赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

市民ミュージカル

2016-03-19 08:25:39 | その他
今日は友だちが市民ミュージカルに出演するので、仲よしで見に行きます。
市民ミユージカルというのは、プロの方にまじって、市民からの公募で集まった人たちも出演するというもの。
もちろん、何日も練習されます。
こういう参加型が今、流行っている感じがします。
受け身だけでなく、参加して楽しむというもの。
プロではないのですが、それなりの年齢の方が出演すると、友だちつながりでチケットもけっこうさばいてくれるので、会場はいつもいっぱい。わたしも年に数回、友だちと楽しむいい機会になっています。

いやーー、人生を楽しもうと、子育て終わった中高年は元気ですよ。子守なんてしてられないって人がいっぱい。「保育園に入れなかったら、見てもらえますか」とお嫁さんにいわれたという友人。
「わたしの自由な時間は、どうなるのかしら?」と返答したとか。
世の中、平和にするために、保育園入れない人をぜひ、なくしてほしいです。

さて、先日、理事会がありました、児文協も70周年に向けてみなさんがんばっています。
今はなかなか本が出ぬくい時。そんなおり、少しでも公募をつくり、チャンスをひろげようと、苦心されています。
そんな中、新しいイベントも。
ブックハウス神保町という絵本屋さんでの自作を語る時間をつくってくれました。切磋琢磨して書いても、なかなか読み手に届かない、届いた感じを受けないという作家たちが、読み手をつながれる時間をつくろうということで、木村研さんなどががんばって交渉してくれました。
自作を語る
時間がある方、ぜひ、行ってみてください。
大きなクマが絵本を読んでくれるとてもステキな絵本屋さんです。

今日は雨。
緑を増やす春の雨ですね。
我が家の鉢植えも元気になってきました。バラも芽吹いています。
↓は、ホワイトデーに買ってもらった植え込み。

↓は、ほっておいたら、咲いてくれた水仙.


これで花粉症さえなければ、春はいいのにな。

牧野節子さん、新刊『サイコーのあいつとロックレボリューション』

2016-03-16 06:40:02 | その他
花粉、まっさかりで、ユウウツなこの頃。

牧野節子さんが新刊をだされました。
『サイコーのあいつとロックレボリューション』

横浜の風景、青にすき込まれていきそうな、ふたりの少年。とても魅力的な表紙。

ストーリーも牧野節子さんが愛してやまないビートルズ愛であふれています。なんとポールマッカートニーのコンサートに行く場面も。
章のタイトルも、ビートルズの楽曲のタイトルにしています。

実はわたしもビートルズが大好きで、四人の中ではポールが好き。
牧野節子さんとお会いしたときは、その話で盛り上がりました。先日もポールのコンサートがよかったというお話しも聞いていたばかり。
その牧野さんの『好き』をぎゅっとつめたような、ステキな作品です。

ロックが大好きで、夢を思いうかべる暁。
夢なんてもってもしかたないと、クールな光る。そのふたりの出会いとぎこちない友情をロックのビートとともに書き上げています。
ふたりのキャラがくっきりと映像で浮かんできて、ドラマにしてテレビでやってほしいようなストーリーです。

牧野さんは日大の落研にいたという落語好き。
また、映画を愛し、お笑いの若手の追っかけをしてと、『好き』の引き出しのとても多い方。そこが魅力です。牧野さんの「童話の書き方」などを読んでも、それを感じます。

ビートルズが好きな方、これは、おすすめです。文章の合間から、『レットイットビー』が『ヒア・ゼア・エンド、エブリホエァ』が聞こえてきますよ。

わたしもひさしぶりに『アビィロード』のアルバムを聞きたくなりました。(*^_^*)

今日は花粉とびちる中、母のところへ。
明日は児文協の理事会です。





『ガラスの壁のむこうがわ』せいのあつこ 国土社

2016-03-11 08:50:15 | その他
雨だと花粉が楽で、ほっ! 救われた!って感じ。こわいのは来週の気温上昇だな。

さてさて、会報部でごいっしょしているせいのあつこさんが、このたび、デビューされました。出版社のごたごたで、のびのびになっていた出版。さぞ、待ち遠しかったことでしょう。心からおめでとうといいたいです。



