赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

小浜ユリがおもしろい!

2012-06-18 08:51:09 | 日記
椋鳩十賞をとられた小浜ユリさんの作品を読みました。
受賞作の『むこうがわ行きの切符』とデビュー作の『時間割のむこうがわ』どちらもむこうがわがキーワード。わたしはデビュー作のほうが、よりおもしろいと思いました。
(どちらもポプラ社)

手法はファンタジーですが、ファンタジーらしさそのものを楽しむというよろは、それぞれの悩みの解決など、テーマは生活童話に近いものがあります。テーマ性を出した時、なぜ、リアルにかかないでわざわざファンタジーで書くの?といいたくなる作品もあるのですが(ファンタジーのアイディアがいかしきれてない時とか)、短編の連鎖がとてもうまいので、そんな疑問ももたず、小浜ユリワールドを楽しみました。次、どんなものを書いてくれるのか、次回作が楽しみです。

昨年は、児童向けの図書でも短編連作がとても多かったとか?
 大人の本でも多いから、それから流れてきたのか、それとも子どもも忙しいから、長い物語を少しずつ読みこむよりも、少しずつ読んでも満足感が得られるこの形がよかったのか? どちらにせよ、この流れは、もう少し続く気がします。
わたしも挑戦してみたいものです。


昨日 ツバメの巣を見つけました。元気にそだってほしい。烏なんかにまけちゃダメだよ。

我が家のまわりでお花見

2012-06-15 09:00:53 | 日記
紫陽花がきれいです。我が家のまわりは住宅街ですごく広い庭があるというわけではないのですが、みなさん、丹精こめてお花を育てています。その花たちが競いあうように、咲いています。  

6月30日の講演会のことが市報に掲載されました。PTAなどでいっしょに働いた友人たちがメールをくれます。なんだかどきどきしてきました。
当日はスライドをつかって、お話しの読み聞かせをしたりします。児童文学にすごく詳しい方向きというより、大人のお話し会の延長のような楽しい会にしたいと思っています。だから、講演会という堅苦しい名称になってしまいますが、気軽にちょっとのぞいてみようという思いで来てください。



『ピアスの星』くもん出版は、図書館でも借りれますが、国分寺南口の絵本屋さん「おばあちゃんの知恵袋」でも、置いてくれてます。

雨の日も快適に

2012-06-13 08:18:02 | 日記
昨日は、衝動買いをしました。観葉植物にこけでかためたキュートなワンちゃん。

大人気で、すぐなくなっちゃうよといわれて、とびついてしまいました。
玄関においたら、かわいい~。雨の日も快適になりそう。

先日、編集者さんから今、はやっている乳幼児向け絵本をおしえてもらいました。
山岡ひかるさんの『おかあさんのパンツ』アイディアがおもしろくて笑えます!



赤ちゃん絵本もいっぱいでていて、知らないこと多いな~と実感。最近わたしの周りではお孫さんができた方が多く、機会があったらプレゼントしようかな。
赤ちゃん向けのものって、なぜかプレゼントしたくなちゃうのです。それも、赤ちゃんの魅力でしょうね!

日本でよっつの恋の駅

2012-06-12 08:08:34 | 日記
わたしの最寄り駅は「恋ヶ窪」駅で西武国分寺線という私鉄です。
住所も恋ヶ窪とつくので、すてきな名前だねといわれることがよくありました。
そして、この前、駅に行ったら、な、なんと、日本でよっつの恋の駅プロジェクトが始まったというポスターがはってありました。

恋という字がついた駅が日本で四つしかないというのは、少なすぎる気がしました。その恋がついた駅をもりあげようというプロジェクトですが、我が家の家の近くの恋ヶ窪駅はほんとうに小さくて、なにもない駅です。
なにもないといっても、北海道の駅のように緑豊かなのどかさもなく、ひっそりとした住宅街。おしゃれなお店も、名物もありませんし、ポスターにのっている公園も、どちらかというと西恋ヶ窪の近くにあります。
わたしも国分寺駅を使うほうが多いのは、まわりに買い物できるお店がないこともひとつ。でも、このひっそり感。今の時代には貴重かもしれません。

そんな心配を抱かせるプロジェクトですが、ガチャポンで売り出された恋ヶ窪キーホルダー300円は早くも売り切れ。わたしが買おうとしても買えませんでした。それなのに、人気がでてるのかも。売り切れだとほしくなるもの。次はぜひ、買いたいです。
作家の東川篤哉さんはこの近くに住んでいるという噂もありますので、どうか一度はおりてみてください。

今日は、30日の講演会のことで、近くの図書館に打ち合わせです。図書館の方は、とても熱心で親切に対応してくださるので、心強いです。

おばあちゃんの知恵袋とアイヌ刺繍

2012-06-09 15:13:05 | 日記
昨日は、ひさしぶりに国分寺の絵本のお店、おばあちゃんの知恵袋を訪れました。自分の講演会とおはなしエンジェルのちらしを置いてもらいたいと、ずうずうしい願いをかかえて行ったのですが、店長さんはやさしくむかえてくれました。(写真、入口を中から撮りました)


このところ、おばあちゃんの知恵袋は、たくさんのワークショップや、フリーマーケットで、地域の若いおかあさんたちが集うスペースになっているようです。近くに矢島助産院という有名なところがあることから、ベビーマッサージやわらべうたの会が人気のもよう。絵本の読み聞かせも大変活気あるようで、写真も見せてもらいました。


いろいろ話しているうちに、ワークショップのひとつ、アイヌ刺繍のことへ。
すると、店長さんは一冊の絵本をとりだされました。宇梶静江さんというアイヌの方が刺繍で描かれた絵本です。 素朴で力強い図案が印象的なアイヌ刺繍。時間があったら、わたしもやってみたいですが、今はとても無理です。
手仕事のもつぬくもりと、ひと針ひと針にこめた思いのようなものが、たちあがってくるような絵本です。みなさん、どこかで見かけたら、ページをめくってみてください。
ちなみに、宇梶静江さんは、タレントの宇梶剛士さんのおかあさんだそうです。

話に夢中になるわたしたちを、お店のすみのぬいぐるみが、「よくしゃべるな~~」という顔でみていました。