに聞いておきたかったな。
今年は、ギリギリまでお仲間の多くの本が出版されています。読むのがまにあわないくらい。
来年になったら、協会の編纂本もでるみたい。
来年は本がよく売れる年になるといいなー。