友だちがうまく出来ないわたし。その由香から見た心象風景を独特の繊細で叙情的な言葉で表していきます。
好き嫌いは分かれそうですが、わたしには、そこがまず魅力的。

そして、一番すきな場所
……いじめる人は悪い人で、わたしはいつもいじめられる人だから悪い人ではないはずだった。
中略
同じだ。

なかなか自分にひきつけて物事を考えられないけれど、由香はいさぎよく、それをします。美しく個性的な由香の心象風景に加え、不器用だけど、ぶれない由香のきれいな心も、この本の魅力でしょう。

せいのさんは、一番新しく会報部に入られて来られたことになります。静かで、口数も多いほうではないのですが、独特の存在感をもっていらっしゃって、それは合評会の時にも現れていて、上っ面ではなく、真摯に向かっていこうという姿勢はとても好感度が高く、仕事も、せいのさんにまかせておけば、なんとかなると思ってしまいます。

そして、児童文学を書くことの情熱はすごく勉強家。こっちが話すことを、吸い取るように聞いていきます。
森川成美さんのサイトにも、この本の紹介が出ていたのですが、そこを読むと、よくせいのさんを表しているなって思います。

「恥ずかしいことを書け」と高橋秀雄さんにそう教わったんですよっと、いつもおっしゃる せいのさん。
宇都宮童話会をやってる高橋秀雄さんは、せいのあつこさんのデビューが、もう、うれしくて、しょうがないと、はしゃいで、うかれています。そうですよね。仲間がデビューしていくのは、うれしいですよね。
まあ、デビューをお祝いしていたら、すぐにライバルになっちゃうかも。(^_^;)

けど、いつもがんばっているせいのさんを見ていたら、それもいいか、わたしもわたしでがんばろうと思えます。
さーて、この春は、仲間のいいことがたくさんありそう。
目がしょぼしょぼしていますが、今日も原稿と格闘しよう、そう思わせてくれる仲間のデビューでした。


クリスマスローズ

2016-03-10 08:53:53 | その他
鼻がぐちゅぐちゅ、目がかゆかゆ。
花粉症まっただ中で、頭がぼうっとしている今日この頃です。最悪。早く、終わってほしい。

さて、そんな中でも雨の日は、花粉が少ない。
なので、新しくオープンしたジュンク堂立川店に行ってきました。広い店内。図書館みたいにずらっと並んだ本棚。広い店内ですね。

そこで、水晶玉も置いてありました!うれしい!←めったにないことで、すみませんm(_ _)m


注目作、『まく子』もあり、思わず買ってしまいました。作者が書いたという表紙の顔に妙に力があり、手がのびてしまいました。

大型本屋は増えて、立川は本の街のようです。でも、子どもは6階にある本屋までは来ないでしょうね。

さて、待ちに待って、肥料などをたしていた、クリスマスローズがやっと咲きました。

  

これが咲けば春が来ます。もうすぐ。もうすぐ、花粉も終わってほしい。

『マンガでわかる ビブリオバトルに挑戦!』さえら書房

2016-03-06 19:06:15 | その他
花粉で頭の中がくしゅくしゅです。

ビブリオバトルの本を出されて、普及にがんばってらしゃる粕谷さんが、今度、マンガで読める形の本をだされました。

『マンガでわかる ビブリオバトルに挑戦!』 マンガ 沢音千尋 文 粕谷亮美


好きな本を知ることは、その人を知ること。
人を通して、本を知ること。
つながりをつなげること! なんですね。それが、よーくわかって、マンガが予想以上におもしろかったです。
ぜひ、学校の先生など、読んでほしいな。


この本をだされた粕谷亮美さんは、ながらく無店舗書店サンタポストをやってらっしゃいました。
それが、このたび、閉店されるそうです。
取り次ぎ書店さんが倒産されてしまったそうで、突然のことだとか。
本の回りが、どんどん代わっていってしまいますね。
人の手で本を渡していく本屋をされていたサンタさんが、ビブリオバトルに場所を移して、また、本で人と人をつないでいくお仕事をされているのは、なんだか運命のような……。

わたしは、サンタポストさんが知り合い、同人誌ももたろうの編集を手伝ってもらうことになりました。そう、同人誌ももたろうには、なくてはならないサンタポストさんです。今も春に出すももたろう44号の準備をしてもらっています。これからも、編集の手伝いなどは、されていってくださるそうです。

そんなサンタポストさん

春に高尾でイベントをするそうです。3月26日から。

粕谷さんは癒やし系笑顔の持ち主。
あんなにおだやかに笑う人をわたしは他に知りません。
わたしも平日ですが、その笑顔に、会いに行こうと思ってます。