「85歳超えの退役海女たちは、後進の若者のために潜った海の海図作成に余念がない。カジメやアワビ、海底に突き刺ささる戦時の沈没船、水産大学校出の孫や嫁からきく天皇海山列と春の七草海山……円熟した作家による老女と潜水艦の異色冒険小説。」
以前に読んだ本の姉妹本の気がしましたが・・、2年前「飛族」を読んでいました。
「昔からこの辺りの浜では女が八十五の齢を迎えると、倍暦というて齢を倍に数える習わしがある。爺にはない。」・・、身体も脳も劣化が進む身には、これから先がいつまであるか分からないが・・、年長者がどの様に全うするかは気になる所ではあります。
(21/07/20画像借りました。)